「美魔女」について、ちょっと独り言: 60代主婦の独り言

2020年01月25日

「美魔女」について、ちょっと独り言

先日「美魔女」に対して「若作りはイタイ」といった少し批判的な記事を目にしました。でも「美魔女」＝「若作り」という単純な導きはいかがなものでしょう、、、。

確かに「若作り」はちょっとイタイかもしれません。それに、私は「美魔女」の方々を尊敬していますが、「美魔女」という単語自体にはちょっと抵抗を感じています。

「魔女」という言葉からは「人を惑わす」とか「人を思い通りに操る」というイメージが連想されるからです。いくら「美」で修飾されていてもちょっと、、、。

でも、ここ数年の「美魔女ブーム」で「美魔女」チャンピオン等に選ばれた方々は、皆さんお美しくてスタイルも抜群で、本当に素晴らしいです。

毎日どれだけの努力をなさっている事か、、、「エイジング」に立ち向かう日々の前向きなアクション無しには成し得ない事なので、本当に尊敬に値します。

問題は「美魔女」という単語です。なんで「魔女」が付いてるんでしょう？個人的には「美熟女」の方が、まだ比較的抵抗が無いです、、、。

ヨーロッパには「魔女狩り」なんて恐ろしい黒歴史も存在しますから、なんだか「魔女」という言葉を用いるのは怖ろしい感じすらします。

「美魔女」なんて単語にするから様々な誤解が生じるんだと思います。なんだか「魔法か何かをかけたかの様に若く見える」＝「若作り」とか、、、。

私が目にする「美魔女」の方々は皆さんお美しく上品ですから、どう見ても「若作り」ではないと思います。品格があるか無いかが分かれ道だと思います。

私は「美魔女」の皆様ほど「超ストイック」ではありませんが、やはり美肌を目指そうとすると、ある程度のストイックさは必要だと思います。

「糖質制限」「食品添加物CUT」「良質なタンパク質摂取」「睡眠時間確保」「水分補給＆サプリ」「ストレッチ＆リンパマッサージ＆ヨガ」「UVケア」等、、、。

これらは日々の生活で行っている事ですが、日課になってしまえば何の苦も無く続けられます。継続するストイックさえあれば根性は必要ありません。

でも「ストイック」どころか「大喜び」な事も多いです。例えば「珈琲」「チョコレート」「ヨーグルト」「ワイン」「チーズ」「お味噌汁」は大好なので、、、。

ただ私の場合、冬場はUVケアは心がけていますが毎日お化粧はしません。冬のお化粧はちょっと特別な時だけで、買い物の時はマスクとUVカットグラスを使います。

なんとなく、お化粧をした方がかえって老けて見える様な気もするし、お陰様でお化粧しなくてもシミも気にならないレベルになったからです。

以前はシミを隠すためにお化粧してましたが、今は素顔でいる事への抵抗感が無くなったんです。でも春夏はUVケア＋UV効果の高いファンデーションを使います。

無理せず肩の力を抜いて、楽しみながら継続出来る「エイジングケア」は「美肌」だけでなく、プラスαの恩恵として「落ち着き」と「健康」をもたらします。

こんな緩い考えでは「美魔女」にはなれないかもしれませんが、ともすれば更年期障害で苦しんで気持ちが塞ぎがちな年代を、明るく前向きに乗り越える事が出来ます。

そして気付けば30代の頃とそれ程大きく変わっていない自分と再び対面し、子育て後も心新たに主人と共に前向きに生きて行く自信を取り戻せています。

私は元々ポッチャリしてますので、、、30台のポッチャリがそのままポッチャリを継続してる感じです、、、何もしないでほっといたらブクブクです、、、。

ここで話は少し戻りますが、いずれにせよ「若作り」にならない様に気を付ける必要はあるでしょう。「若作り」はやはりちょっとイタイと思います。

「若作り」と言う単語からは、もう中高年なのに無理して20代の様な髪型やファッションをして、言動も子供っぽいままなイメージが浮かんで来るからです。

中高年にはあって、本当に若い人達には無い魅力は「落ち着き」と「包容力」ではないでしょうか。「若さ」だけを追及しても「真の若さ」に敵う訳がありません。

