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2019年04月24日

ドリップコーヒーのドリッパー

ハンドドリップでたてるドリップコーヒーは、淹れたての香りを楽しむことのできる贅沢な一杯ですよね

コーヒーの味わいはドリッパーの種類によっても変わるのです。

コーヒードリッパーとは、コーヒーの抽出するための器具のひとつです。

綿製や紙製のフィルターをドリッパーの内側にセットしてコーヒーを抽出する道具です。

代表的なメーカーとしてはメリタ・カリタ・コーノ・ハリオなどがあります。


メリタのドリッパーは、1つ穴で台形の形をしています。

抽出量が一定で味のばらつきが少なく、誰でも簡単においしいコーヒーを淹れることができます。


カリタのドリッパーはメリタと同じく台形の形をしています。

違いは穴が3つあることです。

なので、御湯を注ぐ速度によって抽出時間と味の調整ができます。

1つの穴が目詰まりしても他の2つで補えることから、粉の粒度や、焙煎度合いのばらつきもバランスよく調整することができます。

コーノのドリッパーは、大きな1つ穴で円錐形をしています。

湯の量や注ぐ位置により味を調整でき、お湯を注ぐ速度で風味を変化させることができます。


ハリオのドリッパーは、コーノと同じように大きな1つ穴で円錐形をしています。

湯の量によって抽出量が調整できるので、味の変化をつけることができます。


このように、メリタやカリタのような似た形状であっても、穴の数が違うだけでコーヒーの味わいに違いが現れます。

1つ穴は湯の対流時間が長いので、コーヒーの味を濃く抽出することができます。

3つ穴の場合は湯が早く落ち、あっさりとしたコーヒーになる傾向にあります。

コーノやハリオは、ペーパーフィルターの先がドリッパーからはみ出る形状になっており、ネルドリップに近い味わいになります。


また、リブの違いでもフィルターとドリッパーの間の空気の流れを変え、湯の速度や抽出量を調整できるようになっています。

湯を細くゆっくり注ぐと濃くなり、太く早く注ぐとあっさりとした味わいになります。

ドリッパーとフィルターは同じメーカーで揃えて使用したほうが、よりメーカー別の特徴が楽しめます。


ドリッパーの材質には、プラスチック製・金属製・陶器製・ガラス製などがあります。

金属製は熱伝導が良いのが特徴ですが、陶器やガラスのものでも温めてから使用すれば機能的な差はありません。


プラスチック製のドリッパーは扱いやすく、夏でも冬でも温度の影響が受けにくいです。

とはいっても、コーヒーは抽出中の雰囲気なども楽しみたいものですよね。


ハンドドリップで淹れてくれるカフェで下見をし、実際に自分で使ってみることが一番です。


まずは、普段使っているマグカップに合わせて購入してみてはいかがでしょうか?





posted by kloudy at 15:14| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー
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