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おんがくりろんでごはんたべたい(??ω??)
バークリー方式の音楽理論ならってます レッスン内容こっそり書いてくのでいっしょに詳しくなりましょ(´・ω・)ノ★*゚*ヨロシクデス*゚*☆

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posted by fanblog

2015年05月16日

0059. 実例 セカンダリードミナントを使ったいろんなパターンのコードづけ ?E童謡「かたつむり」 少しだけもっと先で触れる内容のコードやフレージングのアレンジとかいろいろおまけつけてます。よかったら参考にしてね

おんがくりろんでごはんたべたい(??ω??)です



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今回はセカンダリーの使い方の実例です

まだテンションのつけ方に
ふれてないので

コードづけはやや制限きつめ


縛りプレイになりますよ

d(○´Д`○)b


セカンダリーについてはまずここから





こんかいもこの曲

同じ曲なので
違いがわかりやすいとおもう

theory0103_katatumuri.gif



Key=Cです


?@|ソ  |ド  |ミ  |レ  |


?A|ミ  |ソ  |レ  |ミ  |


?B|ソ  |ミ  |ド  |ド  |



今日は一段目?@だけに注目して
いろんなパターンを試してみますね


ちなみに以下説明中の

ドミナントモーションは
コード進行に対して「→」をつけて表記します















■パターン1)


冒頭?@は3コードでコードをつけました
あと終点?Aの1小節目を「C」にして
Primary ?X7でつないであります。


【原案】

  C   F       G7  →
?@|ソ  |ド  |ミ  |レ  |
             (Primary)
  C
?A|ミ  |ソ  |レ  |ミ  |
 (終点)


ここにセカンダリーをつけてみます

?@段目の4小節目が?X7「G7」なので
?X7/?Xの「D7」をつけて
ドミナントモーションさせます


【完成】

  C   F   D7 → G7 →
?@|ソ  |ド  |ミ  |レ  |
         (secondary) (Prim.)
 →C
?A|ミ  |ソ  |レ  |ミ  |
 (終点)



解説)

コード進行としては、D→G→Cと
P5度downで進行しているので
終点「C」までスムーズに流れます


進行感的には

  C   F   D−7  G7
?@|ソ  |ド  |ミ  |レ  |

D-7→G7 の ?U-?X進行と同じ流れです

聞き比べてみてください



セカンダリーを使うと
Outした感じがでますね

かっこいいです(●´艸`)フ゛ハッ






注意)ちなみに

この曲では?@段目の3小節目は、
不安感が弱い小節なので、
D7からG7への解決感は、
テンポや演奏の印象のつけ方によっては
弱くなるかもしれません。

→詳しくはHarmonic rhythmで(後日説明)






セカンダリーをつけた時は
chord toneとメロディーのぶつかりも
確認しましょう


theory0178_seco1katatumuri.gif

今回は、セカンダリーD7のChord tone内に
メロディーの音価にあたる音がないので、
多少、独立してしまう感じはありますが

これ自体は問題ないです


→歌いにくいなどの場合は、tensionなどで修正

セカンダリーのテンションのつけ方は
後日説明します






■コードとメロディのぶつかりで気にする部分

 diatonic chord &
 secondary dominantのとき


?@メロディの音価の強い部分に対し
 コードトーンにその音がない場合、
 歌ものは歌いづらいことがあるので、
 その音を加えるなど修正します。


?Aただし、音価の強いメロディの音が
 必ずしもコードトーンにないと
 いけないわけではない。


Point!

