2017年05月13日
フォステクス限定販売ユニット FE88-Sol 高級8.5cmフルレンジスピーカーユニットについて
Fostex(フォステクス)
から、故:長岡鉄男氏 設計の
バックロードホーン スピーカー向けに開発された
「FEスーパーシリーズ」 では珍しい 8.5 cm口径 の
限定高級フルレンジユニット が発売されました。
『 FE88-Sol 8.5cm口径フルレンシユニット』
● 価格 ¥12,000+消費税/1台 ●発売予定:2017年2月中旬
● 限定 3,000台
Fostex限定販売 、 8.5 cm口径 ダイキャスト製
ユニットフレーム 採用のユニットは 『FE88-Sol』 と
同類の仕様 で開発された、その オリジナル に 相当 する
「FE88ES-R」 と、
バスレフ型向け 純マグネシウム振動板 採用の
「MG850」 の2モデルしか過去に発売していませんでした。
そのような非常に珍しい口径を 『FE-Solシリーズ』 で
発売したのはスピーカーシステムの 小型化 が
完全に定着 してしまった 現代 では
16 cm口径以上 の フルレンジユニット は、
大き過ぎ て 人気 が なくなってきた 、
ということなのでしょうか?
珍 しい と言っても 『FE88-Sol』 のオリジナル
「FE88ES-R」 は 8.0cm口径 フルレンジユニットの
特徴 になる 高 ・ 中 音域 の 高 音質 を 維持 しつつ、
欠点 となる 低 音域 の 再生 不足 を 補う ために、
ユニット口径をギリギリに小さくしつつも、
帯域再生バランスの取れる低音域の再生不足を補った、
『Fostex』 さんの 自信作 となっていました
(実力と人気は別物です) 。
その ような 点 では 『FE88-Sol』 は
「FE88ES-R」 の DNA を 継承 、
かつ 「Sol(ソル)」 化 の技術を投入して 進化 ? した
限定販売 フルレンジ・スピーカー・ ユニット と
なっています。
前回 の 『FE83-Sol』 の限定販売の時と同様で、
発売時期は非常に疎ら(マバラ)ですが、手軽に
『FE88-Sol』 の高音質を楽しめるように
『FE88-Sol』 を 取付加工のみ (箱に配線接続してねじ止め)を
残した「スピーカーボックス」の発売が3モデルもあります。
(「FE88ES-R」の時は「スワン88」の板材カットサービスのみ)
『 BK88-Sol FE88-Sol用BH型 SP-BOX』
● 価 格:¥48,000 (税別)/1台
● 発売日:2017年3月上旬
● 配布数:限定 200台 予定
○ FE88-Solの高音質、スケール感ある豊かな低音
○ ダイナミックレンジの広い再生を手軽に味わえる
○ 2ピース構造、シナ合板/MDF 複合キャビネット
○ サンライズレッド/ダークブラウン ツートンカラー塗装
○ バナナプラグ対応金めっきスピーカー端子採用
○ OFC同芯撚り線でユニットまでの音質劣化を軽減
『 BK88-BH(SR/BR) FE88-Sol用BH型 SP-BOX』
● 価 格:¥54,000 (税別)/1台
● 発売日:2017年4月3日受付開始(納期約1ヶ月)
● 配布数:受注生産品
○ 前面開口、タイトでハイスピード感の迫力あるBHの"音"
○ ダイナミックレンジの広い再生を手軽に味わえる
○ 仕上げは2種類、サンライズレッド(SR)/濃いブラウン(BR)
○ バナナプラグ対応金めっきスピーカー端子採用
○ OFC同芯撚り線でユニットまでの音質劣化を軽減
○ ユニットを事故から保護する、スピーカーグリルを装備
『 YK88-Sol FE88-Sol用バスレフ型 SP-BOX』
● 価 格:¥34,000 (税別)/1ペア
● 発売日:2017年5月上旬
● 配布数:限定 100ペア 予定
○ FE88-Sol用に音質調整済み
○ 簡単な組み立てでSP完成
○ 適度な響き、繊細で明瞭、表現力豊たか
○ ビーチ突き板仕上げ、パーシモンオレンジ塗装
○ バナナプラグ対応金めっきスピーカー端子採用
とラインアップされました。
『BK88-Sol』 と 『YK88-Sol』 は
取扱説明書 に載っていた 標準 エンクロージャーが
オリジナル設計 となっている
企画上 は 「FE103/FE83-Sol」 の
DNA を 継承 しています。
『BK88-BH(SR/BR)』 は
「FE108-Sol」 用市販BH 「BK108-Sol」 と
