クレヨンで一筆、絵を描きました。
これはドラマの中にあった人を勇気づける
言葉です。
私、海外ドラマ:ER救急救命室を見ています。アメリカで制作されたドラマです。
かつて日本でもNHKの衛星放送や総合テレビで放送されていました。
このドラマ、文字通り救急病院を場にした作品です。命の危機に瀕している方が次々と
運ばれ、それを懸命になって救う医師と看護師。
医療の中での個人的な悩み、葛藤がありのままに描かれています。
「僕はこの仕事にはむいていない」
「毎日、患者が苦しみ助けられずにいる自分がいて
このままやれるのか・・・」
「自分には医者には向いていないのか分かりません。」
また患者の立場も良く描かれています。
愛する人を亡くしてしまい、これからどうしたらよいのか
治療が困難となった時、医師や看護師たちがどの様にして受け入れられる様に話、時には一緒に
共に苦しみを受け入れて共感し、生きる力をよみがえらせるか。
時には、患者から恨みを買われてしまい、
医師達が襲われてしまったりという考えられないような事件も発生します。
その中でも印象に残るエピソードの話があります。
救急の患者が運びこまれ、治療と身元を判明した結果、かつての大学教授の恩師だった事が分かりました。
検査の結果、ALS(筋萎縮性側索硬化症)という
原因不明の病でした。筋肉が徐々に力を失いやがては両手両足も動かなくなり、言葉も
呼吸も発する事も出来なくなります。延命のためには電動車いす、呼吸器装着、
会話では目やタッチパネルを使用してコンピュータでの表示会話。残念ながらこの病は、現代でもまだ治療法がないです。
恩師はもう治る見込みもない、呼吸器を外して、自分はもういいんだと
自暴自棄になります。ですがかつて恩師だった医師は想いをもって伝えます。
「あなたはかつて、医学試験にも不合格になりもう医師になろうとあきらめていた、私にユーモアをもって
接して下さり、個別指導もして合格して下さいました。必ず合格出来る様に攻略法を教える。
そして私が試験合格出来る様に、10$を賭けると言ってくれました。今度は、先生が延命できる様に10$を賭けます」
人生の賭けの様に感じます。
でも思います。お金に例えた表現ではあるけれど
一緒にやり抜こう、あなたは1人ではなく、必ずくじけそうな時は道が開けるんだから心配せず
に一緒に戦っていこうと。そう力強いメッセージが感じられます。
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