ですからどんなにお美しくても、いい歳をして「落ち着き」や「包容力」が無いと、ちょっと残念な結果になってしまう可能性があります。

この「落ち着き」と「包容力」を身に着けるためにも、中高年になってから「自分を大切にする」ための正しい「エイジングケア」をする事は重要だと思います。

世の中の多くのご主人や男性の方々は、単なる「若さ」や「美しさ」を求めている訳ではないと思います。中にはそのような方もいらっしゃるかもしれませんが、、、。

はっきり言って、単なる「若さ」や「美しさ」を求めている様な男性とは関わらない方が良いです。人は皆少しずつ歳を重ね、そしていつか最期の時を迎えるのです。

皆いつの日か等しく迎えるであろう最期の時に、後悔の無い生き方をしたいものです。あの世へ行く時に持って行けるのは物質ではなく、自分の魂と思い出です。

そして人は皆、最終的には「魂の友」とも言える「自分の魂を受け入れて共に歩んでくれる」人生のパートナーを求めているのではないでしょうか？

人が生きていれば必ずしも良い思い出ばかりではありませんし、失敗もします。そこから何かを学び取り、今とこれからを少しでも美しく彩って行きたいものです。

男女にかかわらず、人は皆「相手を尊重する心」「自分と相手を大切にする心」を養って行く事が大切なのだと、半世紀以上生きていて感じます。

もし私が男性だったら、家の掃除もろくにしない、毎日の食生活や家族の健康への配慮が足りない「自分勝手」な奥さんは困りますし、嫌です。

また、例え家のことはキチンとしていたとしても、いつもイライラして怒っている様な、家族や他人への優しさや思いやりの足りない奥さんも嫌です。

表面上は綺麗に見えても、裏表があって心の中があまりにも汚れていたり、人の悪口や不平不満ばかりを言っている様な奥さんも困りますし、嫌です。

これは男女を逆にして「奥さん」を「ご主人」にしても同じ事が言えるのではないでしょうか？例えば、不潔な「ご主人」を好きな女性がいますか？

「自分を大切にする」事は「自分勝手」とは全く違います。「自分勝手」は「自分さえ良ければ良い」であって、この考え方は破滅をもたらします。

私も含め、人は皆若気の至りで無意識に「自分勝手」な言動をしてしまう事があります。それに気付いた時に少しずつでも良いから改善すれば良いのだと思います。

「自分を大切にする」事は「健康長寿」や「他者を大切にする」事、そして自分を取り巻く世界の「幸福」へと繋がって行く、とても生産的な行為だと思います。

くれぐれも「自分を大切にする」事と「自分さえ良ければ良い」とを混同しない様に気を付ける必要があります。常に周囲とのバランスを考える事が大切です。

「自分を取り巻く人々の状況や意向を見定めながら行動する事」は「自分を大切にする事」とイコールです。人は一人では生きて行けません。

「一人でも大丈夫」などと思っている人でも、実は想像も出来ない程多くの人達に支えられて生きている事に、いつか必ず気付く時が来るでしょう。

全ての人が社会の一員なのです。社会は一人では成り立ちません。社会があってこその今日の現代文明があり、近代的な生活が成り立っているのです。

「エイジングケア」は「若作り」とは違います。更年期障害等で沈みがちな時代以降を幸福に過ごそうと考えるなら、今の時代「エイジングケア」は必須です。

「美容」と「健康」は切っても切れない関係にあります。健康を害して介護が必要にでもなれば、結局は家族に負担がかかってしまいます。

また、今の日本経済を圧迫しているのは「医療費」と「介護費」です。一人の人が自堕落で不健康な生活を続けていると、結局は社会全体に負担がかかるのです。

「正しいエイジングケア」をする事は「美容」や「美肌」に良いだけではなく、必ず「健康」にも良いですし「認知症予防」等にも効果的です。

一人でも多くの方が「正しいエイジングケア」に目覚め、一人でも多くの方が「幸福な健康長寿」になれます様に祈りつつ、私もその一人になれる様、淡々と継続します。

最後まで読んでくれてありがとうございます