しわも五重に重なり、多少のくすみもみられるが、
相変わらずのいい男 シャキーーーン
自分の顔を好きになれなければ、毎日、毎日鏡の前には立てまい。
しかし、そのため息はいつもと違っていた。
過去を振り返り、反省を繰り返し、理想と違う現状を嘆いていたのだ。
もしも、やり直すことができたなら
「 リバーーース 」
今できることは、、、
ひとりぼっちで立つ、その鏡の前で、、、
白くなった髪の毛をビゲンで黒く染めることだ。
嘆いても、順風満帆だったあのころには戻れないから、
せめて、今の自分で、できる限り前向きに闘おう。
もしも疲れ果てたなら、、、
幸せだった過去を想い出しながら、、、
力を抜き、独り、ただ野垂れ死ぬだけ。
平成29年9月12日 龍之介
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