類似 した設計思想の 本格 BH で、
企画上 は 「FE108-Sol」 の
DNA を 継承 しています。
『FE88-Sol』 8.5cm口径フルレンジユニットの特徴は
限定ユニットの 「FE103-Sol」 をハイファイ用BH向けに
強化・高級化した 「FE108-Sol」 の発売と同様で、
「FE83-Sol」 を ハイファイ用 BH 向けに 強化 ・ 高級化
したのが 『FE88-Sol』 という発想される企画と微妙に
違っています。
それは 「FE83-Sol」 は 8.0 cm口径フルレンジユニット で、
今回の 『FE88-Sol』 は 8.5 cm口径フルレンジユニット と
口径が異なっているところから、明らかです。
『FE88-Sol』 と 「FE108-Sol」 の仕様上の
特徴 はユニット口径を除いて ほぼ同じ とは、
なっていません 。
しかし 共通点 も 多い ので共通の技術上の特徴を挙げますと
(a) 高剛性アルミダイキャスト・フレーム
「FEスーパーシリーズ」の特徴(磁気回路・デザイン強化)。
(b) 2層抄紙ESコーン/2層抄紙センターキャップ
「FE-Solシリーズ」の音質を象徴する振動板素材の特長です。
(c) ハイ・コンプライアンス コルゲーションダンパー
振動板の性能をより引き出すための、
振動板・ボイスコイル・ボビン等を支持するパーツの
高品位仕様(柔らかくて反応が良い)です。
(d) 強力・低歪みフェライト外磁型磁気回路
これも振動板の性能をより引き出すための、駆動系部品の
高品位仕様(正確な駆動力伝達)で、BH用に駆動力強化
(e) メカニカル2Way センターキャップ
/高耐熱ガラスコンポジットボイスコイルボビン
これも振動板の性能をより引き出すための駆動力伝達系部品の
高品位仕様(伝達エネルギーの低損失)です。
(f) 3点接着方式/ファストン205金メッキ端子
これは「FE-Enシリーズ」から搭載している仕様の特長です。
となります。仕様で「FE108-Sol」と口径以外で異なる特徴は、
(g) 推奨エンクロージャーに バスレフ型 が追加されている。
(h) 仕様スペック上は BH型 向け というより バスレフ型 向け
の傾向が強い
となります。
『FE88ES-R』 は BH 型向けとして、
低 音域 の 強化 をするために振動板面積を増やす 設計 と
なっていましたが、
それだけでは 低音再生 を 補えない ので
{先鋭度:Q0 = 0.46 } と高めに設計していたため、
バスレフ型 での 理想 とされる
{先鋭度:Q0 = 0.50 } に近いスペック
となっています。その傾向は
FE88ES-R −> FE88-Sol
{ Q0 = 0.46 }−>{Q0 = 0.45 }
{ FS = 106.0 Hz}−>{FS = 105.5 Hz}
{ Mms = 1.9 g }−>{Mms = 2.2 g }
と、ほぼ 「FE88ES-R」 の DNA を
『FE88-Sol』 は 継承 しています。
よって 「FE888ES-R」 向けに設計された
エンクロジャーは BH型 や バスレフ型 を問わず、
ほぼ 『FE88-Sol』用 に 使 うことが 出来 ます。
参考にしたページは
● フォステクス限定 FE88-Sol スピーカーユニット について その5
● フォステクス限定 FE88-Sol スピーカーユニット について その1
バックロードホーン スピーカー向けに開発された
「FEスーパーシリーズ」 では珍しい 8.5 cm口径 の
限定高級フルレンジユニット が発売されました。
『 FE88-Sol 8.5cm口径フルレンシユニット』
● 価格 ¥12,000+消費税/1台 ●発売予定:2017年2月中旬
● 限定 3,000台
Fostex限定販売 、 8.5 cm口径 ダイキャスト製
ユニットフレーム 採用のユニットは 『FE88-Sol』 と
同類の仕様 で開発された、その オリジナル に 相当 する
「FE88ES-R」 と、
バスレフ型向け 純マグネシウム振動板 採用の
「MG850」 の2モデルしか過去に発売していませんでした。
そのような非常に珍しい口径を 『FE-Solシリーズ』 で
発売したのはスピーカーシステムの 小型化 が
完全に定着 してしまった 現代 では
16 cm口径以上 の フルレンジユニット は、
大き過ぎ て 人気 が なくなってきた 、
ということなのでしょうか?
