ニセコのスキーブームも曲がり角に来ているようだ。
高すぎる、人が多すぎるということで、長野などへ逃げ出すオーストラリア人が続出。
中国人が入ってきたというのも関係があるのだろう。
だが、本当に最も大きな原因は日本の現場の状況というよりも、オーストラリアドルの円に対する為替の低下だ。つまり、オーストラリアドルの価値が下がって、日本での費用が高くなってしまった殻なのだ。
ニセコの好景気、不景気は海外との相場の関係で上下するのだ。
Yahoo!より、
豪州スキー客「ニセコ離れ」 15年度から2割減 宿泊料高騰で本州へ
1/14(火) 11:36配信 北海道新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200114-00010001-doshin-bus_all
記事より、
オーストラリアのシドニーと新千歳を結ぶ直行便が昨年末就航し、北海道と同国が12年ぶりに結ばれた。就航の決め手は、同国から後志管内のニセコ地域を訪れるスキー客への期待
ところが近年、オーストラリア人観光客がニセコではなく、本州のスキー場を旅行先に選ぶケースが急増している。
シドニーの旅行会社に置かれている日本のスキー旅行の案内を読むオーストラリア人。冊子にニセコの文字はほとんどない=昨年12月
「混んでいるし、ホテルが高く気軽に行けなくなった」
日本のスキー場に関する英語雑誌を読んでいた会社員ベン・テイラーさん(35)は「ニセコは信じられないほど混んでいるし、ホテルが高くなって気軽に行けなくなった」とし、今冬は毎年のように行っていたニセコをやめ、長野に2週間滞在するという。テイラーさんが手にしていた雑誌の巻頭特集は福島県の猫魔(ねこま)スキー場で、長野県白馬村や新潟県妙高市の特集が続く。ニセコの記事は70ページ中1ページだけだった。
後志管内倶知安町の統計によると、同町の2018年度の外国人延べ宿泊者数は約46万5千人で増加傾向。だが国・地域別では、香港やシンガポールなどのアジア人観光客は増えているものの、オーストラリアは11万6千人で15年度から2割以上減少
別の旅行会社の外国人経営者は「白馬などのスキー場が、ニセコを手本に英語対応やアプレ・スキー(スキー後の体験)を充実させ、ニセコの価値が相対的に下がった」と
倶知安町では年々、宿泊施設の高級化が進んでおり、繁忙期の冬には1泊100万円を超える部屋も登場。一方で人口1万5千人の同町では、サービス業などでの専門的な人材の確保が難しく、地元の関係者からも「料金にサービスが追い付いていない」と
人材の確保が難しいということで、地元は別の国みたいな感じでスキー場周りを見ているのもマイナス要素だろう。
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2020年01月15日
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