この時期に思い出すのが、苦い思い出があります。
6年前です。
今まで勤めていた老人介護職でリストラ(解雇)を
受けた事です。まさか需要の多い職業でもリストラ受けるとは
思いもしなかったのでとてもショックでした。
本当はもっとご年配の方と沢山ふれあいたかったし、
厳格な方からも習う事はありました。
でも考えたら、命を預けるお仕事でもあっただけに
事故やトラブルはあってはならないものです。
色々とやらかしました。
でも後々考えたら、それはそれでよかったと思いました。
・1つ目は自分の健康が守られた事にもあります。
なぜならあの時は身体も心もやられていた状態でもありました。
朝はおきれない、腰痛はひどい、休日の過ごし方も寝るだけという
まあ、健全ではなかったです。それもありました。
考えたら向く、向かないってやっぱりあるなと思いました。
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・2つ目は無くなった祖父の介護が出来た事です。
私の祖父は2016年11月に亡くなりました。亡くなる3か月前は
自力で立つことも出来ませんでした。そこで私が暇さえあれば
泊まり込みで、滞在。おむつ交換や歩行介助、接する時は目線を
合わせて大きな声で話す。全て介護職で養った事がそのまま出来ました。
最後に祖父から「ありがとう、いい孫だ」と言われた時は今でも
忘れないです。最後の最後まで一緒にいられた時、介護をやってて
良かったと強く思いました。
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アラサーの私がいうのもなんですし、
まだまだご年配の方から見れば若造です。
でも、思います。必ずマイナスがプラスになる事が
来る。私はこの介護職を通して思いました。
実は、今でも役立っていたりもします。
1年前には駅構内で見知らぬ酔っ払いの方を介助し、
駅員さんの所まで連れて行ったのを思い出します。
以外と介護は役立ちます。
タグ: 人生
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