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2015年01月30日
冬バテ ダルい、冷える…夏バテ」とは違う「冬バテ」って!?ポパイが元気になるのはALAのおかげかも
ダルい、冷える…「冬バテ」に効く”パワフル野菜”が身近にあった!
クリスマスに忘年会・新年会が終わったと思えば、もうすぐバレンタイン。年末年始は怒涛のシーズンです。
でも、ふと鏡を見てみると、どんよりとした表情で疲れきった自分が映っていませんか? そういえば最近、カラダがダルいし、何気ないことでイライラする。寝付きが悪くて、手足も冷えっぱなし……。
実はそれ、イベント続きの疲れからくるものではなく、「冬バテ」かもしれません。
「夏バテ」とは違う「冬バテ」って!?
冬は寒さで血行が悪くなり、体はガチガチの緊張状態。そのうえ、楽しいイベントが続き飲食の機会が増えることから、内臓にかかる負担も大きい。すると、休息モードの副交感神経が働かず、活動モードの交感神経ばかりが活発に動いてしまい、無駄なエネルギーを消費してしまうのです。
また、女子の大敵である「冷え」もバテの原因。カラダが冷えてしまうと、体内の熱を逃がさないようにと交感神経ばかりが働き、心身をリラックスさせるための副交感神経が働きにくい状態になってしまうのです。
夏バテは自律神経そのものが乱れるのに対して、冬バテは神経が「休息モードにならない」と、原因が違うんですね。
冬バテを防いでくれるパワフル食材「ホウレンソウ」
でも、なかなか病院に行く時間もないし……。いえいえ、病院なんて行かなくても、普段何気なく食べている食材によって、この「冬バテ」を防ぐことが可能なんです。
その頼もしい食材が、「ホウレンソウ」
冬のホウレンソウは甘みが強く、たびたび食卓に登場するお宅もあるのではないでしょうか。では、なぜホウレンソウが「冬バテ」にイイのか。
それは、ホウレンソウに多く含まれている「ALA(アラ)」(5-アミノレブリン酸)というアミノ酸が疲労回復をサポートしてくれるからなんです!
この「ALA」という成分は、動植物の細胞内にあるミトコンドリアの中に存在し、私たちが活動するために必要なエネルギーを生産する源。生命の根源物質ともいわれ、36億年前に地球上に生命が誕生したことにも関わっていると考えられているとか。つまり、「ALA」を効果的に体内に取り入れることでミトコンドリアが活性化され、エネルギーが効率よく作られる。すると、基礎代謝が活発になり、体温の上昇も期待できる、すなわち「冬バテ」の対策にもつながるというわけです。
ポパイが元気になるのはALAのおかげかも
ところが、この「ALA」は、年齢を重ねるとともに、体内での生産量が減ってしまうという厄介なもの。若い頃は平気だった徹夜が今はツライ……などという、加齢による疲労感も、もしかしたら「ALA」の減少が原因のひとつかもしれません。
そこで、手っ取り早く「ALA」の減少を補うための方法が、「ホウレンソウ」を食べるということなんです。漫画&アニメのポパイがホウレンソウを食べてパワーアップしていたシーン。あれも、「ALA」を摂取していたからだとすると、なんだか納得できますよね。
もしかしたら、自分も冬バテなのかも……と思ったら、まずは意識的にホウレンソウを食べてみてはいかが? また、最近ではALAのサプリメントもあるので、手軽にALAを摂ることもできます。
冬バテをやっつけてポパイみたいにパワーアップしましょう!