タイトル:カルダノ、大規模なDDoS攻撃を受けるも繁栄止まず。そのわけとは…
カルダノプロトコルはDDoS攻撃を受けても、一点の障害も生じず、大きなチェーン停止には直面していない。
要点
●多くのエコシステムの報告によれば、カルダノがDDoS攻撃を受けている。
●負荷が最大限に分散されたため、この攻撃によるプロトコルへの影響はない。
●このような攻撃を受けても、ADA価格は意外にも上昇している。
カルダノブロックチェーンがDDoS攻撃を受けたことが報じられるも、メインネットへの影響は少なかった。内部の最新情報によれば、攻撃は10,487,530個目のブロックから開始された。
カルダノのDDoS攻撃による予想外の展開
デジタル通貨のエコシステムでは、ハッキングやこれに類する攻撃は珍しいことではない。多くのレイヤー1ネットワークが何らかの攻撃を受けるなか、カルダノはきわめてユニークな特徴を示している。
Crypto Capitalの創設者であるダン・ガンバルデロ氏が強調したように、カルダノは攻撃を受けても完全な運用を維持している。負荷が分散されているため、ネットワーク上に一点の障害もないからだ。このような分散型機能はブロックチェーンネットワークでは珍しい設計ではないが、カルダノは最近になって初めてその耐性を示すこととなった。
Fluid TokensのCTOである "elraulito "が共有したハッキングの詳細によれば、この記事を書いている時点でも攻撃は止まっておらず、攻撃者は計194件のスマートコントラクトでそれぞれのトランザクションを実行しているという。また、このようなトランザクションの多くによって各ブロックを満たしつつ、1トランザクションにつき0.9ADAを費やしていると指摘している。
elraulitoさんのX投稿
「 カルダノネットワークへの攻撃が10,487,530個目のブロックから始まりました。
—それぞれのトランザクションは、194件のスマート コントラクトを実行します。
—攻撃者は1トランザクションにつき0.9ADAを費やしています。
—攻撃者はこのようなトランザクションの多くによって各ブロックを満たしています。
—使われるスマート コントラクトは、報酬型です。
このようにして、可能な限り少額で大きなトランザクションを送信することができます。
攻撃はまだ続いています。2024年6月26日 」
「使われるスマートコントラクトは、報酬型で、このようにして、可能な限り少額で大きなトランザクションを送信することができます」とFluid TokenのCTOは指摘する。
攻撃は続いてはいるが、チェーンの停止もいかなるかたちでの混雑もない。さらに衝撃的なのは、このネットワークのネイティブトークンであるADAの価格が7%上昇し、0.3964ドルになったことだ。過去24時間で、価格は安値の0.3667ドルから0.3968ドルという高値まで急騰した。
しゃっくりをしている場合ではない
カルダノはそのエコシステムの中できわめてユニークな進化を遂げており、プロトコルに大きな混乱を生じさせるには、かなりのコストがかかる。創設者のチャールズ・ホスキンソン氏が指摘したように、Changハードフォークは今月末までに稼働する予定だ。
ホスキンソン氏はこれに関する新たなアップデートをまだ共有していないが、コミュニティはこれを待ち望んでいる。もしネットワークがこのDDoS攻撃に対処できなければ、今年後半に予定されている計画に疑問符がつくかもしれない。
Changハードフォークアップグレードにより、カルダノは自己管理型プロトコルに移行しつつある。今回の攻撃を生き延びたことにより、推進派は大きな飛躍への準備が整ったと確信している。
(記事は以上です。)
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