皆さんこんにちは。Momoです。
今回は「BASEBALL Q&A」の第8弾です!これまでFA制度やポスティングシステムでの移籍など選手の移籍について書いてきましたが、選手が移籍するときの別の方法として「トレード」というものがあります。今回はその トレードについて方法や過去の例、そのトレードが両球団にとって成功だったか失敗だったかなどについて 書いていきたいと思います。是非最後までご覧ください。
トレードとは
トレードとは、 複数のチーム間で選手の保有権や金銭などを交換することを指します。
(…A球団 …B球団だった場合)
←---選手の保有権or金銭----→
トレードと一言で言っても、トレードの中にはいくつか種類があります。
● トレードの種類は?
「交換トレード」
= 両球団の間で選手同士を交換するトレードを交換トレード と言います。戦力的に同じようになるようにするために、1対2のトレードや2対4などのトレードがあります。例えばですがこんな感じでトレードが進みます。
A球団はB球団の1軍で活躍している〇選手が欲しい。戦力的に同等にする必要があるから、A球団からは若手で将来期待されている選手2選手に加え、ベテランで出場機会が減っている1選手の計3選手でトレードしたい。
B球団はチームの世代交代を考えている。そんな時にA球団からトレードの依頼が来る。A球団が要求しているのはB球団で主力で活躍している〇選手。でもチームの方針もあり、A球団から期待の若手がもらえるならとトレードの話を合意。
成立!
この場合は3対1のトレードになります。本当はもっと交渉があったりすると思いますが、簡単に説明させていただきました( ´∀` )選手同士が移籍するパターンになります。
「金銭トレード」
=金銭トレードは一方の球団は選手、もう一方の球団は金銭でトレードする形になります。最近は金銭トレードも多いですね。金銭トレードも簡単にご説明します。
A球団はB球団の△選手が欲しい。トレード依頼。
A球団からのトレード依頼に対して、B球団はA球団に金銭を要求。
成立!
この場合はA球団はB球団に金銭を支払い、B球団はA球団に選手の保有権を渡すことになります。
他にも「無償トレード」や「三角トレード」などもありますが、基本的には交換トレード、金銭トレードが多いです。最近で言うと、 現ジャイアンツの中田翔選手 は 日本ハムファイターズから無償トレードでジャイアンツに入団 しましたね。この一件に関しては皆さんも意見が色々あると思います三角トレードはメジャーで結構見られますね。
● トレードQ&A
Q,トレード移籍して変わることは?
A,まずは 環境 ですね。これは当たり前ですが(;^ω^)両球団からトレードが発表されるとその選手たちの保有権は移籍先の球団になります。 背番号 も変わります。移籍先の球団でも元の背番号と変わらないということもありますが大抵は変わることの方が多いですね。シーズン途中でトレード移籍した場合の成績についてですが例えば元パ・リーグの選手がセ・リーグに、つまり 異なるリーグに移籍した場合は成績が引き継がれません。しかし同一リーグにトレード移籍した場合には成績は引き継がれます。 また、契約内容についても、元球団で契約した内容がそのまま引き継がれます。
Q,シーズン途中でのトレードに期限はあるの?
A,シーズン中にトレードすることは出来ますがそれにも期限があります。 通常は7月末まで です。2021年シーズンは東京オリンピックがありましたので特別に、8月の末まで延長されました。
これまでのトレードは成功?失敗?
トレードはこれまでたくさん行われてきました。戦力的に同じようにトレードしても、その選手によって才能が開花する選手もいれば、怪我などで残念ながらあまり活躍できなかった選手もいます。今回は最近のトレードでの例をいくつか挙げ、個人的にどのトレードについてつぶやいていきたいと思います。
例?@
ジャイアンツ 大田泰示選手&公文克彦投手
ファイターズ 吉川光夫投手&石川慎吾選手
このトレードは両球団とも成功したトレードではないでしょうか?どちらかと言えばファイターズが得をしたとも言えますね。大田選手はファイターズを代表する選手ですし、公文投手、吉川投手は現在ライオンズに居ますが、2選手とも1軍で活躍したまたしている選手です。石川選手もとても期待されていますし、このトレードは成功したと言えると思います!
例?A
マリーンズ 涌井秀章投手
イーグルス 金銭
このトレードは楽天が得をしたトレードでした。涌井投手はロッテでは思うような活躍が出来ていませんでしたし、実際ライオンズ戦を見ていてもそこまでライオンズ打線が困っている様子もなく怖い印象もありませんでした。でも楽天に行き、本当にうまい投手凄い投手だなと感じますね。ベテランとしてチームを引っ張っているのでこれからも対戦が怖いです。涌井投手からすると楽天に行けてよかったとも言えるかもしれませんね。
例?B
ライオンズ 木村文紀選手&佐藤龍世選手
ファイターズ 公文克彦投手&平沼翔太選手
このトレードは衝撃的でしたまだトレード後すぐなのでこのトレードが両球団にとって成功だったか失敗だったかは分かりませんが期待できるトレードだと思います。木村選手と佐藤選手はファイターズに移籍してライオンズの時よりもスタメンで起用され、結果を残しています。佐藤選手はパンチ力もあり将来期待できるバッターなので移籍はショックでしたが、ファイターズからも将来期待されている平沼選手が移籍してきたので本当にワクワクしますね!また公文投手も左腕なのであまり安定しないライオンズ陣を安定させてほしいと思います
まとめ
トレード移籍は選手が活躍するチャンスですね!愛着を持っていた球団を離れるのは悲しいと思いますし、「期待されていなかったんだ」と思う選手もいるかもしれません。でも本当はそんなことは全くないですね。期待されているからこそチャンスとなる環境を球団側が与えているので是非みんな活躍してほしいと思います。今後も注目していきましょう。最後まで読んでくださってありがとうございました。
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