お腹冷えてない?生理の遅れや長期化は「冷え」が原因かも!?
女子の悩みは色々ありますが、生理に関することでお悩みの方は多いのではないでしょうか。寒い季節は、生理が遅れがち、いつもより長引く、生理痛が辛い…。そんな冬の生理不順は冷えが原因かもしれません。身体を内側から温め、そんな生理の悩みを和らげるおすすめの食べ物を3つご紹介します。
冷えると生理トラブルになる理由3つ
(1)卵巣の冷え
人間の身体は、深部体温が37℃前後で正常に機能するようにできているそう。身体が冷えてしまうと、卵巣の機能も低下してしまいます。そのため、女性ホルモンのバランスが崩れ、生理周期の乱れを引き起こす原因になってしまいます。
(2)子宮の冷え
子宮が冷えていると、子宮自体の排出する力が弱まってしまうため、子宮を収縮させるためのホルモンが過剰に分泌されてしまいます。更に、血流が悪いことで子宮を収縮させるホルモンが骨盤内に滞って痛みを強くしてしまうそうです。
(3)身体の防衛反応
東京慈恵会医科大学の古賀医師によれば、「身体が冷えると体温を保つために月経を止めて熱を出さないようにする」そう。そのため、身体が冷えてしまうと、生理不順に悩まされる人が多くなるようです。
逆に、胃腸が冷えて消化吸収が弱くなると、生理が長引く場合もあるそうですから、生理中は、特に冷たい飲みものや食べ物は避けたほうがよさそう。
生理不順におすすめ食べ物3つ
(1)デーツ(なつめ)
東洋医学では、ナツメは、気を養う補気類(ほきるい)に分類されています。気が不足すると、血液の巡りも悪くなり内臓の働きが低下します。ナツメは、身体を温め、血液を養う効果もあり、生理痛の緩和にもおすすめ。ただし、お砂糖漬けではなく、ナツメだけを乾燥させたものチョイスして。
(2)クルミ
クルミは、悪玉コレステロール値を下げ、血管を柔らかく保ち血流を改善する効果のあるオメガ3脂肪酸が最も多く含まれるナッツ。また、ホルモンバランスを調整する作用のあるビタミンEも豊富に含まれています。
(3)シナモン
シナモンは身体を温める効果のある温裏類(おんりるい)に分類されていて、冷えからくる痛みを取り去る効果の高い食材とされています。また、毛細血管を丈夫にして血流をスムーズにする効果も認められていますから、冷えが気になる方は、積極的に摂ってみて!
ホルモンバランスの乱れは、お肌や気持ちにも影響してしまうことも……。お腹をしっかり温めて、ココロもカラダも元気に過ごしたいですね。
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