今日は銀行口座の 預金の種類 とそれぞれの仕訳について学んだ
大学時代、バイト代や給料を振り込んでもらう口座を指定するときに、銀行名、支店名、口座番号とともに聞かれる
普通預金?定期預金?
当時はきちんとわかっていなかったので 毎回自信なさげになんとなく普通預金を選んでいた思い出がある
まず預金と名の付くものは基本的に 資産 であり
仕訳的には 増えたら左(借方) 、 減ったら右(貸方) に記入する
それでは早速預金の種類について
・ 普通預金
こいつは我々のような 一般庶民が最もよく使うであろう預金口座の種類
その特徴は
いつでも引き出せて、いつでも預け入れられる
こと
普通預金口座に現金100円を預け入れたときの仕訳は
(普通預金)100 (現金)100
となる
・ 定期預金
こいつの特徴は
満期時のみ引き出し可能
なこと
どういうことかというと定期預金口座には 1か月から10年の間の預入期間(あずけいれきかん)が設定されており、その期間が終わらない限り引き出すことが原則できない
その代わりに 金利が少し高めに設定されている
と言ってもメガバンクの普通預金の金利が 0.02% 程度に対し定期預金の金利は 0.025% 程度とほぼ誤差
マイナス金利解除に伴ってこれから金利も少しは上がるだろうがたかが知れているだろう
円預金だけでは インフレに負けて価値が目減りしていく のは明らかなので 新NISA は積極的に活用していきたい
(閑話休題)
定期預金口座に現金100円を預け入れたときの仕訳は普通預金同様
(定期預金)100 (現金)100
となる
・ 当座預金
こいつは銀行と当座取引契約を結ぶことで口座を開くことができる
特徴はなんといっても
引き出すには小切手が必要
なことだろう
当座預金に現金100円を預け入れたときの仕訳は他の預金同様
(当座預金)100円 (現金)100
だが、買掛金100円を 小切手で払った とすると
そのときの仕訳は
(買掛金)100 (当座預金)100
となる
このときの自分で振り出す小切手のことを 「自己振出小切手」 という
ややこしいのが仕訳の処理において
自己振出小切手 → 当座預金
に対して
他人振出小切手 → 現金
となることだろう
他の特徴として 当座預金には金利がつかないことも挙げられる
小切手を使って取引するとなると
やっべ、当座預金以上に払っちゃった…
という場面も出てくるだろう
そういった時も銀行と 「当座借越(とうざかりこし)契約」 を結んでおけば一定額までは取引不可にはならない
面倒なのは決算日まで 払い過ぎ状態(貸方残高)のときで、不足している当座預金分を「 当座借越」という負債に振り替える必要がある
仕訳だと
(当座預金)20 (当座借越)20
といった感じ
さらに面倒なのが振り替えた翌期首にこれと逆の仕訳をする必要があるということだ
(当座借越)20 (当座預金)20
これを「再振分仕訳」という
面倒くさすぎるだろ…
預け入れて引き出すだけ
うん、お前確かに普通だわ
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