ABAによる言語の個人指導を、週1回 約3か月間通った。
解約理由は、担当の療育士の力不足。
もちろん、療育機関には告げていない。
(※体験授業は、別の療育士が指導)
この療育士は、臨床心理士の資格を持っていた。
しかし、この療育士の指示は、早口で長い上に不統一だったし、
丁寧に言葉を選んでいるとは思えなかった。
例えば、ひも通しの微細をさせながら言語指導をする時、
「この赤い 輪っか を入れてみて」
「その青い 丸いの も入るかな」
「今度は、そっちの黄色を赤い 丸っこいやつ の上に通そう」
「その先の方を右手で持って、手前から緑色の 穴 の中に刺して、出てきたらそれ引っ張って」
など、同一物に対し、実に様々な名称を使う。
子供は、療育士の言葉が全くわからなかっただろう。
ゾウ、シマウマ、キリン等の数語の名詞を
やっと覚えたばかりのレベルだ。
もちろん、療育士には何度も改善要求をした。
彼女は快く受け入れ、
授業開始時は「赤入れて」「青入れて」、、と言葉を整えた。
しかし、いつも長くは続かない。
授業後半には完全に崩壊してしまう。
・・・本当に臨床心理士なのか?
だが、これ以下の水準の療育機関も少なくない。
保護者は、療育機関を慎重に選ぶべきだろう。
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