ヨガで使われている手の形で「スーリヤ・ムードラ」というのをご存知でしょうか?
薬指の爪を親指で覆いかぶせるように手の形を作ります。
これをすることにより新陳代謝を上げ食欲を抑え消化器官の働きを助けると言われています。
ヨガにはこの様な指や手などの形により効果を得られるとされているものが数多くあり
指ヨガなどと言われ本や動画なども最近ではたくさん増えています。
様々な手のポーズがあり、それぞれに名称や異なる意味を持っていて
「〇〇・ムードラ」というふうに後に”ムードラ”と付きます
胸の前で合唱をするナマステの挨拶の簡単なポジションのものから
両手を使って指を複雑に交差させ作るものまで様々なムードラがあり
このムードラにより体の中と外に流れてるエネルギーをコントロール出来ると信じられています。
インド舞踊をテレビや現地などでご覧になったことのある方もいると思いますが
インド南部の伝統舞踊のあの手の動きもムードラで500以上の身体表現や顔の表情で物語を伝えています。
そんなムードラ、遠い異国のものだと私自身も思っていたのですが
日本のお寺の仏像もムードラをかたどってるのだそうです!
確かに不思議な手のポーズだなと思ったことがありましたがムードラのポーズだったんですね〜
お寺といえばお墓ですが子供のころ肝試しやお墓の側を通る時に
親指を他の指で隠す様に握って拳を作るという迷信なようなものは皆さんの周りにはありましたか?
私は九州の出身なのですが
子供がお墓の側などを通る際に怖がっていたら親指を隠して落ち着いて通りなさいと言われていました
この親指を隠すのもムードラのポーズにあり
効果としては精神をリラックスさせ、呼吸菅の働きを助けるというものなのだとか
なるほど、そういう意味で親指を隠せと言われてたんだなと今わかりました
意外なところで伝わっていて知らず知らずのうちにムードラをやっていたのには驚きましたw
体全体を使うヨガと違って、手・指でおこなうムードラ、どこでも出来るので色々と試したいなと思ってます
また良さそうなムードラがあったらこちらで紹介したいと思います。
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