あれこれ15 隣のベッドのおばあちゃん
入院している時、病室は4人部屋でした
入院中、その部屋の患者さんは、何人か入れ替わりがありましたが
どの方も高齢の方ばかりで、けろけろりんが一番若いくらいでした
さすが、入院前に看護婦さんが
「けろけろりんさんは、若かいから大丈夫!」と
言ってくれた意味が分かるなぁーって感じで、
60代から80代まで、うるわしき乙女ぞろいでありました
特に、私のすぐ隣でベッドを並べていたのは
80歳のおばあちゃん
このおばあちゃん、あんまり他の人とコミニケーションを取ろうとしない方で
どんな事情で入院して来たのか、初めはわからなかったのですが
親戚の方とか、みえて、話しているのが聞こえてくると
どうやら、先月、片足の人工股関節の手術をしたばかりなのに
止めてあったボルトが外れちゃったのか
脱臼しちゃったのか、良く分かりませんが
なんせ、再手術の為に入院してきた様です
隣で聞いていて、えーーーっ
私もそんなふうになちゃうんじゃないでしょうねっ
って、ドキドキしながら聞き耳を立てておりました
やがて、そのおばあちゃんの再手術が終わり
無事、病室に戻って来ました
ところが、カーテン一枚挟んで、ベッドがくっついて並んでるもんだから
夜中に聞こえてくるんですよねぇ
「痛いよぉー・・・・痛いよぉー・・・・」
それでなくても、寝返りが出来なくて
術後の足がパンパンで痛くて寝苦しいのに
その、耳元でささやくような、おばあちゃんの痛い痛い攻撃に
余計に眠れなくなっちゃって
こっちまで痛みが倍増しそうでしたよ・・・・(´;ω;`)トホホ・・・
しかし、カーテン越しにおばあちゃんの
ゴソゴソ動く様子が、伝わってくる事、このうえない
おばあちゃん、そんなに術後すぐ動けるものなのぉ
わたしゃ、身動き一つ出来なかったぞな・・・・っ
元気もりもりだなぁ、おばあちゃん・・・・って思ってたら
おばあちゃん、わっさわっさ動き過ぎたのか
術後、間もなく、様子がおかしいってんで
再びレントゲンを撮ってもらってましたよ・・・で・・・・・
な、な、な、なんと・・ ・
また、また、外れちゃってる様子
えぇーーーーーーっ この前、再手術したばかりじゃん
聴いてるこっちまで、心配になっちゃうじゃないのぉーーーー
おばあちゃん、ふたたび再々手術になるようですぅーーー( TДT)
ひゃあーーーーーー・・・・・
おばあちゃん、痛い痛いって、動きすぎだよぉーーー
ホント、気の毒に・・・・
で、おばあちゃんは、私の入院中には2度目の手術の予定が立たず
私が、退院してから、再々手術を受けた様です〓
検診の時、リハビリの先生にお会いしたので、チラリと聞きました
その後、もう一度病院へ行ったとき
乳母車をせっせと押す、そのおばあちゃんの元気な姿を
遠くから、見ることが出来ました
おばあちゃん、良かったですなぁ・・・・・元気になって・・・(-^口^-)
高齢になると、自分の骨ももろくなっちゃって、
逆に、怖いよね・・・・って思ったけろけろりんでございます(*´ω`)
将来の事考えて、カルシウムたくさん摂って、自分の骨、丈夫にしておこう・・・・・
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