だれしも 生きて生活をしておれば
なにがしか危険な目に逢うことは避けられません。
どんな場面・状況に於いてもです
リビングに寝っ転がってのほほーーーんと天井でも見上げていた…として
その天井がアナタがあくびをした次の瞬間
2階の床ごと落っこちてこない、
と100パーセント保証できる根拠は無いわけです
(いやまず99パーセントは無いと思いますけどね)
ましてや想定可能なクライシス(危機)に
「準備し過ぎ」 ということはありません
ありません
なかったのですが
今日の 暑さがワタシの中の判断力を
鈍らせたのでしょうか
以前から気にはなっていたのですが
ずっと 見ないフリをしていた
庭の生垣
ちょっと手入れを怠ると ぼさぼさ
横枝を張り巡らすタイプの
しかも厄介なことに ヒイラギ目なので
トゲトゲがある葉っぱは触れると痛い
黄色いテープで 「Denger!!」 って 貼ってある
事件現場の如き 封鎖っぷりに成り果てている生垣
以前は隣の家の2階の窓がかろうじて見えていたのに
今や
隣の家の存在そのものが
覆い隠されてしまいました
(当然向こうの家からも 我が家の存在が消滅しているハズ)
見ないフリを続けて2年と6ヵ月
果ては旦那と共同戦線で 「見ないフリ合戦」
これじゃ イケナイってずっと思ってて
今日の真夏日が背中を押したとしか・・・
ワタシ 高枝切りバサミを手に おもむろに庭へ。
切らなきゃ。今日切らずしていつ切るの?
『今思えば、 目つきも変でした』 (証言A)
そんなわけで 麦藁帽子に首タオル、という
日曜によく庭にいるタイプ属性のオバサンになって
チョキチョキチョキン と 鋼(はがね) を打ち鳴らしておりました。
調子よく。
始めてみればなんてことはない
生垣とハサミと一体になって
ワタシ 今 シザーハンズね (ディップ〜)
家の近所にカート場があり
ヴゥゥーン という 独特のエンジン音が低く高く
風に乗って響いてくるのも 心地よく
ヴゥゥーーーン
……
…
い でっ
突如 右頬をかすめる
閃光の如き痛みアリ
蜂
ちょっと待って今 ワタシ刺された
しかも右頬
乙女の尊顔を しかも
右頬
(左の頬も差し出すべき? いやないない)
パニックを起こしかけつつ その場を跳びすさり
いそいで
玄関から転がり込んで洗面台へ
右頬に残るうっすら紅い ポチっ とした
点を
軍手を嵌めた両の手で
ぐわしっっっっっ と 挟んで
ぎゅぅぅぅぅっっっ と 絞る
きらきら透明な液体が刺し痕から出てくる
これが きっと蜂の毒液に違いない
ひーん…痛い。(泣)
とにもかくにも顔は腫らしたくない
『顔はぶたないでっ ワタシ 女優なんだから』
女優じゃないけど アラフォー女子
ただでさえ全盛期の面影が無いとトコ もってきて
コレ以上顔面に マイナスてこ入れはしたくない
急いで旦那が洗面器に氷と水を張ってタオルを用意
ワタシ 顔面冷やしまくる
ついでに洗う
( 蜂毒は水溶性ですから 水に溶けます
流水で洗える場所なら 毒液を搾り出しつつ
洗うといいんですよ。)
首のリンパ節から患部にかけて 冷やしまくる
濡れタオル
ガーゼに包んだ保冷材 等使う
じんじん 痛い(泪)
でもとりあえず 冷やす
こうしている20分の間に 刺された場所の痛み以外に
身体症状が無いか よく確認する
明らかに患部の痛み以外の症状があったら
ここで即・医療機関を受診
というか
小児科の先生に 確認したところ
救急車を呼ぶか近所の医療施設に一刻も早く駆け込む
のが良いそうです
( 蜂毒アレルギーの場合は20分以内に処置することが望ましい )
しかして ワタシ
うーん 右頬
ちょっと ぷっくり
タオルで患部を冷やしつつ
抗ヒスタミン剤含むステロイド剤 を速やかに塗り込む
この間
コレ以前に蜂に刺された記憶などを思い起こしておく
あれは
二十数年前か
だったら大丈夫かなーー などと
蜂とワタシの関係性などに思いを致しているうちに
小一時間
鏡を確認
指された痕は ぽちっと紅いし痛みも残るが
腫れは引いている
…
とりあえず 良かったーーーーーーーー
教訓:あれだけ茂った生垣は昆虫網ハチ目にとっては
絶好の営巣地帯。
管理及び手入れをするなら当然念頭に入れるべき事態。
?*?*??。*.•??=============?*?*??。*.•??
麦藁帽子に虫除けネットくらいは用意して然るべきだった
という
完全なるワタシの 油断でしたよ〜(泪)
もちろん 蜂の方だって
闇雲に襲ってくるわけではないのですね
よく考えれば
あの カート場の 「ヴィーーン」 だと思い込んでいた音こそが
蜂の発した 警戒音 だったのかと
おそらく アシナガバチ だと思うのですが
これが
スズメバチ クラスだったら やっかいでしたよね きっと
(この場合はもう即・毒を搾り出しつつ病院へ直行が良いのでしょうね)
もしも お子さんが蜂に刺された…という場合 (ワタシのようにね)
慌てずに
お子さんの刺された箇所を指で押し出して毒を出すか
もしくは 口で吸い出すのが 早いようです
(このとき吸い出した毒は ぺぺっ と出してくださいね)
そして 患部を 水洗いして とにかく冷やす
蜂毒アレルギーに関しては
お母さんは世間に流布しているいろいろな説に惑わされないように
しましょうね
その場でアナフィラキシーショックなど 強い症状が出ている場合は迷わず
救急車・もしくは 自家用車で搬送です。
(なるべく早いうちに医療機関へ)
但し
蜂に刺された = アレルギー (アナフィラキシー反応) ではありません
もちろん スズメバチ なら即・医療機関へ行くに越したことはありませんが
年中 蜂に刺されている林業土木関連の人などは例えば
エピペン常備、という人がおられますね
その方たちでも
「アンタ、コレ以上蜂毒にやられたらヤバいよ」 という
お医者さんの診断をもらっているからなのだそうです
お母さんが慌てずに 処置できるように
ワタクシの このたびの顛末が少しでもお役に立ちますことを
切に願って
(立たねーか)
寝る前にもっかい 鏡で確認してきます
(明日 PTAの会議があるので〜)(ひ〜ん)(泣)
蜂毒とは 何の関連もありませんが 『笹ヘルス』 は医薬品です。
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