生産台数 日本向け218台 アメリカ向け62台計280台その他合計337台
開発 開発は1964年9月から1967年5月に発売開始 元々はレースカーとして企画された車 ほとんど手作りの手間がかかる生産は1台生産するごとに赤字が増え続ける状態だった
共同開発
2000GTはトヨタ側の4名の開発陣と 当時オートバイメーカーとして日本を代表する存在であったヤマハ発動機との共同開発でした
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デザイン
2000GTの魅力は当時の日本車離れした スポーティーな流線形のボディですね
海外の掲示板などでも 美しい と絶賛されるデザインを手掛けた方はトヨタのデザイナーの
ノザキサトル氏によるものです 当時アメリカのGM社でデザインの研修を行っていたころ思いついたそうです 美しいという 表現が合ってますね
エンジン
1988cc直列6気筒 クラウン用M型をベースにヤマハ発動機が開発したDOHCヘッドを組み合わせた3M型
最高速220km 0⇒40015.9秒という高性能を誇ったエンジンです
当時の価格は238万円 この値段は 当時大衆車であったカローラが6台近く買えるほどです
日本車史上最高値で落札された車2013/5
アメリカでクラッシクカー専門に取り扱うRMauctions社のオークションで一億二千万円で落札された記録が有ります
50倍です すごいですね コレクターには それ位の価値があるのでしょう!
発売前にレース参戦
第3回日本グランプリでは 純粋なレーシングカーとして製作されたプリンスR380やポルシェ906を相手に3位と健闘
1ヵ月後の鈴鹿1000kmレースでは2台が出場して1.2フィニッシュという結果を残しました
スポーツカーレースに参戦してメーカーの技術力をアピールしイメージ
を上げたりしますが 2000GTは期待通りにレースで活躍して3つの世界記録と13のクラス別国際新記録を樹立したそうです
あの有名な映画でも使われた
2000GTが登場した映画は1967年公開の 007は二度死ぬです 初代ボンドのショーン。コネリーは
190cm近い長身なため2000GTの車高は低すぎ車内も狭いのでオープンカーに改造されたそうです
2000GTは人気投票で上位ランクされ007シリーズを代表されるボンドカーでの1台とされたのです
イギリスのBBCの番組でダニエル。クレイグが ボンドカーで1番好きなのは2000GTと語ったそうです
2000GTのような車は2度と生まれ得なくなった
ほとんど手作りの手間がかかる生産は1台生産するごとに赤字が増え続ける
板金、溶接、車体組み立て、エンジン組み立て、塗装の工程は手作業で行われ 1台作るごとに赤字がうまれ販売価格の倍以上手間のかかる車
2000GTは開発に携わった少人数の熱い思いや情熱で出来た 奇跡の名車なのです
今回この幻のトヨタ2000GTをテーマにさせてもらったのは 千葉県の鴨川へレジャーに行った帰り道に有る トヨタ自動車さんのショウルームで 2000GTを見かけ 外からスマホ撮影をしていた所 中へどうぞと お声をかけていただいた
お店の方の 快い気配りがきっかけでした 大事にショウルームでピカピカに手入れされている2000GTは今でもトヨタを代表する 名車なのでしょう
タグ: 幻の名車2000GT