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2017年06月26日
私がコンサルティング業界を選んだ理由 — 就活中期
就活初期のことを書いてみる その1 見てきた業界とその印象
就活初期のことを書いてみる その2 銀行業界について
就活初期のことを書いてみる その3 商社について
就活初期のことを書いてみる その4 政府系金融について
↑の続きです。
1.はじめに
私はメガバンク、総合商社、政府系金融を主に就活初期のころに見ていて、コンサルティング業界にはあまり興味がありませんでした(何をやっているのかが分からなかったため)
しかし、とある特定大学生しか参加できない合同説明会でマッキンゼーのブースに行ったとき、志望度が一気に上がりました。一番印象に残った言葉はこれです:
「ほかの会社の新卒3年目は何をやっているか想像してみてください。せいぜい大きい会議室の隅っこで経営陣たちの言ってることをメモすることができれば十分出世しているでしょう。
しかし、マッキンゼーの三年目はその経営陣に経営の仕方をプレゼンしています。」
痺れましたね、この一言に成長の速さ、責任の重さが凝縮されています。他にもBCG、Bain、Deloitte, PwC, ATKなどを見ましたが、どこも成長の速さを強調していて、大変やりがいのあることだと思いました。
2.コンサルティング業界の私にとっての魅力
説明会、社員さんとの交流、学内での交流などを通じて、私がコンサルティング業界にもっとも魅力を感じたのは、以下三点です:
a 若いころから責任のある仕事を任される
b 給料、ステータスが高い
c 若いころからいろんな業界の高層部の人たちに触れることができる
以下、具体的に書いていきます。
a 若いころから責任のある仕事を任される
私のイメージとして、日本の企業は寿司職人のような、若いうちは何年も下積みして、やっと寿司を握れるようになるところが多いのかな、と思っています。
実際新卒入社一年目は書類の整理だったりお茶入れだったりという仕事が事業会社では多いのではないでしょうか。
私は別にそれを否定はしませんが、自身には合っていないと思ったのです。
大学三年生では日本の電機メーカー中国法人で3か月ほどのインターンを経験しましたが、最初のころはシステムが充実していないことと自身の知識が不足していたためキャッチアップに時間がかかりましたが、自分でそのプロセスを自動化するプログラムを作り終わったら仕事がルーティン化してしまい、楽でしたがやりがいを感じることができませんでした。気づいたらプログラムが自動で動いている間にネットショッピングに耽る始末。もっと責任のある仕事をしたいと上司に聞いたところ、インターンだから・・・と言われ断られました。それを機に学業が忙しいという理由で辞めました。
若いうちから経営者にコンタクトし、仮説を立て検証し、経営陣にプレゼンできる。これほど責任のある仕事は私自身のモチベーションを高めるだけでなく、自身の成長にもつながります。何が起きるか分からない世の中、現状の安定を取るよりも、将来の安定のために日ごろから自身の能力を磨いたほうがいいと私は思っています。
b 給料、ステータスが高い
正直なところ、コンサルティングファームの説明会を聞いてみようと思ったのは80%ぐらいが給料と、周りからの評価です。それがきっかけですが今ではそれは一番重要ではなくなりましたが、相変わらず重要です。
私は比較的裕福な家庭だとは思いますが(父が上場企業役員なので)、お金が多すぎるということはありません。階級毎に違ったお金の使い方があるので当たり前だとは思います。
生活のランクを上げることは簡単ですが、下げることは難しいです。宝くじが当たった人に破産するのが多いのはそのためです。一度良いものを経験するとずっとそれを欲しがるようになるのが常です。私は子供の頃から比較的に豊かだったので将来絶対にランクは下げたくないです、むしろ子供のころよりも良い生活をしたい(その意味では父を超えたい)、ですからお金が欲しいのです。
コンサルティング業界の給料は他事業会社と比べても高いです。入社予定の会社が私に労働条件を提示しましたが、日本国民の世帯平均所得(541万円)より多い額を新卒一年目からもらえます。(
各種世帯の所得等の状況(厚生労働省) ) 個人の平均ではなく、世帯の平均ですよ。
給与はランクと連動していて、そのランクも在籍年数ではなく実力で決まります。30歳で年収1000万を超えるコンサルタントはたくさんいます。
c 若いころからいろんな業界の高層部の人たちに触れることができる
私の父は東証一部上場企業の役員なので、その会社を継ぐか、
友人と起業するか、将来についてあまり決めきれていません。
しかしどちらにせよ、若いころから大企業の経営者と知り合うことはプラスになります。
