みなさんは毎日のセルフケアで、どんな“むくみ対策”をしていらっしゃいますか?
むくみは翌日まで持ち越さず、その日のうちにしっかりと取ることが重要です。毎日のことになりますから、効果的なケア法を覚えておけば、時短美容にもつながります。
そこで今回の記事では、時短美容研究家の筆者が、美脚メソッド専門家の津田真里さんに、自宅でできる効果的なむくみケアについて取材した内容をご紹介します。
■1:入浴中・入浴後のセルフマッサージ
津田さんは入浴時にできるケアとして、次のような方法を提唱しています。
(1)まず、左の鎖骨からスタートします。鎖骨上のくぼみに指を当て皮膚を揺らしたあと、太ももの付け根に手をあて、左右にさすりましょう。太もも(全面)、そして膝側から太もも付け根に向かって下から上へさすり、膝裏を下から上に向かってさすってください。
(2)今度は膝下(全面)をさすり、足首側から膝に向かうように下から上へさすりましょう。
(3)最後に足首まわりと足の甲をケアします。足首を包むように手をあて、上下に皮膚を揺らすように揺すり、最後に足の甲を足先から足首に向かってさすりましょう。
「ポイントは、優しく行うことです。回数は、全て10回以上が好ましく、お風呂の時間だけでなく、洋服の上からさすってもOKです。入浴後はオイルを使用して、じっくり行うのもさらに効果的です」と、津田さんはアドバイスします。
■2:就寝前の足上げケア
また津田さんは、就寝前に次のひと手間をかけることが、むくみ対策に効果的だといいます。
(1)まず仰向けに寝て下さい。腹式呼吸を10回行います。
(2)壁の高い位置に足をつけ、足を斜めに上げます。そのまま10分以上放置してください。
(3)たまに足を壁から離し、足首をしっかり回したり、ブラブラさせたりしましょう。
「これは簡単で効率的なむくみ対策方法です。寝る前に最低10分間、毎日続けると、これだけでも足が細くなる方もいらっしゃいます。
むくみが翌朝まで残っている人は要注意です。毎日のむくみはその日のうちにとるようにしましょう」と、津田さんはむくみをその日のうちに解消させる重要性を説明します。
誰でも簡単にむくみを解消できるセルフケア法を2種類ご紹介しましたが、いかがでしょうか? むくみを放置して翌日まで持ち越してしまうと、体内に老廃物が溜まり、不調の原因にもなってしまいます。
毎日のセルフケア習慣が大切ですが、長年で蓄積されてしまった頑固なむくみのある場合は、まず最初に専門家の力を借りてしっかりと流してからケアを取り入れたほうが、早く改善することもあるでしょう。
老け顔やデカ顏の原因にもなってしまう怖〜いむくみ、今日のむくみは今日のうちに取ることを心がけてくださいね!
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