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経済事象に関する原則−金利

一般的な「経済事象」を示す要素として、「金利」、「株価」、「物価」、「為替」の動きがあります。
今回は「金利」を紹介します。

おカネを必要とする人は、将来、そのおカネを増やして返すことを約束しておカネを借ります。その増加分を「金利」と呼んでいます。金利は「おカネの使用料」のことです。

私たちは、預金をして金利をもらうことを当たり前のように考えていますが、それは、その裏側でおカネの使用料を支払ってくれる人がいて初めて成り立つことです。

おカネを借りた人は、新しいモノやサービスを作り出し儲けます。大きく儲けることができると、おカネを貸してくれた人に「金利」を多く支払ってもいいということになります。そして、儲かっている人が多ければ多いほど、経済全体としては景気がいいということになり、景気がよければ金利が高くなるということになります。

また、モノやサービスはもう十分にあるのだけれども、おカネだけが少ない場合があります。中央銀行である日本銀行がおカネの供給量を抑えている場合です。つまり、金融が引き締められているという状態です。このときは、おカネが相対的に少なくなるので、おカネそのものの価値が高くなり、金利が高くなります。

以上、「金利」についてまとめると、

?@「景気がいい=高金利」、「景気が悪い=低金利」
?A「おカネが少ない=高金利」、「おカネが多い=低金利」


となります。

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megapits
投資に関する技術、方法、話題を集め、金銭的に豊かな投資家を目指しています。
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