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2024年12月10日

初老の自転車乗りが私的に選ぶサイクルグランプリ(自転車最優秀賞)2024


それが春先に購入した『MIYATA RIDGE-RUNNER i 6180』すか、

人生初の電動アシストとセミファットタイヤが互いの弱点を補(おぎな)いあって、これまでの人生で味わえなかった新しい自転車の楽しさをものの見事に教えてくれたんで、個人的にはかなりデカい出来事で、

電アシ(電動アシスト)とセミファットタイヤの組み合わせがとても良かったわけすか、

重いバッテリーをかかえる電アシは、どれだけ車重を減らせるかが大きな課題やけど、そこにはあえて目をつぶって、逆に重(おも)デカい 28インチセミファットタイヤを27.5インチフレームに装着することで、実質的には29インチMTB(マウンテンバイク)なみの車格・・・このバカでかさも人生初で、

モノが到着して、まずその重さとデカさに驚きました、

自転車に目覚めた1996年からつい2年前の2022年まで、ずっと26インチMTBを乗り続けたその感覚がカラダに染みついてるから、身長180?pでも2年前に乗り換えた27.5インチMTBは、そのデカさを持て余すほど・・・今回のリッジランナーはそれをさらにデカくしたいわば異形(いぎょう=異様な外観)の自転車というか、

それがなんで最優秀賞なんすか、

今までの自転車からは感じることができなかった素晴らしさがこの1台にぎっしり詰(つ)まってるから、乗れば乗るほど異形(いぎょう)の恥ずかしさはうすれて電動アシストとセミファットタイヤから得られる未知の楽しさばかりが光り始めて、

20?sを越える重さは気にならないすか、

玄関の段差以外は強力な電動モーターが自然にアシストしてくれるから、三段階のいちばん弱いECO(エコ)モードでセミファットタイヤ特有の鈍重な(どんじゅうな=にぶくて重い)走りがきれいさっぱり消えてしまうわけで、

低速であるほど強力なアシストパワーが得られるモーターの出力特性が、悪路や激坂や重デカいファットタイヤには最適であると、

より軽量なバッテリーとスリムな車体で、軽快に走るモデルもあるけど、これだとすぐに時速20?qを越えるから、電動アシストのいちばんパワフルな部分がほとんど活躍できないわけで、

たしかに時速10?q前後の低速ならECO(エコ)やNORMAL(ノーマル)でもけっこうパワフルに感じますけど、これを最強のHIGH(ハイ)モードにすると、どんな激坂や悪路も信じられないほどラクに登れるんで、20?sオーバーの車重がまったく気になりませんね、

なもんで、それ自身かなり重い走行感覚であるはずのセミファットタイヤも、そのマイナス面はきれいに消えてしまって、ふんわりやんわり悪路を走破してしまうタイヤのスゴさばかりがきわだつ(強調される)結果に、

ずっと走りの軽い2インチ(約5センチ幅)ていどのタイヤしか経験無かったもんで、それがいきなり2.8インチ(約7センチ)の幅になると、どんな悪路にも入っていけそうな安心感があって、これも人生初の快感ですね、

しかも、悪路なほど低速になるから電アシもより強力にペダリングをサポートしてくれるから、今まで何となく敬遠してた悪路ばかりをつないで走りたくなって、MTBのいちばん楽しい部分をさらに楽しくしたような感覚、

じゃあ逆にフラットな(なめらかで平坦(へいたん)な)街乗りにはあまり向いてないと、

ハンドル幅からして恥ずかしいほど幅広な75?pもある以上、歩行者の多い歩道はまず降りて歩くしかないし、大都会で使うにはちょっとなあ・・・

歩道を走れる自転車のハンドル幅は60?p以内、ドロップハンドルだとさらにせまい40?pが一般的なんで、いかにワイドか分かりますね、

横幅もワイドやけど高さもけっこうあって・・・というのも27.5インチのフレームにセミファットタイヤの高さが加わるから、停車時は身長180?pでもいちいちサドルから降りないと足が付かないほど、

そのためにレバーひとつでシートポストが下がるドロッパーシートポストも標準装備されてると、

まあシートポストを下げんでも、その前に降りればええだけの話やけど、1度この快適さを知ってまうと、座ったままベタ足になるまでサドルがメチャ下がるんで、うれしくなって悪路に限らず多用することに・・・そういえばこのサドルシステムも今回初体験で、

停車時にこれだけサドルが下がると信号待ちもラクですし、乗ったままカメラを構える時もしっかり安定しますし、やはり重い車体になるほど足つきは重要なのが分かりますね・・・それにしても実質29インチMTBとなる車体のデカさには驚異的で、

