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★私たちは情報世界に生きている
赤ちゃんの脳は
まだ何の情報も書き込まれていない、
真っ白な状態です。

その白紙の脳に
最初に情報を書き込むのが、
母親の仕事です。

そして、その情報は
主に母親の言葉によって
書き込まれるのです。

子供が幼稚園に通い始める頃、
子供の脳に他人の言語によって
新たな情報が書き加えられます。

そして、小学校に入ると、
やがて、授業、教科書、読書など、
活字によって様々な情報が
書き加えられていくのです。

私たちは
現実の物質的世界に
生きていると同時に、
こうした言語による
情報世界に生きています。

学習、思考、論理、
そして感性までもが、
こうした情報世界の中での行為であり、
それを主に司っているのが日本語なのです。

★日本語の中心は漢字にある
私たちの情報世界は
日本語によって構築されているのですが、
その日本語とはまさに
漢字に他なりません。

日本語は漢字とひらがな（カタカナ）で
成り立っているのですが、
助動詞・助詞・接続詞・副詞がひらがなで、
それ以外は基本的には漢字です。

つまり、自立語は和語や外来語をのぞいて、
漢字が中心となっているのです。　　

自立語とは単独で意味を持つ言葉。
だから、漢字で最も大切なのは意味であり、
私たちはその漢字で
各自の情報世界を構築していくのですから、
「漢字でものを考える」
といっても過言ではありません。

漢字で大切なのは、
読み・書きではなく、意味であり、
その論理的な使い方なのです。
そこで、
「頭がよくなる漢字・小学一年生〜六年生」
を水王舎から刊行しました。

★大人も一緒に取り組んでほしい
わたしが開発した論理エンジンは、
日本語を習得したことを前提に、
それを論理的に扱うための
プログラム・教材です。

ところが、小学生はまだ
その漢字の習得段階です。
1年から次第に漢字を習うにつれて、
子供たちの情報量は格段と増えていきます。
最初は目の前にある物、
目に見える形のある物から、
しだいに、目に見えない、形のない物、
体験したことのないもの、
気持ちを表現するもの、
抽象的な世界へと、
漢字によって次第にその情報世界が
広がり、深まっていくのです。

その時の漢字の習得の仕方が、
その後の子供の思考力に
大きな影響を与えるのです。
なぜなら、私たちは生涯にわたって、
日本語を使う限りは
漢字で物を考えるのだから。

『頭がよくなる漢字』は、
子供たちの言語運用能力を鍛え、
脳内にある言語OSを
徹底的に強化していきます。

まさに小学生用の
「論理エンジン」と言えるでしょう。

ぜひ親子で楽しみながら、学習してほしい。
言葉を習得することが
いかに新鮮で、面白いか、
きっとそれを体感することができるはずです。

★大人も学習してほしい漢字★
この「頭が良くなる漢字」は
小学生対象のドリルですが、
実は大人こそ学習してほしい。

小学生の漢字を習得すれば、
日常生活で漢字に
困ることはありませんし、
その論理的な使い方を
トレーニングすれば、
語彙力を確実なものにする
と同時に、
自然と論理力が身についてくるからです。
（子供用の振りをして書店で買えば、
はずかしくありませんよ）

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