純利益は、大和証券グループ本社がバブル期を上回り、24年ぶりに過去最高を更新。三菱UFJ証券ホールディングスも05年の経営統合後で最高益となった。野村ホールディングスも米国会計基準導入後で2番目の高水準だった。30日記者会見した大和の小松幹太常務執行役は「アベノミクスの追い風を的確に捉えることができた」と述べた。
株式の売買手数料に加え、各社の収益源となったのが株式公開や増資の引き受けだ。各社とも引受手数料が大きく伸びた。
インターネット証券5社も主な顧客である個人投資家の株式取引が活発だったことから、軒並み大幅増収増益を達成した。純利益はSBI証券が過去最高を記録するなど、各社とも前期比で2倍を超えた。(2014/04/30-19:57)
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