珍 しい と言っても 『FE88-Sol』 のオリジナル
「FE88ES-R」 は 8.0cm口径 フルレンジユニットの
特徴 になる 高 ・ 中 音域 の 高 音質 を 維持 しつつ、
欠点 となる 低 音域 の 再生 不足 を 補う ために、
ユニット口径をギリギリに小さくしつつも、
帯域再生バランスの取れる低音域の再生不足を補った、
『Fostex』 さんの 自信作 となっていました
(実力と人気は別物です) 。
その ような 点 では 『FE88-Sol』 は
「FE88ES-R」 の DNA を 継承 、
かつ 「Sol(ソル)」 化 の技術を投入して 進化 ? した
限定販売 フルレンジ・スピーカー・ ユニット と
なっています。
前回 の 『FE83-Sol』 の限定販売の時と同様で、
発売時期は非常に疎ら(マバラ)ですが、手軽に
『FE88-Sol』 の高音質を楽しめるように
『FE88-Sol』 を 取付加工のみ (箱に配線接続してねじ止め)を
残した「スピーカーボックス」の発売が3モデルもあります。
(「FE88ES-R」の時は「スワン88」の板材カットサービスのみ)
『 BK88-Sol FE88-Sol用BH型 SP-BOX』
● 価 格:¥48,000 (税別)/1台
● 発売日:2017年3月上旬
● 配布数:限定 200台 予定
○ FE88-Solの高音質、スケール感ある豊かな低音
○ ダイナミックレンジの広い再生を手軽に味わえる
○ 2ピース構造、シナ合板/MDF 複合キャビネット
○ サンライズレッド/ダークブラウン ツートンカラー塗装
○ バナナプラグ対応金めっきスピーカー端子採用
○ OFC同芯撚り線でユニットまでの音質劣化を軽減
『 BK88-BH(SR/BR) FE88-Sol用BH型 SP-BOX』
● 価 格:¥54,000 (税別)/1台
● 発売日:2017年4月3日受付開始(納期約1ヶ月)
● 配布数:受注生産品
○ 前面開口、タイトでハイスピード感の迫力あるBHの"音"
○ ダイナミックレンジの広い再生を手軽に味わえる
○ 仕上げは2種類、サンライズレッド(SR)/濃いブラウン(BR)
○ バナナプラグ対応金めっきスピーカー端子採用
○ OFC同芯撚り線でユニットまでの音質劣化を軽減
○ ユニットを事故から保護する、スピーカーグリルを装備
『 YK88-Sol FE88-Sol用バスレフ型 SP-BOX』
● 価 格:¥34,000 (税別)/1ペア
● 発売日:2017年5月上旬
● 配布数:限定 100ペア 予定
○ FE88-Sol用に音質調整済み
○ 簡単な組み立てでSP完成
○ 適度な響き、繊細で明瞭、表現力豊たか
○ ビーチ突き板仕上げ、パーシモンオレンジ塗装
○ バナナプラグ対応金めっきスピーカー端子採用
とラインアップされました。
『BK88-Sol』 と 『YK88-Sol』 は
取扱説明書 に載っていた 標準 エンクロージャーが
オリジナル設計 となっている
企画上 は 「FE103/FE83-Sol」 の
DNA を 継承 しています。
『BK88-BH(SR/BR)』 は
「FE108-Sol」 用市販BH 「BK108-Sol」 と
類似 した設計思想の 本格 BH で、
企画上 は 「FE108-Sol」 の
DNA を 継承 しています。
『FE88-Sol』 8.5cm口径フルレンジユニットの特徴は
