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2015年06月10日
5002.リズムを点や流れではなく、拍を基準に作り直すための準備。クリックにあわせるほどリズムが揺れる人はこの視点で修正してみてね
おんがくりろんでごはんたべたい(??ω??)です
ごめんごめん。
りろん更新するっていいながら
いったん横道にそれます。
今回は演奏技術についての2回目で、
リズムの話のつづきです。
前回、リズムのとらえ方を
耳の使い方と感情の操作で感じる話をしました
今回はそれを発展させていきます
前回の内容が
長過ぎたので
今回は、なるべくかんたんになるよう
がんばります。
■よいリズム感をつくる
まず
リズムの良さに1つの正解をつくります
普通なら、演奏者側が
テンポやタイムをまもって演奏できているかとか
メンバーのリズムの縦がそろうかなどの
技術で考えるところですが
今回も
聞き手が正解と思えるタイミングかどうか
という基準でリズムを考えます
正解の連続するリズムは、
それだけで聞き手は鳥肌を感じるので
めちゃかっこよいです。
■なぜ聞き手を基準にするかというと
演奏者は、
拍に対して、音を鳴らす前から
音質から音の形から
タイミングからいろいろなイメージを準備して
実際に鳴らします。
その意味では、拍よりもずいぶん前から
演奏者は音を鳴らそうとしています
でも、聞き手は、
奏者が音を鳴らした瞬間を狙って
一緒に手拍子を打つわけではなくて
音を認識してから、拍を感じることも多いので
実は
演奏者と聞き手は
感じている拍の位置がずれています
なので
演奏者側のリズムの技術として
?@このずれを認識して
?A聞き手の拍位置を操作できるようになって
?Bそれをきっちり拍にはめて、聞き手と拍を共有する
って技術が必要になります
拍を感じるタイミングのつくり方のための
■質の違う2つの音の使い分け
(ここではこの2つ以外のものは気にしない)
前回の話とかぶりますが
→ 前回
●音は鳴らす前に、
せーのでタイミングを狙う
「鳴らすまでを意識を聞く音」と
●音を鳴らしてから
「長さに耳を向ける音」があります
通常はこの2つが
なんらかのバランスでまっざって使われます
(極端に一方に寄る場合もある)
前者の「せーの!」は
奏者が音を鳴らす瞬間を狙って
聞き手が手拍子を打ちやすい質の音で
一緒に手拍子しよって感じのニュアンスの音です
奏者の鳴らそうとする意識のほうを
先に聞き手に感じさせた音ともいえます
それに対して後者は、
音を鳴らした直後のどこかに
聞き手は拍を感じる質の音で
奏者の音についておいでって
手拍子を促すニュアンスの音になります
注意)
後者の鳴らし方をするだけでは
聞き手はまだ狙ったタイミングに
拍を感じてくれないので
もう1つ。
音を上から下に落とすイメージが必要です
そこについてはまた後日話しします。
この2つの音は
聞き手からすると、
手拍子の感覚が全然違うものなので
まずは明確に分けて練習するのがいいと思います
ダメな例1)
後者に対して、前者のタイミングで手拍子を打つと
叩く側としてそのにカチッとした拍がないので
無理やり叩いたような違和感を感じるし、
ダメな例2)
前者に対して、後者のタイミングで
手拍子を打とうとしても、その瞬間にはもう
拍が終わっているので、
タイミングがずれて手拍子をしてしまった
気まずさを感じます
なので自然と、
こちらの狙った拍のタイミングで
聞き手も拍を感じてくれるようになります
ポイントは
楽器へアプローチするタイミングと
拍を意識するタイミングがそれぞれ違う点。
●前者は
意識が先に拍を狙って、音とともに拍を消費するし
(拍は音が鳴るとき。また音も短めになることが多い)
●後者は、
