中国は地下鉄が発達しており地元の人も多く利用しています。
日本の東京メトロの1日の搭乗者数は724万人(2016年)に対し、1200万人を超えるというから驚きです。
今回は友人の家の最寄り駅である立水橋駅(りっすいきょうえき)から天安門広場、紫禁城に行った際にみた中国の鉄道事情をご紹介します。
北京には22の路線が走っており、出発店の立水橋駅には地下鉄5号線と13号線の2線が通っています。
ちなみに東京メトロは9路線だそうです。
中国の地下鉄の乗り方
券売機はタッチパネル式で上に配置されているボタンで路線を選んでから目的地の駅を選択します。
この時は特勝門がある積水潭駅(せきすいたんえき)まで購入。
1人5元(約82円)なので中国の切符代は日本に比べてかなり安い印象です。
中国都市部では紙の切符はなくスイカのような非接触型ICカードの出てきます。
中国ではどこの駅でも手荷物検査場があり、X線で中身を検査されます。
街中を歩いていても警察官が多く、テロを警戒しているのが分かります。
ただ、全員が検査されるわけではなく旅行者や不審者など気になる人のみチェックするようです。
私の現地の友人はそのことが気に入らなかったらしく「さっきの人はチェックしなかったのに、なんで私はチェックするの!?」と食って掛かっててかなりヒヤヒヤしました。
友人曰く中国では自分の意見を主張しない人は生きていけないらしいです。旅行者はそんな真似をせずおとなしく従っておきましょう。
改札は券売機で買ったカードでタッチする方式です。
改札を出るときはICカードを改札口で回収するのでタッチではなく、穴に差し込む必要があります。
壁には防犯のポスターが貼ってありますが、黒人=悪い人みたいな図式になっているんですが大丈夫なんでしょうか。。まだまだ中国の人権に対する考え方はまだまだのようです。
駅構内は小ぎれいでゴミなどは落ちていません。
ただ、よく見ると前をある人の背中に「POLICE」の文字が。。。
悪いことしてなくても、なんかビクビクしてしまうのは私だけでしょうか?
この日は平日の昼間でしたが、電車内は結構混んでいます。
中国人はマナーがなっていないみたいなことを聞きますが、割り込みされることもなく整然としています。
社内の様子。ゴミなどもなくとてもきれいです。
窓にも「社内の消毒を今日やったよ」と張らせており、衛生面も考慮されているようです。
シートはプラスチック製なのでクッション性はありません。長時間座るとお尻が痛くなります。
また、電車の中はいたるところで電子公告が流れてます。中国では街中やマンション内など壁という壁に広告がはってあり中国人の商魂の逞しさを感じます。
地上を走っているときは気になりませんでしたが、地下に入ると「あれ?電車内の電気が消えている」。
しかし、現地の人たちは暗闇のなんか気にせずスマホをいじってます。
聞くと中国ではしょっちゅうあることのようです。
天安門広場の最寄り駅につきました。
来る前は大気汚染を心配しましたが、この日は快晴でした。
まとめ
中国の地下鉄の乗り方は日本と変わらず、タッチ式の券売機で切符(ICカード)を購入し、改札にタッチするだけで乗ることができます。
現地の人は定期券を持っているので、券売機は空いていますが路線数が22路線もあるため予め調べておかないとモタモタしてしまうので注意が必要です。
また、改札の前にX線での手荷物検査があるので、慌てず騒がす係の人の指示にしたがいましょう。
それさえ気を付ければ日本と変わらず地下鉄を利用することができるので、みなさんもチャレンジしてみてください。