どのような水のことを言うのでしょうか。
ここではミネラルウォーターの種類や、
成分などを説明します。
ミネラルウォーターの種類
スーパーやコンビニへ行くと、
さまざまな種類のミネラルウォーターが売っています。
日本では、
農林水産省が
「ミネラルウォーター類(容器入り飲用水)の品質表示ガイドライン」を制定して、
「ミネラルウォーター類」を4つに分類しています。
◆ナチュラルウォーター :
特定の水源から採水された地下水。
沈殿、濾過、加熱殺菌以外の物理的・化学的処理を行わないもの。
◆ナチュラルミネラルウォーター :
ナチュラルウォーターのうち、鉱化された地下水(天然の二酸化炭素が溶けていて、発泡性のある地下水を含む)。
◆ミネラルウォーター :
ナチュラルミネラルウォーターを原水として、品質を安定させる目的等のためにミネラル
の調整、ばっ気、複数の水源から採水したナチュラルミネラルウォーターの混合等が行われ
ているもの。
◆飲用水・ボトルドウォーター :
ナチュラルウォーター、ナチュラルミネラルウォーター及びミネラルウォーター以外のもの。
欧州のミネラルウォーターの品質は?
欧州(EU)では、
ナチュラルミネラルウォーターの品質基準を、
◎ 殺菌の禁止(その代わり水に含まれる生菌数を厳しく限定している)
◎ ミネラル分の基準値の設定
◎ 採水地周辺の環境保護の義務付け
として定義しています。
つまり、欧州では、採水地が環境を守られている水のみが、「ナチュラルミネラルウォーター」として流通できます。