音を鳴らしながら拍を意識して、そこに着地させる
(拍は音が鳴った後の重みにある。)
これらは楽器の特性によって
多用されやすい音質が偏りがちだけど
技術とするなら、楽器を問わず
拍ごとに狙って計画的に使い分けられるよう
練習したほうがよいと思います
なので、、
と、また無駄に
説明ながくなるところでした。
かんたんに言うと
練習の段階では
クリックにあわせるタイミングは
「音の鳴らしはじめ」じゃなくて
この「拍の位置」を合わせに行くって感覚で
きっちり拍が連続するように
練習してくださいって感じです
それではがんばってね。
ごめんごめん。
りろん更新するっていいながら
いったん横道にそれます。
今回は演奏技術についての2回目で、
リズムの話のつづきです。
前回、リズムのとらえ方を
耳の使い方と感情の操作で感じる話をしました
今回はそれを発展させていきます
前回の内容が
長過ぎたので
今回は、なるべくかんたんになるよう
がんばります。
■よいリズム感をつくる
まず
リズムの良さに1つの正解をつくります
普通なら、演奏者側が
テンポやタイムをまもって演奏できているかとか
メンバーのリズムの縦がそろうかなどの
技術で考えるところですが
今回も
聞き手が正解と思えるタイミングかどうか
という基準でリズムを考えます
正解の連続するリズムは、
それだけで聞き手は鳥肌を感じるので
めちゃかっこよいです。
■なぜ聞き手を基準にするかというと
演奏者は、
拍に対して、音を鳴らす前から
音質から音の形から
タイミングからいろいろなイメージを準備して
実際に鳴らします。
その意味では、拍よりもずいぶん前から
演奏者は音を鳴らそうとしています
でも、聞き手は、
奏者が音を鳴らした瞬間を狙って
一緒に手拍子を打つわけではなくて
音を認識してから、拍を感じることも多いので
実は
演奏者と聞き手は
感じている拍の位置がずれています
なので
演奏者側のリズムの技術として
?@このずれを認識して
?A聞き手の拍位置を操作できるようになって
?Bそれをきっちり拍にはめて、聞き手と拍を共有する
って技術が必要になります
拍を感じるタイミングのつくり方のための
■質の違う2つの音の使い分け
(ここではこの2つ以外のものは気にしない)
前回の話とかぶりますが
→ 前回
●音は鳴らす前に、
せーのでタイミングを狙う
「鳴らすまでを意識を聞く音」と
●音を鳴らしてから
「長さに耳を向ける音」があります
通常はこの2つが
なんらかのバランスでまっざって使われます
(極端に一方に寄る場合もある)
前者の「せーの!」は
奏者が音を鳴らす瞬間を狙って
聞き手が手拍子を打ちやすい質の音で
一緒に手拍子しよって感じのニュアンスの音です
奏者の鳴らそうとする意識のほうを
先に聞き手に感じさせた音ともいえます
それに対して後者は、
音を鳴らした直後のどこかに
聞き手は拍を感じる質の音で
奏者の音についておいでって
手拍子を促すニュアンスの音になります
注意)
後者の鳴らし方をするだけでは
聞き手はまだ狙ったタイミングに
拍を感じてくれないので
もう1つ。
音を上から下に落とすイメージが必要です
そこについてはまた後日話しします。
この2つの音は
聞き手からすると、
手拍子の感覚が全然違うものなので
まずは明確に分けて練習するのがいいと思います
ダメな例1)
後者に対して、前者のタイミングで手拍子を打つと
叩く側としてそのにカチッとした拍がないので
無理やり叩いたような違和感を感じるし、
ダメな例2)
前者に対して、後者のタイミングで
手拍子を打とうとしても、その瞬間にはもう
拍が終わっているので、
タイミングがずれて手拍子をしてしまった
気まずさを感じます
なので自然と、
こちらの狙った拍のタイミングで
聞き手も拍を感じてくれるようになります
