続きになります。
前回
数学なんてつまらないと思ってた私を大きく変えた書籍!Part1
https://fanblogs.jp/logic-collabo/archive/95/0
数学の好き度を10の内5以上にどうしてもなれなかったら私にキッカケをくれた書籍。
2013年2月に某本屋で巡り合いました。
タイトルからして数学の本と分かったので、読んでみる事にしました。
最初手に取った時は、
「この4月から中学校に行く教え子もいるし、何かの役に立つかもしれない。
まぁ、どうせ今まで読んできた数学本のように、ありきたりなことしか書いてないだろうけどね。」
と正直思っておりました。
でも、目次見たら興味を引くタイトルがあったのです。
「数学は特別な言語だ」
これを見た時
「はいっ?数学は理系科目でしょ!何を訳の分からんことを!」
と思って、その個所を読んでみる事にしました。
私が衝撃を受けた個所を引用します。
引用1開始・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
たとえば「三角形ABC」などという代りに「△ABC」と書くが、「三角形」よりは△の方がはるかに鮮やかに簡潔に意味と伝える事ができる。
そういう点からみると、数学の中に使われている記号は単純化された絵であるといった方がよい。これに似たものを強いてあげると、近ごろ都会の街頭でよく見かける交通標識がある。
引用1終了・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
引用2開始・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
交通標識は瞬間的に意味を伝える必要上、字を読ませるのでは間に合わないので、直截簡明に意味を伝える単純化した絵が利用されるのである。つまり、それは新しい象形文字なのである。
引用2終了・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
引用3開始・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
たすは「+」、ひくは「−」というような記号で表されているが、
「2たす3は5に等しい」
と書くのと、
「2+3=5」
と書くのはどちらがわかりやすいかを考えてみるとよい。
=や+の意味をいちど覚えてしまったら、2+3=5のほうがはるかにわかりやすいことをだれでも納得できるにちがいない。
交通標識も象形文字だから外国人にもすぐわかるように、数学の記号もやはり国境をこえて理解される。そういう意味で、数学の記号は国際的な象形文字なのである。
引用3終了・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この箇所を呼んで衝撃が走ったのは、今でも昨日の事のように覚えています!
「今まで読んできた数学の本で、こんな本なかったよ!
こんなシンプルだけど誰も言い返せない位のわかりやすい話している人なんていなかったよ!
もうこれは買わなかったら一生後悔する!」
となって他の買い物も終えて、この本を買いました。
この書籍をベースに同じ著者の本をいくつもそろえて読ませていただいてます。
それもあって、今では数学の好き度は10の内、6にまで伸びました☆
これ以外の体験談もまた順を追って話していこうと思います。
この私の大きなきっかけを与えた1冊はこちらになります。
今は絶版して中古でしか買えないみたいですが、超おススメです!
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