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プロフィール

kentathu
食べ歩きとビールが大好きな中年の俺☆趣味は出張先での食べ歩き&お酒・温泉です。       日本国内ですが、ここ3年で北は北海道 南は広島へ行きました。最近はクーポンを利用して運動と健康それに格安グルメを堪能しています。
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2012年01月20日
昔のブログ( 林檎の物語 )より

長文 になりますので
時間がない人はパスして下さい。

移転2作目は
コブクロの蕾 です。

♪〜 蕾 〜♪
(パソコンの方はCtrlキーを押しながら下記画像をクリックして下さい。曲が流れます)

♪ コブクロ

Aくんより


遅い反抗期だったと思う。

中学生まで親に逆らわず良い子だった俺が、高校生になり急に親に反抗するようになった。

母親には罵声を浴びせ、家に帰らない日々が続いた。

高校卒業と同時に家出同然に実家を出た。

最初のうちはそれでも住所くらいは伝えていたが、住所を何度か変えるうち

いつの間にか両親との連絡は一切途絶えてしまっていた。


唯一電話番号を教えていた(それでも一切連絡のなかった)弟から電話が来たのは、

俺の彼女のお腹に子供がいることが判明した今年2月の事だった。



母が倒れたと言う。



両親に対する反抗心はもうなかったが、いまさら帰るのは正直億劫だった。

母が深刻な状態などとは思ってもいなかった。

それでも行く気になったのは、彼女を紹介しようと考えたからだ。


母親が亡くなったのは、翌日俺たちが高速道路を走っている頃だったらしい。


久しぶりに会った親父はひどく小さな背中をしていた。


相変わらずの無骨な声で、「よう」だか「おう」だか一言発しただけだった。

母は俺の記憶とは全く違う老いた顔で、それでも安らかな表情で眠っていた。

涙は出なかった。

葬儀も終わって一週間位たった頃、親父から俺宛にひとつの段ボール箱が届いた。


中身は父の無骨な字で書かれた「母さんの形見だ」というメッセージと大量の手紙、

そして、ひとつの指輪だった。


百通以上はあろうかという手紙は、すべて母が俺に宛てて書いたもので、

俺が家を出た頃から書いていたらしい。母らしい丁寧な字で

ひたすら俺のことを心配する、そして自分の不甲斐なさを俺に詫びる内容だった。

それらの手紙は、親父らしからぬ几帳面さできちんと順番に梱包されていた。



同封されていた指輪にも一通の手紙が添えられていた。

「この指輪は、私のお母さん、つまりあなたのおばあちゃんの形見です。

私が結婚するときにもらったものです。あなたにいい人ができたら、

この指輪をプレゼントしてあげてください。私の両親や私たちのように、

幸せな家庭を築いてください。」


俺は指輪と手紙を彼女に渡して、黙って寝室に行った。

しばらくして彼女が真っ暗な部屋に入ってきて、

俺の背中に背中を合わせて座った。すすり泣いていた。

その時、「あぁ、泣いてもいいんだ」と思った。涙が出てきた。止まらなかった。


母さんごめんな。そしてありがとう。

生まれてくる娘の名前には、あなたから一文字頂きます。

あなたに返せなかった愛情を、そのぶんこの子に与えられるように。

そして、あなたの優しさや強さをこの子に伝えるために。


♪〜 蕾 〜♪

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Posted by kentathu at 20:56 | Muzic | この記事のURL
2012年01月17日
全力少年
昔のブログ( 林檎の物語 )より移転します。

心に伝わるback Music として
記事を書いてきました。
脱線は当たり前ですが。
長文 になりますので
時間がない人はパスして下さい。

移転1作目は
スキマスイッチの全力少年 です。

♪〜 全力少年 〜♪

♪ スキマスイッチ


Z君より

僕は小さい頃に両親に捨てられて、いろいろな所を転々として生きてきました。
小さい頃には「施設の子」とか「いつも同じ服を着た乞食」とかいろんな事言われました。
たまに同級生の子と遊んでいて「○○君の家に行こう!」とかなっても、
僕が遊びに行くとそこの家のお母さんが
「○○君と遊んではいけないっていったでしょ!」
とそこの家の子供を叱ってる声が聞こえ、僕を汚い物を見るような目で
「○○は今日遊べないの・・」というようなことが日常茶飯時でした。

僕は弱い人間なので、そんな事が重なるうちに独りでいる事が一番傷つかず、
一番楽なのだと思いました。
けど、僕にも言いたい事は一杯あった。
汚い服、同じ服着ていても僕は、僕は人の物盗ったり、傷つけたりはしてない。
両親はいないけど、僕にはどうする事もできないんだよ!
僕だっておとうさん、おかあさんが欲しいんだよ。

僕はなるべく人と接しないように生きてきた。自分の精神、心を守る為にそうせざるを得なかった。
独りで生きていく、誰にも迷惑をかけずに・・・
高校に進学した時だった。朝学校につくと僕の机に「死ね」「乞食」「貧乏神」「親無し」等
あらゆる悪口が書かれていた。
僕は目の前が暗くなった。僕が何かしたのか?僕がなにか・・・・ただ立ち尽くすのみだった。
その時僕の目の前から机が無くなった。
クラスでも人気者のYが僕の机をかかえあげていた。
僕は机で殴られるのかと思い、目を閉じた。

「いくぞ!」
とYがぶっきらぼうにいい廊下に出て行く。
僕はあとに従った。
Yは技術室に行き、紙やすりで僕の机の落書きを消し始めた・・・・


Yはただ一言だけ「つまんない事に負けんなよ。」と言い。


黙々と紙やすりで落書きを消している。
「放課後もう一回ここでニス塗ろうぜ。そしたら元どおりだ。」
といってにっこり笑ったYを見て僕は泣いた。
Yは照れ笑いをしていた。

Yは6月に結婚する。
君がいなかったら今の僕はいない。
恥ずかしくて面と向かっては言えないけど、幸せになって欲しい。
そしてこれからも親友でいて欲しい。
今まで本当にありがとう。

僕も全力で生きていく。
心から結婚おめでとう。






全力少年

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