ポイントは
楽器へアプローチするタイミングと
拍を意識するタイミングがそれぞれ違う点。
●前者は
意識が先に拍を狙って、音とともに拍を消費するし
(拍は音が鳴るとき。また音も短めになることが多い)
●後者は、
音を鳴らしながら拍を意識して、そこに着地させる
(拍は音が鳴った後の重みにある。)
これらは楽器の特性によって
多用されやすい音質が偏りがちだけど
技術とするなら、楽器を問わず
拍ごとに狙って計画的に使い分けられるよう
練習したほうがよいと思います
なので、、
と、また無駄に
説明ながくなるところでした。
かんたんに言うと
練習の段階では
クリックにあわせるタイミングは
「音の鳴らしはじめ」じゃなくて
この「拍の位置」を合わせに行くって感覚で
きっちり拍が連続するように
練習してくださいって感じです
それではがんばってね。
2015年05月22日
5001. 今回は演奏技術についてふれます。耳の使い方を音楽用の耳にすると、リズム感はよくなるし、感情の操作をしやすい音がつくれたらグルーヴも作りやすくなるので、1音にこだわるための話ししますね
おんがくりろんでごはんたべたい(??ω??)です
今回はちょっと
音楽理論から外れるんですが
演奏面についても
触れる機会があれば記事書きたいなって思ってたので
不定期ではありますが、
ときどきこういうのもはさませてください。
はしやすめな(人´∀`).☆.。.:*
理論の内容が遅々として進んでないですけど ←
【スポンサーリンク】
以下の内容は、レッスンを受けた内容を踏まえて
実際に自分がバンドや楽器をクリニックしている経験から
生み出したものです
ちなみにじぶんじたいは
楽器を演奏できません
教えてるだけ
それでもたくさん効果はでているので
もしよかったら参考にしてみてください
■リズム感について
リズム感を良くするっていうと
リズム感とは何かって定義をきめて、
それを改善していくって流れになるんですけど
今回は、リズムについての要素を
斜めの方向から解釈して
耳の使い方と、あと感情の操作という面から、
成長の方法を紹介します
このリズムの感覚は
リズム感って枠を超えて、
グルーヴづくりにも役立ちます
一般的にリズムってきくと
一定のテンポに対する、
何かしらの正確なリズムの操作ってとらえがちだけど
ビート感のある音楽の場合は
一定のテンポのある拍にたいして
質的にはリズムは一定ではないので、
(質的に意味は後述)
必ずしも
正確にリズムを割れるってことが
リズム感の良さにはつながりません
→音楽を聞いた人がいいリズムだね
って言ってくれるのがいいリズム感って捉えた場合ね
これは
それぞれのジャンルを
1つの「ファッション」としてとらえて、
そのジャンルはリズムをどう割るのが
「ぽい」かが分かるかってのがすごく大事で
そのジャンルの音楽が好きで
お約束を感じれるリズムの良さがわかる耳があるか
ってのがまず重要になります
で、それを前提にしたうえで
より正確なリズムを、
演奏でつくるための練習方法を紹介します
正確なリズムを生み出すためには
クリックのタイミングに合わせるのは後で大丈夫
それよりも
まず、先にすべきは、そのタイミングで鳴らす
「音の質づくり」からはじめましょう
質が一定に定まったら
クリックのタイミングを狙うのがたやすくなります
逆に、質があやふやだと
各拍ごとでの音の意味が違い過ぎて、
ノリや、場合によってはテンポさえ一定で
表現できなくなったりします。
では質とは何かってことですが、
今回はその質の要素として、
?@耳の使い方の操作と
?A曲にあった感情を込めるだけの時間(溜め)を
つくるための意識の使い方を挙げます
これをきっちり狙って出せるようになれば、
音の質が定まった状態とかんがえてください。
Point!)
