05月19日
TouchBarを使いたい!無料のTouchBarアプリがあります
MacBook Pro Retina Late 2012、Mid 2015でもTouchBarが試せるそんな内容の記事です。
タッチバー表示非表示を簡単にできる方法も解説しています。
MacBook Pro Retina 2016年モデルには、TouchBarモデルがあります。
MacBook Pro Retina 2017年モデルにも採用されるんでしょうね・・・
Microsoft Officeを始め、最近ではChromeもタッチバー対応版がリリース間近と言われています。
TouchBarがあるとそんな使い方ができるの?知らなかった・・・
乗り遅れないためにもTouchBarアプリで使い勝手や「Touch Barをカスタマイズ...」で使える機能をチェックしたい
当ページでTouchBar非搭載モデルでもできるTouchBarアプリのインストール、簡単に表示非表示する方法、TouchBarのカスタマイズ方法がわかります。
タッチバー表示非表示を簡単にできる方法も解説しています。
MacBook Pro Retina 2016年モデルには、TouchBarモデルがあります。
MacBook Pro Retina 2017年モデルにも採用されるんでしょうね・・・
Microsoft Officeを始め、最近ではChromeもタッチバー対応版がリリース間近と言われています。
TouchBarがあるとそんな使い方ができるの?知らなかった・・・
乗り遅れないためにもTouchBarアプリで使い勝手や「Touch Barをカスタマイズ...」で使える機能をチェックしたい
当ページでTouchBar非搭載モデルでもできるTouchBarアプリのインストール、簡単に表示非表示する方法、TouchBarのカスタマイズ方法がわかります。
TouchBarなしモデルで使うTouchBarアプリ!無料でできます
TouchBar非搭載機でもアプリでTouchBarの表示を確認、動かすことができます。
TouchBarとほぼ同等なんですが、以下デメリットがあります。
- Touch IDは使えません
- macの画面上に配置されます。邪魔な場合があります(回避方法あり)
- TouchBar非搭載は、タッチではなく、マウスのクリックです
- XCodeのインストールが必要です。 TouchBarアプリは、Apple純正です
Appleの無料開発ツールXCodeに内蔵されたTouchBar表示、非表示を利用します。
ここでは勝手にアプリと呼ばせてもらっています。
位置づけ的には、開発者向けのTouch Barシミュレータっていうところでしょうね。Mac野郎なのかは、ユーティリティ入りを希望です。
TouchBarアプリの必要要件とインストール方法は 最後の方 でご紹介しています。
TouchBarアプリは、Xcodeの「Show Touch Bar(Shift+Command+5)」、「Hide Touch Bar(Shift+Command+5)」で表示、非表示できます。
TouchBarアプリを表示するとこんな感じのウィンドウがZオーダーの最上位に表示されます。
TouchBarを縦にしたり、横にしたり、サイズを変えたり、メニューに含ませるようなことはできませんでした。
このウィンドウが最上位に表示されているので、SafariやFinderなどのアプリの上の可視領域を隠すことになります。
TouchBarアプリをショートカットで表示・非表示する方法
TouchBarアプリの表示、非表示は、Xcodeをアクティブにして、Windowメニュー>Show/Hide Touch Barを選ぶ手順です。
非表示自体は、TouchBarアプリの閉じる(×)操作でできます。
表示は、Xcodeをアクティブにして、Windowメニュー>Show Touch Barの流れになります。
Xcodeをわざわざアクティブにするのが面倒でした・・・
この手順をたった1つの手順で起動して使っています。
「Shift+Command+5」でできるようにキーボードショートカットに追加します。
AppleScript+Automator+キーボードショートカットの合わせ技です。
Automatorでサービスを追加する
Lauchpad > その他 > Automatorを選びます。
サービスを作成します。サービスを選んでください。
- ライブラリから「AppleScriptを実行」を探して、右側のエリアにドロップします。
- スクリプトに以下XcodeのShift+Command+5を通知する処理をコピーします。
tell application "Xcode" to activate
tell application "System Events"
keystroke "5" using {shift down, command down}
end tell - サービスの次の選択項目(テキスト)を「入力なし」に変更します。
- 一旦実行ボタンを押して、動作することを確認します。
TouchBarアプリを起動していない場合、
1回目の動作でTouchBarアプリが表示します。
2回目の動作でTouchBarアプリが非表示になります。
保存します(Command+s)、ここでは、TouchBarというサービス名で保存しました。
保存できたら、Automatorは使わないので終了しても構いません。
続いて、作ったTouchBarサービスにショートカットキーを割り当てます。
TouchBarサービスのキーボードショートカットを設定する
システム設定>キーボード>ショートカットを開きます。
ショートカットを開いた後、左側のサービスを選ぶと一番下の方に「TouchBar」が表示されていることが確認できます。
(先ほどAutomatorで保存した名前になります)
TouchBarサービスを選択すると「ショートカットを追加」というボタンが表示されます。
「ショートカットを追加」をクリックした後、起動するショートカットをキー入力します。
ここでは、Shift+Command+5を入力しました。
Shift+Command+5を入力するとTouchBarアプリが表示したり、非表示できるようになります。
Finderがアクティブでも、Safariがアクティブでも、Shift+Command+5でTouchBarアプリが表示できます^^
TouchBarのカスタマイズ方法
TouchBar非搭載モデルでも、TouchBarアプリを動作することでカスタマイズができます。
- システム環境設定>キーボード
Touch Bar表示に関する全体的な設定ができます。 - Touch Bar対応アプリの表示メニュー(Touch Barをカスタマイズ...)
