懐かしい光景

こんばんは。

たくさんの犠牲者と被害をもたらした去年のあの出来事から一年—

依然、目に見えない「放射線」の恐怖、

福島の未来は宮城、岩手よりも多くの時間を必要とします。

一年が経ち、復活・再生へ向けてこれからも多くの方の

ご支援を必要としています。

自分も困難を乗り越え、明日へ進んでいかねばなりません。

これまでのことを振り返っていました。

震災当時の悲しさ、やるせなさ、原発騒ぎに加熱する国や世間への

疑心暗鬼、ボランティアで分かち合った喜び—

あの日のことはきっと、ずっと心に残り続けます。

風化させず未来へ伝え、且つ自分も前へ。

そんな中、先週末、震災で閉鎖されていた市の図書館が

補修され、再オープンしました。

中学生の頃にできたので、もう３０年くらいになるでしょうか。

しょっちゅう利用していました。

当時は東北１の規模ということでした。

（現在は分かりません）

長居して閉館ギリギリまで居ることが多く、

暇さえあればここへ来て過ごし、周辺を散策したりしていました。

新しく入った本はやはり震災関連のものが目立ちます。

ロビー周りは多少配置が違ってましたが、のんびりできる空間は

そのままでした。

図書館を出ると薄暗くなってました。

目の前にはよく見た懐かしい光景がありました。

被災したままの公民館（左）と大正時代から現役の公会堂（右）のシルエット。