リズムは、音を鳴らす前の気持ちを込める
ところからすでに始まっていると認識する
どのくらいの熱量で、その拍を狙いに行くかが
音の立ち上がりのアタック感や
鳴らした音の重さ、長さなど
いろいろなものを
狙って作れるって意味で大事なんですが
今回は、
●シンプルに耳の使い方としてだけ考えて
まず、おおきく2パターンにわけます。
パターン?@
その拍で鳴らしたい せーの!→ 拍
って狙う気持ちを作った音は
耳の使い方的には、
この思いが強いほど、鳴らした音を長く聞けず
→つぶの細かい短い音や、その場に押しつぶすような、
→ぐっとブレーキのかかる音にきこえます
反対に、
パターン?A
↓ここから鳴らしたい
拍ぶーーーーん → 次の拍
って感じの、拍のはじまりの場所から
音を鳴らしたいって気持ちでつくる場合は
耳の使い方的には、
この気持ちが強いほど、音は長くなり、
鳴らした音の終わりを聞きに行きやすく
さっきとは逆で、音のはじまりへの意識が弱まります
■練習法
ここで、クリックを4分でならして
1拍目 四分音符
2拍目 休符
3拍目 四分音符
4拍目 休符 ってサイクルで鳴らす場合
ここでパターン?@とパターン?Aの
感覚の違いをおぼえてください
パターン?@が
ブツ切れにリズムを区切れるのに対して
(身体が縦に踏ん張る感じ)
パターン?Aは
粘っこくリズムを引っ張る感覚になります
(身体が横にもってかれる感じ)
この必然的に起こる音の長さの違いが
耳の使い方です
またこの2つの違いが生み出す
次の休符拍の質の違いも味わいましょう
パターン?@は休符拍が、
次の音を狙うきっかけに感じると思います
餅つきの相づちみたいなかんじで。
それに対してパターン?Aは休符拍が、
自分の伸ばす音の終わりを教えてくれる感じがしますね
次のクリックで、はっ( ゚д゚ )!!ってする感覚
休符拍がくると、ちょっと解放感があり
一定のテンポをまもっていた感じが薄らぎます
この違いが、
感情の込め方の違いに利用できて、また
次の拍までの時間的な溜め感も操作できます
パターン?@は次の拍を意識的に
つくって時間を一定で流します
(意識の空間的には狭い)
パターン?Aは次の拍を意識的に
消して時間をちょっと止めます
(意識の空間的には広い)
この感覚は、自分のなかでの時間の操作ですが
わかりやすく確認する方法として
「アナログ時計の秒針を止める」練習をします
(1秒ごとに、秒針がとまるタイプの時計で行う)
眼で見ながら、意識を変化させると
1秒が長く感じたり、
一定で動いたりが自由に操作できるようになります
ためしに、
秒針がカチってなった瞬間にハッ( ゚д゚ )!!てしてみて
意識の空間が広がると
時間がゆっくり流れますね
すごくないですか
人間て時間をそうさできるんです
ざわーるどですよ(●´艸`)フ゛ハッ
ちなみに実際は
パターン?@も強く次の拍に狙っていくと
それが強いほど、次の拍は急ブレーキかかるから
すごく長く時間を止めてしまうんだけど、
意識がその長さを認識できない。
空間が狭いから。
でも意識すれば、めちゃ時間止めれます
(こっちは意識的に止めてるって感じがでますね)
この2つは、
パターン?@のほうが
リズムへの意識が一定で保たれているので
いっけんすると、音楽ではこちらのリズムだけで
演奏をし続けるのが、良きって感じもしますが
実はそうじゃなくて
Point!)
■音楽はそのジャンルにあわせて
■リズムのスピード変化を操作できるのが大事です
しかも。
■そのリズムのスピードが変化しても
■テンポ的には一定な状態でおこっているって不思議が、
音楽の質を高めます
→なぜかっていうと演奏は合奏なので、
テンポが一定であれば、いろいろな重なりが表現しやすいので
(これをわざとずらすのも技術の1つという意味も含めて)
■なので練習法としてはこうです。
耳の使い方と意識の使い方を
クリックにあわせて、
数回ずつ徐々に音の長さ(意識)を変化させていく
パターン?@ → → → パターン?Aへ
(その逆も)
コツ)
はじめは耳の使い方を変化させずに
それぞれの同じ質の音で、
一定のテンポを表現できるように
4分を鳴らす練習をして
慣れたら、
耳の使い方を徐々に変化させていっても
テンポが一定であり続けられるようにしていきます
これが出来てくると
あいまいな耳の使い方によっておこる、
