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【Ventura+M2+Wine8】 WineはAppleシリコンでも動作します、Gatekeeperが仕事するので少し面倒に・・・

macOS上でWindowsのプログラムを動かす手段の一つにWine( WineHQ )があります。
この記事を書いている段階で、最新版は8系です。homebrewでは、wine-devel-8.10がインストール可能でした。

環境:macOS Ventura 13.4.1(c) MacBook Air M2

  1. Wineを起動後、wine64 wincfgは正常に動作可能です。
    macos-ventura-m2-mac-wine8-winecfg-image.jpg


  2. wineで動作するのは、M2 MacなのでARM版?x64版?32ビット版?32ビット版が正解でした。
    WinMerge(ARM版)[WinMergeU.exe]を実行すると失敗します。
    アプリケーションを開始できません。もしくは、指定したファイルにアプリケーションが関連付けられていません。
    ShellExecuteEx が失敗: ファイルが見つかりません。

    WinMerge(x64版)[WinMergeU.exe]は実行できる気配があります。だだし、Gatekeeperがガードします。
    macos-ventura-m2-mac-wine8-winmerge-gatekeeper-blocked-image.jpg
    キャンセルするとwineがプログラムエラーを表示します
    macos-ventura-m2-mac-wine8-winmerge-gatekeeper-blocked-after-image.jpg



  3. WineでWindowsプログラムを動作させるには、以下の手順が必要になりました。
    Gatekeeperがガード(キャンセル)した後、システム設定のプライバシーとセキュリティで「このまま許可」操作が必要です。
    macos-ventura-m2-mac-wine8-winmerge-gatekeeper-blocked-allow-image.jpg
    ・mac野郎なのかは「App Storeと確認済みの開発元からのアプリケーションを許可」する設定にしています。
    ・"WinMergeU.exe"は開発元を確認できないため、使用がプロックされました。の下に「このまま許可」ボタンが表示されます。

    ・信頼しているプログラムのみ許可するように心がけています。

    ・「このまま許可」した後、再度プログラムを実行するとGatekeeperが「開いてよろしいですか?」と確認してきます。「開く」を選ぶことで実行できます。

    ・この確認は初回のみです。

    動作したWindowsプログラムは32ビット版だけでした


    • WinMerge(ARM版)wine64動作しません。
    • WinMerge(x64版) wine64動作しません。プログラムエラー「重大な問題が発生した・・・」でメイン画面開けません
    • WinMerge(32ビット版)起動できました。

    まとめ:脱Windowsが進んだみたいでWine不要な体になってきています


    以前は重宝していたWineです。WinMergeやWinSCPなどやっぱりこれだよ、って思っていました。

    この辺りのプログラムは、稼働率落ちています。

    Visual Studio Code(macOS版)やCyberduckで対応できています。Cyberduckの転送ウィンドウ機能便利ですね。繰り返しの転送にはとても良い機能だと感じてます。

【Ventura+M2+Wine8】 WineはAppleシリコンでも動作します、Gatekeeperが仕事するので少し面倒に・・・
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