前者は経営者と課題解決を考えることで実際の企業経営に役立てられること、
後者は経営者たちと知り合うことで将来の協賛者、または顧客になりえます。
実際専攻の先輩でコンサルティングファームに就職した後3年間で起業する人を知っています。
若い時から選択肢を増やしておく、という点では大学進学と似ている点があります。
以上が私がコンサルティング業界を選んだ理由です。
じゃあなんで他業界じゃないんだよ!ということについては次回以降書きたいと思います。
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就活初期のことを書いてみる その2 銀行業界について
就活初期のことを書いてみる その3 商社について
就活初期のことを書いてみる その4 政府系金融について
↑の続きです。
1.はじめに
私はメガバンク、総合商社、政府系金融を主に就活初期のころに見ていて、コンサルティング業界にはあまり興味がありませんでした(何をやっているのかが分からなかったため)
しかし、とある特定大学生しか参加できない合同説明会でマッキンゼーのブースに行ったとき、志望度が一気に上がりました。一番印象に残った言葉はこれです:
「ほかの会社の新卒3年目は何をやっているか想像してみてください。せいぜい大きい会議室の隅っこで経営陣たちの言ってることをメモすることができれば十分出世しているでしょう。
しかし、マッキンゼーの三年目はその経営陣に経営の仕方をプレゼンしています。」
痺れましたね、この一言に成長の速さ、責任の重さが凝縮されています。他にもBCG、Bain、Deloitte, PwC, ATKなどを見ましたが、どこも成長の速さを強調していて、大変やりがいのあることだと思いました。
2.コンサルティング業界の私にとっての魅力
説明会、社員さんとの交流、学内での交流などを通じて、私がコンサルティング業界にもっとも魅力を感じたのは、以下三点です:
a 若いころから責任のある仕事を任される
b 給料、ステータスが高い
c 若いころからいろんな業界の高層部の人たちに触れることができる
以下、具体的に書いていきます。
a 若いころから責任のある仕事を任される
私のイメージとして、日本の企業は寿司職人のような、若いうちは何年も下積みして、やっと寿司を握れるようになるところが多いのかな、と思っています。
実際新卒入社一年目は書類の整理だったりお茶入れだったりという仕事が事業会社では多いのではないでしょうか。
私は別にそれを否定はしませんが、自身には合っていないと思ったのです。
大学三年生では日本の電機メーカー中国法人で3か月ほどのインターンを経験しましたが、最初のころはシステムが充実していないことと自身の知識が不足していたためキャッチアップに時間がかかりましたが、自分でそのプロセスを自動化するプログラムを作り終わったら仕事がルーティン化してしまい、楽でしたがやりがいを感じることができませんでした。気づいたらプログラムが自動で動いている間にネットショッピングに耽る始末。もっと責任のある仕事をしたいと上司に聞いたところ、インターンだから・・・と言われ断られました。それを機に学業が忙しいという理由で辞めました。
若いうちから経営者にコンタクトし、仮説を立て検証し、経営陣にプレゼンできる。これほど責任のある仕事は私自身のモチベーションを高めるだけでなく、自身の成長にもつながります。何が起きるか分からない世の中、現状の安定を取るよりも、将来の安定のために日ごろから自身の能力を磨いたほうがいいと私は思っています。
b 給料、ステータスが高い
正直なところ、コンサルティングファームの説明会を聞いてみようと思ったのは80%ぐらいが給料と、周りからの評価です。それがきっかけですが今ではそれは一番重要ではなくなりましたが、相変わらず重要です。
私は比較的裕福な家庭だとは思いますが(父が上場企業役員なので)、お金が多すぎるということはありません。階級毎に違ったお金の使い方があるので当たり前だとは思います。
生活のランクを上げることは簡単ですが、下げることは難しいです。宝くじが当たった人に破産するのが多いのはそのためです。一度良いものを経験するとずっとそれを欲しがるようになるのが常です。私は子供の頃から比較的に豊かだったので将来絶対にランクは下げたくないです、むしろ子供のころよりも良い生活をしたい(その意味では父を超えたい)、ですからお金が欲しいのです。
コンサルティング業界の給料は他事業会社と比べても高いです。入社予定の会社が私に労働条件を提示しましたが、日本国民の世帯平均所得(541万円)より多い額を新卒一年目からもらえます。(
各種世帯の所得等の状況(厚生労働省) ) 個人の平均ではなく、世帯の平均ですよ。
給与はランクと連動していて、そのランクも在籍年数ではなく実力で決まります。30歳で年収1000万を超えるコンサルタントはたくさんいます。