自分の音につられてテンポがずれるっていうのが
減ってくるし、
耳で音楽のノリが感じやすくなるので
より感情でリズムを表現しやすくなります
ちょっと不思議な話をしているように
おもうかもしれないけど
これ自体が感覚的に楽しめるものだと思うので
遊びがてら
一度ためしてみてね
音の質の変化にびっくりすると思う
あと、これらは
あくまでもリズム感の1要素なんで
これだけできればリズム感は完ぺきて話じゃないよ
スキルとして身に着けないといけない技術は多い。
きっちり音符を割る技術とか
テンポ感を維持できる能力とか
その他いろいろあるので、どれも練習ですね
演奏者の皆様がんばってください
じぶんはどうしても
そうした努力が演奏に対してはできません
向き不向きですね、、
じぶんは理論べんきょうします
たくさんいい演奏聞かせてくださいね
それではおやすみなさい。
今回はちょっと
音楽理論から外れるんですが
演奏面についても
触れる機会があれば記事書きたいなって思ってたので
不定期ではありますが、
ときどきこういうのもはさませてください。
はしやすめな(人´∀`).☆.。.:*
理論の内容が遅々として進んでないですけど ←
【スポンサーリンク】
以下の内容は、レッスンを受けた内容を踏まえて
実際に自分がバンドや楽器をクリニックしている経験から
生み出したものです
ちなみにじぶんじたいは
楽器を演奏できません
教えてるだけ
それでもたくさん効果はでているので
もしよかったら参考にしてみてください
■リズム感について
リズム感を良くするっていうと
リズム感とは何かって定義をきめて、
それを改善していくって流れになるんですけど
今回は、リズムについての要素を
斜めの方向から解釈して
耳の使い方と、あと感情の操作という面から、
成長の方法を紹介します
このリズムの感覚は
リズム感って枠を超えて、
グルーヴづくりにも役立ちます
一般的にリズムってきくと
一定のテンポに対する、
何かしらの正確なリズムの操作ってとらえがちだけど
ビート感のある音楽の場合は
一定のテンポのある拍にたいして
質的にはリズムは一定ではないので、
(質的に意味は後述)
必ずしも
正確にリズムを割れるってことが
リズム感の良さにはつながりません
→音楽を聞いた人がいいリズムだね
って言ってくれるのがいいリズム感って捉えた場合ね
これは
それぞれのジャンルを
1つの「ファッション」としてとらえて、
そのジャンルはリズムをどう割るのが
「ぽい」かが分かるかってのがすごく大事で
そのジャンルの音楽が好きで
お約束を感じれるリズムの良さがわかる耳があるか
ってのがまず重要になります
で、それを前提にしたうえで
より正確なリズムを、
演奏でつくるための練習方法を紹介します
正確なリズムを生み出すためには
クリックのタイミングに合わせるのは後で大丈夫
それよりも
まず、先にすべきは、そのタイミングで鳴らす
「音の質づくり」からはじめましょう
質が一定に定まったら
クリックのタイミングを狙うのがたやすくなります
逆に、質があやふやだと
各拍ごとでの音の意味が違い過ぎて、
ノリや、場合によってはテンポさえ一定で
表現できなくなったりします。
では質とは何かってことですが、
今回はその質の要素として、
?@耳の使い方の操作と
?A曲にあった感情を込めるだけの時間(溜め)を
つくるための意識の使い方を挙げます
これをきっちり狙って出せるようになれば、
音の質が定まった状態とかんがえてください。
Point!)
リズムは、音を鳴らす前の気持ちを込める
ところからすでに始まっていると認識する
どのくらいの熱量で、その拍を狙いに行くかが
音の立ち上がりのアタック感や
鳴らした音の重さ、長さなど
いろいろなものを
狙って作れるって意味で大事なんですが
今回は、
●シンプルに耳の使い方としてだけ考えて
まず、おおきく2パターンにわけます。
パターン?@
その拍で鳴らしたい せーの!→ 拍
って狙う気持ちを作った音は
耳の使い方的には、
この思いが強いほど、鳴らした音を長く聞けず
→つぶの細かい短い音や、その場に押しつぶすような、
→ぐっとブレーキのかかる音にきこえます
反対に、
パターン?A
↓ここから鳴らしたい
拍ぶーーーーん → 次の拍
って感じの、拍のはじまりの場所から
音を鳴らしたいって気持ちでつくる場合は
耳の使い方的には、
