嫁ちゃんからのメールはいつも淡白だ
嫁ちゃんは平日2日連続で休みを取り、観戦モードに入っている。
一方夜勤の龍之介は、「果報は寝て待て」を決めた。
詳細を尋ねると、1点差のゲーム。
新人戦で大勝した自チームとしては、苦戦したといえよう。
「それで我が子の活躍は?
どこ守ったの?」
「最初は、あっち、あっち、
ほれ、え〜っと、サードの後ろ、
ライト ?!
そんで、途中からいつものショートへ。
来た球は全部ミズなく処理できてたよ。」
「あっ、まあ レフトは楽やし、ショートは
慣れてるし、流石に守備で心配はいらんね。」
「あっ、レフトかっ」
「それで、バットはどうなん?」
「いや、打ってたよ!」
「えっ、ヒット?どこに打ったん?」
「えっ〜と、どこ?どこと言われても、
ごめん、あずきの学校の支度あるから
想像してみて じゃぁ」
まったく状況は分からないが、まずは一勝。
「よかったよかった。」
>既に独り言
そして一笑
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