Touch Barのカスタマイズに対応したアプリは、表示メニュー>Touch Barをカスタマイズ...項目が表示されます。
アプリ固有の機能をTouch Barに追加・削除することができます
Finderやサファリは、Touch Barをカスタマイズ....項目がありました。
システム環境設定やプレビューは、TouchBarの表示内容が変わります。ただカスタマイズ不可でした。
Touch Bar表示に関する全体的な設定は、
Shift+Command+5でTouchBarアプリを表示した状態にした上で、「システム環境設定」を新たに表示します。
「システム環境設定」がオープン済みの状態では誤動作しやすので、一旦閉じて、開く操作をした方が確実です。
Touch Barに表示する項目、Control Stripをカスタマイズ...がキーボード設定に表示できます。
Control Stripをカスタマイズ...ボタンをクリックすると編集用の画面に切り替わります。
完了ボタン、またはescキーで元に戻れます。
Control Stripをカスタマイズ...方法がわかるアニメーションです。
TouchBarの削除、アイテムの追加方法、並び替えなどの流れがわかります。
初めは、下部にドロップって意味がよくわからず、
一生懸命ドラック&ドロップで上にアイテムを移動していました(笑)
TouchBarアプリの3つの問題点と解消法
使っているといくつか問題点に気がつきます。
気がついている問題点とその解消方法をご紹介します。
- 問題点1 Mission Controlで別デスクトップに切り替えるとTouchBarアプリがなくなる
TouchBarアプリはデスクトップ1で起動したらデスクトップ1に存在しています。
デスクトップを切り替えても移動してくれません。
Shift+Command+5のショートカットを実行して、一旦非表示、再度表示すると今いるデスクトップに表示できます。 - 問題点2 TouchBarアプリをMission Controlで別デスクトップに移動できない
デスクトップを移動できない種類のウィンドウっぽいです。
解消方法は、問題点1同じです。 - 問題点3 TouchBarアプリが2つ表示されることがある
Shift+Command+5で表示、非表示を繰り返していると、
ごくたまに非表示したはずのTouchBarアプリのウィンドウ枠だけが消えて、中身が残るという現象に出会います。
上:残ってしまったTouchBarアプリの残骸 下:表示しているのが使えるTouchBarアプリです。
この状態を解消するには、一旦Xcodeを終了させます。終了後、Shift+Command+5で再表示させると解消できます。
TouchBarアプリのインストール
TouchBarアプリを動かすための条件は、macOSのバージョンとXcodeのバージョンです。
- macOS Sierraのバージョンが10.12.1 build 12B2657以降のバージョン
- Xcode 8.1以降のバージョンがインストール済み
macOSのバージョンの確認方法は、アップルマークメニュー>「このMacについて」で「概要」に表示されるバージョンでわかります。
Xcodeのバージョンの確認方法は、Xcodeメニュー>About Xcodeを表示するとわかります。
macOS Sierraにアップグレード(無料)できないモデルや必要となる空き容量があります。
以下リンク先で入手方法と利用可能モデルと必要メモリ、ストレージ空き容量がわかります。
Apple.com: macOS Sierra の入手方法
macOS Sierra 10.12.1未満の方はOSのアップグレード・アップデートが必要です。
macOSのコアサービス ControlStripが必要になります。
Xcodeの機能を利用します。XcodeはApple謹製、無料の開発ツールです。
ただ、ストレージ容量5GB程度消費します。
Xcodeのバージョン(例えば7.3)が古いとTouchBarメニューアイテムがありません。
App StoreやApple Developersサイトから最新版を入手し、インストールします。
今回は、Version 8.3.2をインストールしています。
macOS 10.12.1以降なら最新のXcodeをインストールするとTouch Barメニューアイテムが表示できるはずです。
まとめ
TouchBar非搭載モデルのMacBook Pro Retina Late2012、Mid2015でもTouchBarアプリで使い勝手、アプリで提供されるTouchBar向け機能を確認することができました。
TouchBarアプリの起動(表示)が面倒だったので、キーボードショーカットで表示・非表示する方法もご紹介しました。
TouchBarアプリを活用することでショートカットランチャー的な使い方ができます。
なぞる操作でスクロールやTouch IDなどTouchBar独特の機能をお望みの方、これじゃ満足できない方
=>本物を検討しましょう
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