今週、63歳という若さで西城秀樹さんが亡くなりました
お悔やみ申し上げます。
この脳梗塞、推定患者数は約92万人で年間7万人が死亡している病気。
命が助かったとしても深刻な後遺症を残す病気です。
夏は、実は冬と並んで脳梗塞を発症しやすい季節だそうです
今回は、脳梗塞の兆候や、どんなことが原因になって発症リスクが高まるのかについて調べてみました。
ラクナ梗塞
比較的細めの血管の詰まりが原因で起こります。
近年減少している病気と言われていますが遺伝子上、日本人に最も多いと言われています。
糖尿病や高脂血症などを患ってる方は発症リスクを高めてしまうと言われています。
アテローム血栓性脳梗塞
頸動脈などの太めの血管の硬化が原因となって起きます。
本来、欧米人に多い脳梗塞ですが近年日本の食生活も欧米化が進み日本人の発症も増えてきています。
心原性脳梗塞
心臓や、頸動脈などにできた血栓が血流に乗って脳に運ばれることにより起こります。
脳梗塞の15%〜20%が心原性脳梗塞だと言われています。
どの脳梗塞も血管が詰まると周囲の細胞が死んでしまいます。
脳梗塞の特徴の一つとして
先ほどまで出来ていた事が突然出来なくなるというものがあります。
つまり、『ここ何週間(何日)様子がおかしい』『以前から体調が悪かった』というサインを見極めにくいのが厄介という事です。
『FAST』
・Face(かお)
・Arm(腕、手)
・Speech(言葉)
・Time(時間)
『顔の歪み』『手の麻痺』『言語的な障害』などの変化が見られたら『できるだけ早く』病院で診てもらうという『FAST』というのを順天堂大学のト部貴夫先生が推奨しています。
判断と対応の早さがカギになります。
症状
・呂律が回らない
・言葉が出ない
・人の話が理解できない
・片側が痲痺したり、痺れたりする
上記のように手足の麻痺や、呂律が回らないような症状が一時的に現れることがあります
これは、しばらくすると症状が改善することもありますが、1〜2日後に脳梗塞に発展する危険も高いようです
一時的に治ったとしても、同じ症状を繰り返す可能性もありますし、症状が現れる部分に何らかの問題を抱えている可能性も高いので、少しでもおかしいなと感じたら、ためらわずに医者に診てもらうことをお勧めします。
脳梗塞の原因になりやすい生活習慣
・喫煙
・運動不足
・暴飲暴食
・ストレス
何でもそうですが度を超えると体に毒になります
食べ過ぎ飲み過ぎ、働きすぎ、ストレスの溜め過ぎ、運動しなさ過ぎなど生活習慣を見直す必要があります
一度脳梗塞や生活習慣病を発症してまうと生活習慣にかなり制限させられることになってしまいます・・・
健康な人には問題のない行為に制限をかけられ好きなものも好きに食べられなくなることにもなりかねません。
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