今日は 「株式会社」 について学んだ
個人で事業をする場合、その 元手は全部自分の資金 となる
でもそれだと大きな額を用意できないし、するにしても時間がかかる
そこで 「株式」 という証券を発行し、株式を買ってもらったお金を元手(→資本金)にして
事業を行う会社を 株式会社という
例えば一株10で100人に買ってもらったとすると仕訳的には
(普通預金)1000 (資本金)1000
となる
株式投資というのは要するにこの 株式を買って企業にお金を出してあげることのことをいう
株式はたくさんの人に買ってもらう必要があるため、買った人皆が会社のあれこれを考えていては収拾がつかなくなる
そこで会社の 経営はその道のプロ 「取締役」におまかせする
つまり株式会社というのは 経営者 と 出資者 が異なるのが特徴といえる
そうなると会社の事業がうまくいって利益が出たとしても全部会社のものというわけにはいかない
出た利益の一部を株主に還元する必要があり、これを 「配当」という
配当を支払うためにはまず、収益から費用を除いた 「当期純利益(または当期純損益)」を資本 (繰越利益剰余金)に振り替える必要がある
(損益)1000 (繰越利益剰余金)1000
この剰余金のうちいくらを配当に回して、いくら手元に残すのか、いくら積み立てておくのかといったことを決めなくてはならない
これを 剰余金の配当と処分という言い方をする
(処分というとなんか捨てそうなイメージがすごい)
もちろんこれにも株主の承認が必要で、承認後それぞれの使い道に繰越利益剰余金を振り替えていく
(繰越利益剰余金)550 (未払配当金)500
(利益準備金)50
こう考えると株式投資ってほんとお金に働いてもらうって感じがするな…
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