イスラエルのネタニヤフ首相は「アッバス議長は平和よりも、イスラエルの破壊を訴える残忍なテロ組織と手を組む道を選んだ」と述べ、「テロ組織のハマスと手を組む者は、誰であろうと、平和を望んでいない」と付け加えた。
またネタニヤフ氏は、「パレスチナは和平交渉の進展を拒絶しており、今回の(ハマスとの)合意はそれに直接続くものだ」とし、さらに「アッバス議長はつい先月、米国が提案した枠組みとなる原則の受け入れを拒否した。また議長は、イスラエルをユダヤ人国家として承認することについて議論することすら拒否している」と批判した。
同日、ガザ地区北部とイスラエルを隔てるフェンス近くで、イスラエル軍とパレスチナ軍が衝突した。
イスラエル軍は、フェンス沿いでイスラエル軍兵士を狙った爆弾が爆発したため報復したとしているが、詳しいことは明らかにしていない。
一方、パレスチナの治安筋は、武装集団がガザ地区側の境界付近でイスラエルの軍車両を爆破しようとし、激しい銃撃戦となったとしている。
イスラエル、パレスチナ双方とも負傷者の報告はない。
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