?Bコードトーンの3rdの音に対して、
 半音上の音価の強いメロディは避ける

→コードの明暗や機能を壊してしまう
→メロディも汚く響いてしまう



たとえば)

key=Cのとき

「C」のコード(ドミソ)に対する

「F」音を長く伸ばすメロディは×


ただしトニックの音は例外

「G」コード(ソシレ)のとき

「C」音を長く伸ばすメロディは
「C」がトニックの音なので○



とくにセカンダリーは
音が汚く響いても
keyのdiatonic音を選んで
フレージングすることも多いので
音のぶつかり方には注意する


ただし耳で聞いて問題がなければ可能。

















ではでは他のパターンも。


■パターン2)


?@段目3小節目に小さい終点として
トニックの仲間「?V-」置きました。
あとひと区切りの終点を
?A段目の1小節目とし「?Y-」にして
暗い解決を目指します。

【原案】
          E-
?@|ソ  |ド  |ミ  |レ  |

  A-
?A|ミ  |ソ  |レ  |ミ  |
 (終点)



では、ここにコードづけをしていきます

セカンダリーは「E-」「A-」コードの
どちらにもつけれます。

ドミナントモーションには
deceptive resolutionが可能なので、
暗い解決で「A-」にはdominant motion
「E-」へはdeceptiveをしかけてみました



【完成】

  D-7(11) G7   E-   E7 →
?@|ソ  |ド  |ミ  |レ  |
      (Prim.)     (Sec.)
  A-
?A|ミ  |ソ  |レ  |ミ  |
 (終点)



解説)

D-7は音価に対してtensionで修正。

?@段目1,2小節目は?U-?X進行になっている。

G7はトニックの仲間「?V-」へのdeceptive
→deceptive感は弱め。
(G7は本来「C」へ解決するPrimary)
→ドミナントモーションはしていない。

セカンダリーE7からA-の進行で
暗さがいっきに引き立てられた。
















ちなみに
■パターン3)

「E-」に対してセカンダリーB7をつける場合

【原案】
      B7 → E-   E7 →
?@|ソ  |ド  |ミ  |レ  |
      (Sec.)     (Sec.)
  A-
?A|ミ  |ソ  |レ  |ミ  |
 (終点)

セカンダリーB7のchord toneに対して、
?@段目2小節目のメロディ「C」音は
♭9のオルタードテンションの響きとなり
かなり暗い雰囲気をつくります

なのであえて、
より暗さが強まる進行にしてみます



【完成】

  C△7  B7 ⇒  B-7(♭5) E7 → 
?@|ソ  |ド  |ミ  |レ  |
      (Sec.)     (Sec.)
  A-
?A|ミ  |ソ  |レ  |ミ  |
 (終点)

いっけんすると
セカンダリーB7はdeceptiveしてそうですが

じつはこれもドミナントモーションしてて
interpolatedして解決してます

あと、
マイナー?U−?Xという進行を利用して
セカンダリー「E7」から「A-」の
暗さを引き立ててます


これらはまだ触れてない内容なので
ここでは説明は飛ばしますが、

しくみはこんなかんじ。

theory0179_seco2katatumuri.gif



かなりテクニカルしょ?

(●´艸`)フ゛ハッ














せっかくなんで

最後におまけでもう1つ変わったやつ

今度はメロディをコードにあわせて
ちょっと変えて、雰囲気をだしてみる

■パターン4)


【原案】
  E-7  A7   F△7  E7 →
?@|ソ  |ド  |ミ  |レ  |
      (Sec.)     (Sec.)
  A-
?A|ミ  |ソ  |レ  |ミ  |
 (終点)


ねらい?@
各コード基本7thの音を強調するように
コードづけをしてみる

E-7 は 「レ」音
F△7 は 「ド」音
E7 は 「レ」音


ねらい?A
A7 はとくに、コードの3rd「ド♯」と
メロディ「ド」が(半音「下」だけど)
ぶつかるので

そこをあえて活かすために
メロディをいじります


ねらい?B
コード進行感とあわせて
メロディの順次的な流れが生きるように修正

その他つめこんで以下。

theory0180_seco3katatumuri.gif



あんまやりすぎると
何の曲か分からなくなるから

先にでんでんむしって分かってる前提で
崩してます

アレンジ的要素やね













今回はいろいろ
まだやってない内容とかも
入れてしまったけど、

この先いろんなことが出来るようになってくるので
それを先取りする意味で
それぞれのパターンを味わってみてください


それではまた次回

(●´∀`)ノ+




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