c 若いころからいろんな業界の高層部の人たちに触れることができる
私の父は東証一部上場企業の役員なので、その会社を継ぐか、
友人と起業するか、将来についてあまり決めきれていません。
しかしどちらにせよ、若いころから大企業の経営者と知り合うことはプラスになります。
前者は経営者と課題解決を考えることで実際の企業経営に役立てられること、
後者は経営者たちと知り合うことで将来の協賛者、または顧客になりえます。
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感想(0件)
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So what? Why so?でとMECEで「論理」を作る — ロジカルシンキング 第五章
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感想(58件)
ロジカルシンキング第5章のメモです。あくまで自分用のメモなので読みやすさは度外視しています。
論理の定義:論理とは、結論と根拠、もしくは結論とその方法という複数の要素が、結論を頂点に、縦方向にはWhy so, so whatの関係で階層をなし、横方向ではMECEに関係づけられたものである。
論理の要件:
1.結論が課題の答えになっている — 要はしっかりと聞かれた質問に答えているかということ。
2.縦方向に結論を頂点としてWhy so, so whatの関係が成り立つこと — 要は飛躍をなくすこと
3.横方向に同一階層内の複数の要素がMECEの関係にあること — 要は漏れ、ズレが無いこと。
図で表すと、
課題
Level 1 結論
Level 2 A B C
Level 3 A1 A2 A3 B1 B2 B3 C1 C2 C3
Level 4...
Level 1 結論
Level 2 A B C
Level 3 A1 A2 A3 B1 B2 B3 C1 C2 C3
Level 4...
縦方向にはWhy so, so Whatの関係が成り立ち、横方向にはMECEの関係が成り立つ。MECEである要素数は多くて5つが分かりやすい。
例えば、
化粧品会社Aの各事業はどのような現状にあるのか?
A社は主力の健康食品とともに、化粧品事業も厳しい状況にある
主力の健康食品事業は、 化粧品事業は、市場の伸び悩み、
都市部、地方部とともに 競合の増加、自社の商品説明の
訪問販売の強みが生かせず、 トラブルから処理コストが膨大
厳しい状況にある にかかっている。
都市部では・・・ 地方では・・・ 市場では・・・ 競合は・・・ 自社は・・・
と言うかたちに。
ロジカルシンキング 第六章 論理パターンをマスターする
1.並列型。
第五章で紹介したような、縦がwhy so, so what、 横がMECEの関係にあるもの。
2.解説型。
課題
Level1 結論
Level2 事実 ? 判断基準 ? 判断内容
Level3 事実の根拠1 事実の根拠2 事実の根拠3
Level1 結論
Level2 事実 ? 判断基準 ? 判断内容
Level3 事実の根拠1 事実の根拠2 事実の根拠3
縦はWhy so, so Whatの関係、Level3 の横はMECE。
この形の利点は自分の観点を述べることができるということ。
メカニズムは事実を言うことで相手と同じ土俵に立たせ、自分の意見を反論できないようにすること。
判断基準は言わないと相手に曲解される可能性がある。
例えばあなたが医者に行った時、あなたは「これから手術をする必要はありますか?」と尋ねた時、医者は「あなたのXXは正常値より4割高く、YYは正常値なので(事実)大丈夫です(判断内容)」というと、XXは高くてもYYが正常値なら問題ないのか、XXが5割高かったら大丈夫じゃなかったのか、といくらでも解答を解釈できる(曲解が生まれる)。要は判断基準が明確でないと曲解されやすい。
正しい回答は、「あなたのXXは正常値より4割高く、YYは正常値です(事実)。しかし手術が必要な基準はXXが正常値の3割を超えていることと、YYが正常値の3割を超えていることを同時に満たす必要があるので、あなたは大丈夫です。」といえば相手に曲解される余地をなくせる。
これは確かに大事だと思った。自分もある程度学問で専門性があり、相手がわからないことを勝手に自明の理のように省略してしまう。判断基準を省略してしまうと相手に誤解されるか、所謂分かりにくいという印象を与えてしまう。
これは判断基準に対して何故そうなのか、をとことん突き詰めていけばどれが常識なのか、どれが違うのかがはっきりできると思う。
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