こちらは長崎人の間でも、好みの店が分かれます。
長崎ちゃんぽん店別の特徴
・ 四海楼
長崎ちゃんぽん発祥の店として有名です。
もちもちの太麺、豚骨の風味がありながらすっきりとした風味のスープ、具材には錦糸卵が使用されていて、他店とはやはりちょっと違います。
長崎ちゃんぽんの元祖を食べてみたいなら、ぜひ訪れて欲しいお店です。
外観がインパクトのある建物なので、お子さんは喜ぶのではないでしょうか。
・ 江山楼
長崎ちゃんぽんの店として、長崎市民からも愛されているお店です。
鶏ガラをじっくり煮込んで作られるスープは、まろやかで美味しいと評判です。
お店選びに迷ったら、とりあえずここに入れば間違いないでしょう。
ただ、筆者が子供の頃に比べると、少し味が落ちたのではないかと思っています。
・ 宝来軒別館
ガイドブックや口コミなどで、必ず紹介されているお店です。
あっさりして甘みのあるスープが特徴です。
筆者が訪問した際は、具材が焦げ焦げで、焦げの味しかしなかったので、日によってムラがあるのかもしれません。
そういう意味では、観光客にはちょっとお勧めできないです。
ただし、地元では根強いファンが多いので、美味しいことは間違いないんでしょう。
筆者はそう思いませんでしたが・・・。
・ 群来軒
TVなどでも紹介されました。
そのためかお昼時ともなれば客が多く、入店拒否されることも多々あります。
絶賛するほどの美味しさではありませんが、スープの美味しさには定評があります。
やや甘めの味付けなので、県外の方は好みが分かれるかも。
また、量が少ないため、男性では物足りなく感じるかもしれません。
筆者は女性ですが、普段食べるちゃんぽんよりも量が少なかったため、追加でチャーハンを注文したくらいです。同伴の女性はちょうど良い量だったそうですが(;'∀')
・ 中華飯店ながさこ
筆者一押しの店です。
こちらのご主人が、江山楼で修行していたと聞いています(今のご主人はどうなんだろう??)。
他店にはない具材のボリュームに驚くはずです。
ここのちゃんぽんを食べたら、他店のものが貧相に見えるくらいの違いがあります(゚∀゚)
ただし、残念なことに郊外のお店なので、時間のない方には訪問が難しいです。
2泊、3泊するようでしたら、ぜひ足を運んでみてください。
なお、某テレビ番組にて、地元民にインタビューしたら「一番おいしいのはリンガーハット」と返す人がほとんどと紹介されていましたが、そんなことありません。
ただ単に、値段が手頃なため食べに行く機会が多いだけです。
なんだ、長崎ちゃんぽんってそんなもんなのか、と思わないでください。
ぜひ美味しいお店で食べてくださいね。