限定ユニットの 「FE103-Sol」 をハイファイ用BH向けに
強化・高級化した 「FE108-Sol」 の発売と同様で、
「FE83-Sol」 を ハイファイ用 BH 向けに 強化 ・ 高級化
したのが 『FE88-Sol』 という発想される企画と微妙に
違っています。
それは 「FE83-Sol」 は 8.0 cm口径フルレンジユニット で、
今回の 『FE88-Sol』 は 8.5 cm口径フルレンジユニット と
口径が異なっているところから、明らかです。
『FE88-Sol』 と 「FE108-Sol」 の仕様上の
特徴 はユニット口径を除いて ほぼ同じ とは、
なっていません 。
しかし 共通点 も 多い ので共通の技術上の特徴を挙げますと
(a) 高剛性アルミダイキャスト・フレーム
「FEスーパーシリーズ」の特徴(磁気回路・デザイン強化)。
(b) 2層抄紙ESコーン/2層抄紙センターキャップ
「FE-Solシリーズ」の音質を象徴する振動板素材の特長です。
(c) ハイ・コンプライアンス コルゲーションダンパー
振動板の性能をより引き出すための、
振動板・ボイスコイル・ボビン等を支持するパーツの
高品位仕様(柔らかくて反応が良い)です。
(d) 強力・低歪みフェライト外磁型磁気回路
これも振動板の性能をより引き出すための、駆動系部品の
高品位仕様(正確な駆動力伝達)で、BH用に駆動力強化
(e) メカニカル2Way センターキャップ
/高耐熱ガラスコンポジットボイスコイルボビン
これも振動板の性能をより引き出すための駆動力伝達系部品の
高品位仕様(伝達エネルギーの低損失)です。
(f) 3点接着方式/ファストン205金メッキ端子
これは「FE-Enシリーズ」から搭載している仕様の特長です。
となります。仕様で「FE108-Sol」と口径以外で異なる特徴は、
(g) 推奨エンクロージャーに バスレフ型 が追加されている。
(h) 仕様スペック上は BH型 向け というより バスレフ型 向け
の傾向が強い
となります。
『FE88ES-R』 は BH 型向けとして、
低 音域 の 強化 をするために振動板面積を増やす 設計 と
なっていましたが、
それだけでは 低音再生 を 補えない ので
{先鋭度:Q0 = 0.46 } と高めに設計していたため、
バスレフ型 での 理想 とされる
{先鋭度:Q0 = 0.50 } に近いスペック
となっています。その傾向は
FE88ES-R −> FE88-Sol
{ Q0 = 0.46 }−>{Q0 = 0.45 }
{ FS = 106.0 Hz}−>{FS = 105.5 Hz}
{ Mms = 1.9 g }−>{Mms = 2.2 g }
と、ほぼ 「FE88ES-R」 の DNA を
『FE88-Sol』 は 継承 しています。
よって 「FE888ES-R」 向けに設計された
エンクロジャーは BH型 や バスレフ型 を問わず、
ほぼ 『FE88-Sol』用 に 使 うことが 出来 ます。
参考にしたページは
● フォステクス限定 FE88-Sol スピーカーユニット について その5
● フォステクス限定 FE88-Sol スピーカーユニット について その1
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