ファン
検索
<< 2021年03月 >>
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
最新記事
写真ギャラリー
最新コメント
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
タナカマツヘイさんの画像
タナカマツヘイ
総合診療科 医学博士 元外科学会専門医指導医、元消化器外科学会専門医指導医、元消化器外科化学療法認定医、元消化器内視鏡学会専門医、日本医師会産業医、病理学会剖検医

広告

posted by fanblog

2019年02月18日

『ニューロン』

最終的には、心の働きの脳内メカニス?ムについて述べていきます

脳とニューロン

『ニューロン』

脳の高度な機能はニューロンがになっている!
神経細胞.jpg

ヒトの脳の中には1000億の ニューロン(神経細胞) があるといわれている。
ニューロンの本体『細胞体』から細長い突起が何本も出ている点だ。
ニューロンはこの突起を使って他のニューロンと接続し、信号のやり取りをしている。

突起は2種類ある。
信号の送り手となある『軸索』 と、
信号の受け手となる『樹状突起』

軸索は一つのニューロンに1本しかなく、
また樹状突起にくらべて細く長い場合が多い。

細胞体から出た1本の軸索は、ときに枝分かれしながらほかのニューロンの樹状突起につながる。
この つなぎ目は『シナプス』 と呼ばれている。

シナプスの数は一つのニューロンにつき数千から数万 にものぼる。
あるニューロンから出た信号は軸索を通り、数千から数万のシナプスを中継し、次のシナプスに到る。

脳の高度な機能は、このような複雑なニューロンの回路がになっている。

ニューロンには様々な種類がある。
たとえば、記憶に深く関わると考えられている『錐体細胞』と呼ばれるニューロンは大脳皮質や海馬に多く見られる。
三角錐のような形から、数本の樹状突起と1本の軸索が伸びている細胞である。錐体細胞の大きさは、樹状突起や軸索を入れてもせいぜい1mm程度。

他にも『顆粒細胞』『プルキンエ細胞』などが知られており、それぞれが脳のニューロンの回路の一部となって、脳の活動を支えている。

なお、脳以外にある神経細胞もニューロンと呼ばれており、たとえば脊髄の運動ニューロンは長さ数十cmにもなる。

参考文献:ニュートン別冊 脳力のしくみ 2018年7月15日発行
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8566844
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
Build a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: