頸椎症性神経根症とは?
その症状、治療、対処法は?
一つ間違えると
取り返しがつきません。
私は「コレ」で職を変えました
なぜ・・・私が現在の仕事(自営業)を
始めたかの理由の一つです。
これは紛れもなく自身の診断書で、
達筆すぎて見にくい点と個人情報の部分は、
モザイク掛けさせていただいた点は、
どうぞご容赦ください。
職を変えたというか、どちらかというと
「変えざるを得なかった」のが正解です。
首の痛み、背中の張り
もともと私は猫背気味で
正直姿勢もよくなかったようなんです。
昔からしょっちゅう「寝違えて」首というか、
背中を痛めることが多かったように思います。
よく寝違えるとどこが痛むのかよくわかんないことが
多いじゃないですか・・・。
それでも1週間以内には痛みが消えていたので、
その時は何とも思いませんでした。
「肉体労働」「作業系」
私の仕事はジャンル的に申し上げれば、
「肉体労働」「作業系」で、
瞬発力や重量物の運搬、狭いところでの作業、
力で踏ん張る・・・などそんな感じでした。
個人的には仕事も楽しくやっていたんですが・・・。
一昨年夏も終わりの時期に・・・
相変わらず「寝違え」することは多かったんですが、
一昨年の夏の終わりごろから、
左腕から左手中指にかけて違和感を感じました。
「たまに軽いしびれ」が走るくらいでした。
そのうちその中指先の感覚が他の指の感覚とは明らかに
違ってきたんですね。
全くないわけじゃないんですが、明らかに他の指に比べ、
感覚がない(ずっとしびれているイメージです)状態となり、
左腕のしびれも強くなっていきました。
その頃には肩甲骨の内側も痛むようになりました。
ちょっと仕事中無理をした
そんな状況でしたが、
身体が動かないわけではなかったので、
そのうち医者行かなきゃな・・・と思いながら、
ある日、業務の中であるものを
押さえつけなければならない場面があり、
いつものようにやったのですが、
その後激しい痛みとしびれがあり、
横になっていても寝付けなくなってしまい、
翌日休暇をもらい病院にかかりました。
レントゲン検査をしてもらいその時点での診断が、
「頸椎の椎間板ヘルニアの疑い」でしたが、
もう少し詳しく検査した方がいいということで、
数日後MRI検査をするということにして、
痛みとしびれもひどく医者からも
しばらく安静にとのお話もあり、
職場と相談の上MRI検査が終わるまで
休暇を取り自宅で安静にしていました。
実際、痛みとしびれがひどく
仕事にはなりませんでしたが・・・。
鎮痛剤(トラムセット)としびれ(メチコパール?)を
服用して湿布貼って静かにしていました。
「頚椎症性神経根症」と「頚椎症性脊髄症」
MRIの検査の結果、診断が下されました。
「頚椎症性神経根症」と「頚椎症性脊髄症」を併発していました。
出典:公益社団法人 日本整形外科学会
https://www.joa.or.jp/jp/public/sick/condition/cervical_radiculopathy.html より
「頚椎症性神経根症」の方が重症で、
担当の医師からは可能であるなら手術を・・・、
と勧められました。
私がその主治医の家族や知人なら、
主治医は「間違いなく手術を勧めます!」と言い切られ、
正直迷ったんですが、
場所が場所だけに決断できませんでした。
結局、数か月リハビリに通って「保存療法」が
できるか様子を見ることにしました。
「頚椎症性神経根症」とは?
加齢やその他の理由によって頸椎が、
全身へと向かう神経を圧迫する状態になることで、
痛みやしびれを起こすとのことで、
私の場合は、MRIの画像で丁寧に説明して
いただいたのですが、
何番目かの頸椎が少々ずれていて、
それが左腕〜左手に向かう神経を
圧迫していたんだそうです。
「なんか覚えない?」と聞かれて
よくよく考えてみると・・・狭いところで
作業していた時ヘルメットはかぶってましたが、
よく頭ぶつけたりしてまして、
それも原因の一つにあるようです。
手術には踏み切れなかった
かなり深刻な話を聞いたため、
自分でもいろいろ調べた結果、
手術には踏み切れませんでした。
通っていた病院は頸椎に関しては
有名な病院でお任せするには申し分ない
環境だったんですが・・・。
ただ、調べてみると、
手術したからといって完全に戻るかと言えば、
答えは「わからない」んですね。
頚椎症性神経根症の根本治療にはなるけども、
後遺症が残ったとかしびれが引かなかったとか、
正直個人差があったんですね。
(これは主治医も言ってました)
ただ、幸いなことに・・・
リハビリを開始してから
少しずつ症状が緩和されてきたんです。
リハビリは「牽引」「温熱」「電気」「ストレッチ」などでしたが、
半年後くらいには気にならないくらいまで
戻ってきました。
ただ、当時の仕事内容を継続することは、
症状が悪化してしまうと最悪脊髄損傷状態と
なり「半身不随」になりかねないということで、
残念でしたが退職するに至りました。
現在は日常生活は問題ないんですが、
転倒などには気を配り
ストレッチだけは欠かさずやっています。
自分で調べていく過程で
「上田式首の痛み改善プログラム」と
いうものを見つけました。
正直効果は個人差があるんでしょうが、
私にはじわじわと効果があったように思えます。
病院のリハビリと並行して行ってきましたが、
現在ではこのプログラムの中の、
ストレッチを毎日実践しています。
同じような症状でお悩みの方にこんなものも
あるということでご紹介しておきます。
監修をした上田先生の接骨院
整体 腰痛 むちうち治療 カイロプラクティック
東京都西東京市 うえだ整骨院
http://www.godhand.biz/
枕を変えるのも効果あります
以前はネットで調べてバスタオルを2枚丸めたものを、
紐で束ねたものを枕にしていました。
症状が改善されたのもこのバスタオル枕の
おかげだと思っています。
ただ、すぐばらけるのがネックで・・・。
そんな時このストレートネック枕を見つけ、
試してみた所、
ものすごく楽で何より「寝違え」が無くなりました。
ちょっと高めなんですが、これもおすすめします。
肩こり、首こり、猫背に。
まったく新しい【ストレートネック枕】
≪バスタオル枕を自作する方はこちら≫
私はこれを参考にしました。
こまつ鍼灸院さんwebページ
http://tenohari.com/helunia1/keitui/
お悩みの症状や私のような症状なら
頚椎症性神経根症は、
皇后陛下や
「島唄」「風になりたい」などの
THE BOOM宮沢和史さんもお悩みになられている
(THE BOOMは残念ながら解散)
症状でも知られています。
まずは整形外科などを受診なさって、
根本の原因を特定することをお勧めします。
長文をご覧いただきありがとうございました。