最近、僕の「 ある小説」が原因で、 パーフェクト・ミュージックという音楽会社と「 訴訟沙汰」になりそうな(本当のこと)、小説家のともなりたかひろです。
もし裁判で「執行猶予」がついたらウケるよね(笑)。
だって、 僕の人生自体が「執行猶予中」だからね 、普通に(笑)。
まァ、そんなときはさておきさ、僕はね、 広瀬すずさんに一言言いたくてここにはせ参じたわけなんですよ。
彼女、『食わず嫌い王』で、スタッフの方へ「職業差別」とも取れる発言したじゃないですか?
そんな、人の声を録音することだけの人生でいいの? 的なさ。
僕は彼女はまだ若いのだからそのくらいの失言は仕方がない、とかいう理由で許す気はなく、徹底的に批判したく思っている。
——あのね、 広瀬すずさんは、ご自身を「選ばれた人」だと思っているんだよね。
つまり、 「必然」として、今の自分の「人生」や「状況」がある、と思っていらっしゃる。
でもさ、と思うんだよね。
「一回性」の「人生」において、支配しているのは「 自分の力」ではなく(いや、俺は自分の力で人生を勝ち登ってきたぞ、という意見の方もいらっしゃるだろうが、それはこの後ちゃんと注釈しますから)、多くの「 見えない力」のせいだったり、「 なぜか物事が巧く運んだ」という「 偶然の堆積」だったりする、・・・つまりは、 多かれ少なかれ、「自分ではどうすることもできない大きな流れ」によって「一回性」の「人生」は形成されていくんだよ。
つまり、 たった一度きりの「人生」において獲得した「人生訓」が、100%正しい、とは思えないわけ、僕には。
少なくとも、世にいる 瀬戸内寂聴みたいな「人生訓」を垂れる人は、「真理」の半分しか分かっていない、ということにすら気付いていないことは確かだ。
それが、「人生の真理」の「全て」を知っているかのような顔で民衆に説いているのだから、いやになるのだ。
だってさ、考えてもみてくださいよ、 「もう一回人生やり直しね〜」ってなったらさ、「今回の人生」のような「立場」や「状況」を得られるか、って言ったら、ちょっと難しいと思わないかい?
ここだよね、ポイントは。
例えば、「 今回の人生」で「 社会的に成功」した人は、きっと「 信念を貫けば、人生は自分の力でどうにでも出来る」という「 人生の真理」を得るだろう。
しかし、反対に、「 今回の人生」で「 社会的に失敗」した人は、きっと「 信念があろうがなかろうが、関係ない。世の中には、自分ではどうすることもできない力が働いているのだ」という「 人生の真理」を得るだろう。
簡潔に言えば、 広瀬すずさんには、今はこういう「恵まれた人生」を生きているけれども、「私だって『もう一回人生やり直せ』ってなったら、もしかしたら音声さんとして一生地味に暮らしていたかもしれない」という、「可能世界」的視点が欠けているのである。
そして、この「可能世界」的視点が欠けていることの何が悪いのか、というと、——答えは単純、 世の「弱き人々」に対して「本当の優しさ」を持てない、ということなのだ。
「今俺は音楽で成功して暮らせていけてるけど、もう一回人生やり直しってなったら・・・夢破れて日の目も見ずに人生終ってたかもな」
こういう風に考えるだけで、——病床にいる子供にも、いじめで自殺してしまった小学生にも、就職で失敗してニートになってしまった青年にも、いい年こいて派遣やっている中年のおじちゃんにも、駅の立ち食い蕎麦屋で働いているおばちゃんにも、・・・少しは 「優しい」視点を持てるんじゃないの?・・・ってことさ。
そして、この「立脚点」(悟り)を得た人は、—— 他人に「人生訓」なんて絶対垂れないよ。
つまり、 本当に「賢い人」ほど、ただ黙って、かすかに笑っている「無力な人」なのですよ。
それはもう、皆さんご承知の通り、——「 この世はどうにもならない“偶然”が支配する“不条理”な世界で、救われる人もいれば、救われない人もいる」という「本当の真理」を知っているからですよ。
自分の「今回の人生」だって「たまたまそうなった」んだから、——無責任に、他人に向かって「こう生きれば幸せになれますよ」とか、言えないよ、そりゃ。
とまァ、これ以上話すと、それこそパーフェクト・ミュージックに「削除」された「ある小説」の内で扱ったキリストの話になっていきそうなので、もうやめますけど、とにかく僕は広瀬すずさんは「本当の優しさ」を知らない人だ、ということは確かだと思いますね。
・・・ていうか、関係ないけど、このブログ、全然、「アフィリエイト」になってないですよね・・・。
最近は商品すら紹介していないし。
「 結果にコミットする!」
「 全然出来てないやんけ!」
という漫才が成立するぐらいに、「アフィリエイト」になってない。
うん。
まァ、いいや。
一応、この記事の最後に、アフィリエイトの広告を貼っておきますね。
じゃ。
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