仮想通貨(暗号資産)とブロックチェーン
仮想通貨(暗号資産)はなんとなくイメージできてもブロックチェーンをイメージするのはなかなか難しいのですが、「鶏が先か卵が先か」ということで云えば、卵がブロックチェーンに当たります。仮想通貨はブロックチェーン上で生成されるものであって、それ単体では存在できないのです。
Satoshi Nakamotoの論文から誕生したブロックチェーンオリジンであるBitcoinチェーンを皮切りに、現在ブロックチェーンは単一のものでなく多種多様なブロックチェーンが存在します。
それは例えるなら様々なジャンル・業態のフランチャイズチェーンのようなものです。コンビニというジャンルにセブンイレブン/ファミリーマート/ローソン/ミニストップ、その他たくさんのチェーンがあるように、ブロックチェーンにも目的や用途によって運営者ごとに多くのブロックチェーンが開発されています。
仮想通貨とはそのブロックチェーン上にDistributeされたものであり、特にブロックチェーンごと固有のネイティブ通貨(ベースレイヤー通貨)を「コイン」、それ以外を「トークン」と呼びます。最近ではネイティブ通貨ではなくカスタムガストークンと呼ばれる特殊な通貨も存在しますが、総じて言えばあるブロックチェーンでそのチェーンのネイティブ通貨を保有していないと取引や様々なコントラクトを実行できません。
よって、各チェーンでの経済活動を行うにはそのチェーン固有のネイティブ通貨を保有することが必要です。
Coreチェーンのネットワーク設定
CoreチェーンはEVMチェーンなので、Ethereumチェーン用に開発されたweb3ウォレットのデファクトスタンダードであるMetaMaskが利用できます。
MetaMaskのネットワーク設定は以下の通り。
ネットワーク名: Core(表示名なので任意の文字列でOK)
RPC URL: https://rpc.coredao.org/
チェーンID: 0x45c(以前は1116でした)
シンボル: CORE
ブロックエクスプローラーURL: https://scan.coredao.org/
Coreチェーンのネットワーク設定が登録出来たら、MetaMaskのネットワーク接続を設定したCoreに切り替えるとCoreチェーンへの接続が完了します。
この時、接続しているWalletアドレスにネイティブ通貨COREが1枚でもあれば、すぐにCoreチェーン上にある様々なdAppsに接続してコントラクトを実行可能です。
例えばDEX(Decentralized Exchange / 分散型取引所)でのSwapやLP購入、オンチェーンのステーキング(コインDelegate)やNFTマーケットプレイスでのNFT購入や販売などです。
MetaMaskにCOREを送る
新しいブロックチェーンに参加する際、まず殆どの場合で、そのチェーンのネイティブ通貨を持っていない状態で始めなくてはなりません。(分散化目的でのAPPマイニングはこの状態を改善する意図もあります。)そして、ガス代や手数料が払えないと何も出来ないのがブロックチェーンです。まず国内の仮想通貨販売所で送付しやすいXRPまたはXLMを日本円(JPY)で購入し、海外の中央集権型仮想通貨取引所(Centralized exchange / CEX)に送付、そして入庫した仮想通貨を現物取引でUSDTにSwapします。SwapできたUSDTでCOREを購入して、MetaMaskのCOREアドレスに送ります。
この時、Ethereumのネイティブ通貨ETHを選ばないのはあまりにもガス代を含む手数料が高いからです。可能ならばEthereumチェーンのecosystemは極力回避・迂回して関わらないようにすることが新規ブロックチェーンへのオンボーディング時に必要な注意点です。
国内仮想通貨販売所に登録
日本に住むユーザーがMetaMaskへのCORE送付をする為の最初のステップは、国内にある仮想通貨販売所に新規登録して海外への送金に適した仮想通貨を購入することです。なぜ国内仮想通貨販売所に登録するのかと言うと、JPYを入金できるのは国内販売所がポピュラーだからです。クレジットカードによる入金や外貨入金をするなら海外CEXでも良いのですが、逆のパターン、つまりブロックチェーンでの仮想通貨取引や経済活動が順調に進んで日本円に出金したい時には国内の仮想通貨販売所でJPYに交換する必要があります。要は出口戦略の最終場面で必要になるので、それならば最初に済ませておくのが効率的ということです。
候補になる販売所は多数ありますが、OKCoinJapan(オーケーコイン・ジャパン)を例にして説明します。
国内大手販売所と比べてアプリが初心者にも分かりやすく感覚的に使えて、日本円の入出金も暗号資産の入出庫も365日24時間即時対応とほぼ最速なので、急な草コインや魔界コインの買い場が発生して慌てて海外CEXに資金を送る時にもお薦めです。メジャーどころより仮想通貨出庫時に送付可能な海外CEXが多く、使い勝手の上では一番良いと思います。特に草コイナーになる予定のユーザーは登録しておいて損はないです。
OKCoinJapanで新規登録して入金または暗号資産入庫でBTC1,000円分貰えます。
上記リファラルリンクからダウンロードしたアプリでeKYCすればすぐに登録完了です。
オーケーコインアプリでの登録手順は次のようになります。
1.アカウントの登録
2.携帯電話番号の連携
3.本人情報の入力
4.取引目的の入力
5.本人確認書類の撮影
登録した口座にJPY(日本円)を入金
登録が完了したら入出金に使う銀行口座を登録してJPYを入金します。
なお、既に暗号資産をお持ちであれば入庫に対応している暗号資産については銀行口座を登録しなくても入出庫が可能です。また、OKCoinJapanでは銀行口座を2つまで登録可能になりました。普段使いのメインバンクとは別に新規に仮想通貨の収支だけを扱うネットバンク口座を登録すると後々確定申告などがイージーになります。
お薦めネットバンク《みんなの銀行》
口座開設時に紹介コード入力で1,000円プレゼント
紹介コード:HPpkJtpF
口座開設後、支店選択・ATM暗証番号入力後に紹介コード入力画面が表示されます。
登録完了後、日本円を入金してXRPまたはXLMを購入します。
続いて、購入した仮想通貨を海外CEXへ送付したいのですが、先にこちらも新規登録が必要ですのでOKCoinJapanでの作業は一度終了します。
海外CEXの登録
続いて、Coreチェーンのネイティブ通貨COREを取り扱っている海外CEXに登録します。
今回はCOREを上場していて、かつ出庫時の手数料が特に安いシンガポールのMEXCの場合を例に説明します。
MEXCに登録
MEXCでは日本ユーザー限定で先物ボーナス50USDTと20MXが貰える新規登録キャンペーンを開催しています。
なお、MEXCの先物ボーナスは他のCEXのボーナスと違い、自己資金より先に証拠金・手数料に充当されますのでとてもお得です。多種多様なコイン・トークンを少ない枚数から手数料無料で入金できるのがポイントで、特にビギナーにとっては仮想通貨入出庫のトレーニングがしやすいCEXなのでぜひ登録しておきましょう。
登録が完了したら、初期表示の【暗号資産を入金する】または【Wallet】から【現物】の【入金】を選んで入金アドレスを表示します。
この時、XRPやXLMではアドレスの他にメモ/タグも入力する必要があるので、それぞれをOKCoinJapanのアプリで仮想通貨出庫を選んでコピペします。
出庫する仮想通貨を選び、送付先アドレス、XRPやXLMの場合はメモ/タグも入力して出庫を実行します。
しばらく待つとMEXCから入金通知が届きます。
MetaMaskへCOREを送付
MEXCで届いた仮想通貨を現物取引でまずUSDTに交換し、更にCOREに交換します。
このCOREをMetaMaskのCOREアドレスに送付すれば一連の作業は完了です。