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高校時代、あれほど熱心に取り組んだMSXに触れなくなって30年余…。 MSXエミュレータとの出会いで、MSX愛が再燃中。
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2023年05月13日

SPRITE EDITOR 活用方法

やっと思い通りの動きをしてくれました…。

2回目はツールで作ったデータの活用方法について説明します。
このSPRITE EDITORで作成したデータは、保存すると各データ下記アドレスに保管されBSAVEされます。



メモリアドレス

データ種別

詳細


&HB000〜&HB77F

パターンデータ

60パターン×32バイト=1,920バイト=&H780


&HB800〜&HB9DF

カラーデータ1〜30

30パターン×縦16ドット=480バイト=&H1E0


&HB9E0〜&HBBBF

カラーデータ31〜60

30パターン×縦16ドット=480バイト=&H1E0


そのデータをVRAMにセットしてゲームに使えるようにするサンプルプログラムを用意しました。
起動すると、下画面が表示されます。
俗に言う、MSX2のSCREEN1.5のSPRITEモード2を使用しています。
5_13_1.png

プログラムは簡単なので特に解説は不要かと思います。
「SPRSMPL.BAS」【 ダウンロード
5_13_2.png

自作プログラムに組み込むには、下記の部分が必要です。



行番号

内容

説明


110

SETSPR.BIN

スプライトデータVRAM転送マシン語プログラム


130〜140

スプライトパターンデータセット

スプライトパターンデータをVRAMに転送する


150〜180

スプライトカラーデータセット

変数Sに色設定したいスプライト?aA変数SPに設定したいスプライトパターン?b?代入し240行のサブルーチンをコールすると、VRAMにカラーデータを転送する

表示するスプライト分設定する


240〜290

アドレス計算サブルーチン

指定されたスプライト?bニ、スプライトパターン?bフデータが格納されているアドレスを計算するサブルーチン


このプログラムでは、最も時間のかかるであろうスプライトデータをVRAMに転送する部分をマシン語で組んでいます。
「SETSPR.BIN」(110行)
下記機能を提供します。



実行アドレス

機能

詳細



&HC040

スプライトパターンデータセット

60パターン分のパターンデータをVRAMに転送する

1,920バイト


&HC050

スプライトカラーデータセット

指定されたスプライト?bノ指定されたパターン?bフカラーデータをVRAMに転送する

16バイト



マシン語アドレスを変えたい人用に、SETSPR.BIN作成用のBASICプログラムを用意しました。
起動すると、SETSPR.BINを作成します。
「SETSPR.BAS」【 ダウンロード
5_13_3.png
posted by J-JSOFT at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 開発
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