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2014年08月21日

汗と体臭ケアが大事! 暑い季節の香水マナーと夏の香りの5つのポイント

体臭
汗のにおいや体臭は、香水では消せません!

普段よりも「汗や体臭」が多くなる夏は、香水の使い方にもかなりの注意が必要となります。

 汗のにおいや体臭を香水でごまかそうとする人もいますが、あくまで香水は良い香りの創作を楽しむもので、体臭を消す役割ではありません。体臭が気になるところにどんなに良い香りの香水をつけても、香りのポテンシャルは発揮できません。

 私の経験では、日本人で本当に体臭の強い人は20人に1人いるかどうか。もし他人から体のにおいを指摘されて気になるようであれば、病院に相談に行きましょう。医師から診断を受けた上で相談にのってもらいましょう。

 また、もともとは体臭が強くなくても、暑い季節に油断できないのは汗のにおい。汗はかいた直後は無臭ですが、空気や皮脂に触れることで酸化したり、細菌が繁殖して悪臭に変化するので、ケアが必要になってきます。

夏の香りポイント1:汗はかいたら、即拭き取る!

 汗をかいたら、汗拭きシートなどで拭いてから香水をつけ直しましょう。汗と一緒に汚れも取り去るので、すっきりします。

 私は薬局で販売している焼きミョウバン50gを1.5リットルの水に溶かし、コットン2枚にしみ込ませた「ミョウバン水コットン」を小型のジッパー袋に入れて携帯しています。ミョウバン水コットンなら、肌にやさしく汗を抑えられます。

夏の香りポイント2:デオドラント製品は無香料を選択

 脇や足など、汗や汚れのたまりやすいところに香水をつけるのはNG。まずは清潔に保ってから、においを防ぐデオドラント製品でケアしましょう。

 デオドラント製品もいろいろな種類がありますが、香水の香りを楽しむためには無香料のものをセレクトしましょう。また、香水の前にデオドラントを使うなら、フローラル、シトラスなど同じ香りのグループのものを選ぶとよいでしょう。

夏の香りポイント3:「体臭+香水」で自分の香りにするのは難しい

 「体臭と香水をまぜる」場合、ラストノートではその人にしかないとても魅力的な香りになることもあります。しかし、乾燥して気温が低く、寒い季節での体臭と、汗の酸化したにおいが混ざる暑い季節での体臭は違うため、夏場は避けたほうが無難です。暑い季節はケアを行なって、体臭を抑えてからから香水を使いましょう。

夏の香りポイント4:持続時間の短いものをこまめにつけ直す

 香水は製品や持続時間によって、パルファン、オードゥパルファン、オードトワレ、オーデコロンなどに分けられます。夏場は汗を拭くときに一緒に香りも消えてしまうことが多いので、持続時間が3〜4時間のオードトワレや、持続時間は1〜2時間でも爽やかさがもつオーデコロンがふさわしいでしょう。汗が気になったら即拭いて、香水もつけ直すことを習慣にしてください。

夏の香りポイント5:「強い香り」ではなく「爽やかな香り」を選択

 前述したように、香水は体臭を消すものではありません。暑い季節に好印象なのは「強い」香りよりも「爽やか」な香りであることをおさえておいてください。

 暑い季節に汗をかくのは頑張ってアクティブに活動している証拠です。汗&体臭ケアは面倒かもしれませんが、いつもより疲れ気味の自分をいたわるように、体も気持ちもさっぱりさせてから、好きな香水の香りを楽しんでくださいね。
タグ: 体臭 香水
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