この気持ちが強いほど、音は長くなり、
鳴らした音の終わりを聞きに行きやすく
さっきとは逆で、音のはじまりへの意識が弱まります
■練習法
ここで、クリックを4分でならして
1拍目 四分音符
2拍目 休符
3拍目 四分音符
4拍目 休符 ってサイクルで鳴らす場合
ここでパターン?@とパターン?Aの
感覚の違いをおぼえてください
パターン?@が
ブツ切れにリズムを区切れるのに対して
(身体が縦に踏ん張る感じ)
パターン?Aは
粘っこくリズムを引っ張る感覚になります
(身体が横にもってかれる感じ)
この必然的に起こる音の長さの違いが
耳の使い方です
またこの2つの違いが生み出す
次の休符拍の質の違いも味わいましょう
パターン?@は休符拍が、
次の音を狙うきっかけに感じると思います
餅つきの相づちみたいなかんじで。
それに対してパターン?Aは休符拍が、
自分の伸ばす音の終わりを教えてくれる感じがしますね
次のクリックで、はっ( ゚д゚ )!!ってする感覚
休符拍がくると、ちょっと解放感があり
一定のテンポをまもっていた感じが薄らぎます
この違いが、
感情の込め方の違いに利用できて、また
次の拍までの時間的な溜め感も操作できます
パターン?@は次の拍を意識的に
つくって時間を一定で流します
(意識の空間的には狭い)
パターン?Aは次の拍を意識的に
消して時間をちょっと止めます
(意識の空間的には広い)
この感覚は、自分のなかでの時間の操作ですが
わかりやすく確認する方法として
「アナログ時計の秒針を止める」練習をします
(1秒ごとに、秒針がとまるタイプの時計で行う)
眼で見ながら、意識を変化させると
1秒が長く感じたり、
一定で動いたりが自由に操作できるようになります
ためしに、
秒針がカチってなった瞬間にハッ( ゚д゚ )!!てしてみて
意識の空間が広がると
時間がゆっくり流れますね
すごくないですか
人間て時間をそうさできるんです
ざわーるどですよ(●´艸`)フ゛ハッ
ちなみに実際は
パターン?@も強く次の拍に狙っていくと
それが強いほど、次の拍は急ブレーキかかるから
すごく長く時間を止めてしまうんだけど、
意識がその長さを認識できない。
空間が狭いから。
でも意識すれば、めちゃ時間止めれます
(こっちは意識的に止めてるって感じがでますね)
この2つは、
パターン?@のほうが
リズムへの意識が一定で保たれているので
いっけんすると、音楽ではこちらのリズムだけで
演奏をし続けるのが、良きって感じもしますが
実はそうじゃなくて
Point!)
■音楽はそのジャンルにあわせて
■リズムのスピード変化を操作できるのが大事です
しかも。
■そのリズムのスピードが変化しても
■テンポ的には一定な状態でおこっているって不思議が、
音楽の質を高めます
→なぜかっていうと演奏は合奏なので、
テンポが一定であれば、いろいろな重なりが表現しやすいので
(これをわざとずらすのも技術の1つという意味も含めて)
■なので練習法としてはこうです。
耳の使い方と意識の使い方を
クリックにあわせて、
数回ずつ徐々に音の長さ(意識)を変化させていく
パターン?@ → → → パターン?Aへ
(その逆も)
コツ)
はじめは耳の使い方を変化させずに
それぞれの同じ質の音で、
一定のテンポを表現できるように
4分を鳴らす練習をして
慣れたら、
耳の使い方を徐々に変化させていっても
テンポが一定であり続けられるようにしていきます
これが出来てくると
あいまいな耳の使い方によっておこる、
自分の音につられてテンポがずれるっていうのが
減ってくるし、
耳で音楽のノリが感じやすくなるので
より感情でリズムを表現しやすくなります
ちょっと不思議な話をしているように
おもうかもしれないけど
これ自体が感覚的に楽しめるものだと思うので
遊びがてら
一度ためしてみてね
音の質の変化にびっくりすると思う
あと、これらは
あくまでもリズム感の1要素なんで
これだけできればリズム感は完ぺきて話じゃないよ
スキルとして身に着けないといけない技術は多い。
きっちり音符を割る技術とか
テンポ感を維持できる能力とか
その他いろいろあるので、どれも練習ですね
演奏者の皆様がんばってください
じぶんはどうしても
そうした努力が演奏に対してはできません
向き不向きですね、、
じぶんは理論べんきょうします
たくさんいい演奏聞かせてくださいね
それではおやすみなさい。