但し、持ち込んだ一社にしか査定してもらえませんから、相場もわからなければ価格競争もありません。
結果的に市場価値より安値で売ってしまう可能性もあるわけです。
スピード重視ならそれもありかもしれませんが、本来は複数の業者に出張査定してもらい、多くの見積りをとるほうが良い値段がつきます。
個人使用の乗用車の場合、走行距離は一年あたり普通、10000kmが目安と言われます。
そしてその5倍の5万キロという総走行距離の車は業界では多走行車と呼ばれ、査定時にもその程度ごとに減点対象となり、いわゆる過走行車(総走行距離10万km以上)までいってしまうとタダ同然の査定になり、場合によっては引き取りを拒否されることもあります。
それなら走行距離が短いほどよいのかというと、そうとは言えません。
総走行キロ数が車の年式の割に少なすぎる時には、外観からは見て取れない部分の状態が非常に悪くなっているケースもあり、リスク回避で低い値付けになる場合があります。
もうそろそろ車を売ろうかな、となった時、車買取業者で査定し、売ることが決まった後で金額を下げるように請求されることがあるようです。
しかし、詳細を調べると不具合があったため買取額を安くしてくださいと言われたとしても、認めなくていいのです。
不具合があることを分かっていたのに、契約時に隠していたというのならいけませんが、違うのであれば断固減額を拒むか、契約を白紙に戻しましょう。
事故車のような訳ありの車を売る場合は、果たして売れるのかどうか考えることもあるでしょう。
新車に買い替えたければ新車の購入先のディーラーへ下取り依頼するのがスムーズに行えると思います。
買い取ってもらうのが車買取業者の時には一般の買取と同様に年式であったり、走行距離であったり、部品状況であったりで価格が決まってきます。
現行のタイプで部品が全て純正であれば往々にして高値で売れやすいです。
車取引では問題が発生することも多く、ネット査定と実車査定の価格がまったく違うというのはもはや珍しいことではないでしょう。
買取が済んだ後に何らかの理由をつけて減額されることもよくある話なのです。
車を納めたのにお金が振り込まれないこともあります。
高額査定を宣伝している悪徳車買取業者には気を付けましょう。
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