何かと敏感肌さんにとっては、あれはダメ・これはダメというNGアクションがありますね。その一つに、自宅での産毛やムダ毛の処理だといわれています。何故、産毛やムダ毛処理がNGだといわれるのでしょうか?
それは簡単にお伝えすると、「角質層を削ってしまうから…」です。
もちろんこれは、敏感肌さんに限ったことではなく、敏感ではない場合でも同じことになります。しかし敏感肌さんの場合は、もともと角質層が薄い状態ですから、故意に「削る」という行為はもっての外…しかも、敏感ではない方に比べると、角質層が薄いばかりか新しい角質層を作るために細胞を生むという力が極端に低下しているために、NGと考えられています。
ですから、できれば「敏感肌克服」ができるまでは、我慢されることを私たちもオススメはしております。
しかし、イベント事が多いこの時期は、ちょっとぐらい産毛処理をしておきたいという方は少なくないでしょう。お顔全体に透明感が出た感じがしますし、お肌に滑らかさを感じますしね。
そこで、注意点と共に敏感肌さんへオススメの産毛処理の仕方をお伝えさせて頂きます。
まずはチェック!今日のお肌、産毛剃りして大丈夫?
そもそもは、産毛処理は避けたほうが良いとされる敏感肌さん。でも、少しでも行っていただける方法はあるものの、絶対NGな場面があります。下記にチェックが一つも付かなければ実施OKです。
□生理前、生理中である
□2、3日の間に日焼けをした
□お肌にかさつきやほてりがある
チェックが一つも付かなければ、下記に気をつけて実践!
●日が落ちて暗くなってからはじめよう!
よく、朝メイクをするときに、ついでに産毛をそることが多いです。しかも、日差しがあった方が産毛がきちんと見れるため、剃り残しを軽減できるからです。
でも、これはNGです。確かに、日差しがある方がお手入れはしやすいのですが、産毛を剃る=角質層を削る行為となるため、角質を薄くした状態に日光を浴びると、ほてりや赤みの原因になります。また、メラニンが生成されやすくなるため色素沈着にもなりやすいのです。 《オススメ方法》
日差しが出ている時間帯は避け、できれは、寝る前がおススメ。寝ている間は、細胞修復もしやすくなるからです。できれば、お出かけの数日前に行っておくのが良いでしょう。
●剃る時は【方向】【回数】がポイント!
毛の流れに逆らって剃ると、角質が削られやすくなります。そして、同じ箇所を何度も剃ることも、角質を何度も削ることになるので敏感度が高くなってしまいます。
《オススメ方法》
毛の生え方に沿って剃ります。また、同じ箇所を何度も剃らず1回通らせるだけに!【方向】と【回数】は大切です。
●石鹸をつけて剃るのはNG!お風呂場もNGです!
すべりをよくするためにと、石鹸や洗顔料の泡で剃るのは、避けましょう。元々保水力が低下している敏感肌さんなので、石鹸など洗顔料を長くお肌の上に乗せておくことで、乾燥を進ませ皮脂もとられやすくさせます。
また、お風呂場で行うのもNGです。お風呂は湿度が高く、角質層がふやけて取れやすくなるからです。
《オススメ方法》
石鹸などの使用を避け、湿度の低いリビングなどのお部屋で行いましょう。
●剃る時は、お肌が乾ききった状態はNG!
湿度の低いお部屋で行うのは良いけれど、お肌が乾いている状態だと逆にNGです。お肌表面の滑りを良くすることで、角質を傷付けにくくします。
《オススメ方法》
ゲル状のアイテムを厚めに塗り、すべりを良くします。その中でもお勧めは、角質層を安定させやすい成分と言われる「セラミド入り」のアイテムを選ぶと良いです。
●剃り終わった後のケアが大切!
剃り終わったらそれで終わりではありません、最後のケアも忘れずに。ポイントは、「冷やす」ことと「角質安定」です。
《オススメ方法》
お顔の産毛が剃り終わったら、氷水にコットンを浸し、軽く絞って剃った部分にパック。角質に摩擦を加える状態になっているため、ホテリや赤みを伴うのを避けるためです。角質安定ケアをします。先ほどお伝えしたセラミド入りに加えて、お肌を沈静しやすくすると言われているグリチルリチン酸2K入りのアイテムでケアするのもお勧めです。
まとめ
いかがでしたか?できれば、敏感肌さんには避けていただきたい、「産毛剃り」ではありますが、脱敏感肌チャレンジ中の方にも行っていただける方法をお伝えさせていただきました。
是非、「今の角質層の厚みは薄すぎないか?」「角質層を傷付けないように」を意識して、「産毛剃り」を行ってみてくださいね。
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