まず目線の位置からして人生初の高さやし、ハンドル幅もメチャ広いから最初はとても恥ずかしかったけど、慣れてくるにつれて快適さがより強くなって、なめらかな水面を船で移動するような大らかなゆったりした気分はこれも人生初の楽しさで・・・そう言えば、サスペンションも本格的なエアサスが付いてるし、

問題は価格のほうですけど、40万円で売られてるところ、年度末の3月ということもあって送料込みで30万円という激安価格を探し当てましたが、それでもけっこうな高額ですね、

そのおかげで、電動アシストシステムから油圧ディスクブレーキまですべてがシマノ製で統一されていて、この安心感と誇(ほこ)らしさはとても大きいし、フレーム形状からその塗装にいたるまで高級感もあって、

フレームに内蔵される重デカいバッテリーもむしろ安心感につながると、

寒くなるほど充電回数が増えるほどバッテリーも少しずつ容量を減らすから、弱点である重さを差し引いても大容量バッテリーの安心感は大きい、

ちなみに日本のミヤタという自転車メーカーを知る若者も少なくなりましたが、ミヤタの高い技術力が母体(ぼたい)となって、ドイツと台湾がタッグを組んだ世界第2位の『MERIDA(メリダ)』も誕生してるんすね、

世界的プロレーサー新城幸也(あらしろ ゆきや)選手もメリダのロードバイクで世界を転戦しています。


じゃあ最後にこの e-MTB(イーマウンテンバイク)、どんな人にオススメしましょう、

身長170?p以上のオフロード好きで山がちな田舎に住んでいたら、まずまちがい無い、

都会でも河川敷とか楽しそうですが、

めちゃワイドなハンドル幅なんで人通りの多い歩道はまず無理やし、クルマだらけの車道も危険やし・・・ただこのぱっと見、ワイド過ぎるハンドルやけど、激坂や悪路に入るととたんにこいつが最高の安定感をもたらしてくれるんで、なるほどこういう場面でこのハンドルなんやと、

あえて軽量化しないで、電アシ(電動アシスト)と 2.8インチセミファットタイヤという重量級を組み合わせることで相乗効果の楽しさを追求した MIYATA RIDGE-RUNNER i 6180・・・あえてコスパには目をつぶり、シマノ製パーツで固めた高めな価格と大柄な車体の恥ずかしさという大きなハードルを乗り越えて、ぜひこの1台をゲットしてほしい、

人生変わるほど自転車にのめり込むきっかけになったのも同じミヤタのマウンテンバイク、リッジランナー1996年モデル・・・話題の部分から再生されます。


クリックすると鮮明な拡大画像になります
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PENTAX K-5 II s  smc PENTAX-DA 35mm F2.4 AL

2024年12月07日

なんのはずみか初老の自転車乗りが選んでしまった YouTubeバイク動画グランプリ2024

自転車乗りならYouTube自転車動画グランプリ(最優秀賞)ちゃいますの、

自転車を魚にたとえると、骨ばっかりで身が少なくて・・・しかも身のほとんどは自分自身のカラダなわけで、それ比べるとバイクは見どころがいっぱいあるし、クルマよりもイメージしやすい、

車載カメラの映像が年々より鮮明になってるのも大きいすね、自転車乗り特有のスウスウハアという息づかいも無く自転車の何倍もスピード出して走ってくれますし、

一般人でも簡単に高画質でぶれない映像がとれるから、いろんな人々がいろんな場所を快走しながらいろんな話をされるんでじつにおもろい、

なわけで、今年も年末になって自転車の免許しか持たない我々がバイク動画グランプリを決めるわけですが、

確か前回のグランプリは数年前に豊山(ゆたかやま)バイクチャンネルさんに差し上げたような、

アップロード回数は減っていますが、今もじっくり誠実にさまざまなレンタルバイクと向き合っておられます。


毎年とか言うてるけど、気ままなもんで、何年も前の話やなあ、

じゃあいきなり最優秀賞というのも何なんで、優秀賞から行きましょう、

静岡県で古いハーレーばかりを本国アメリカから買い付けて、レストア販売されているオールドマックスさんのバイク動画は楽しかったなあ、ここでしか観られない昔のハーレーがこれでもかと出てくるし、個性豊かな社長さんはじめメカニックの人々まで完全顔出しで、いかにも静岡県らしい明るさもあったりして、



そういえば、今年はハーレージャパン問題で揺れましたしね、各販売店に不人気車が押しつけられて、ハーレージャパンの社長が消えたり、廃業に追い込まれたディーラーさんがいたり、

この問題をよく取り上げられてたのが、こちら、四国は愛媛県でハーレーに乗っておられるお父さんのバイク動画・・・じっさいの話はほとんどクルマの中でされてるけど、とても落ち着いた話し方から、バイクやハーレーへの愛も感じられて、



こちらも観る動画というより完全に聞く動画ですけど、ソエジマックスさんがひたすらバイク愛を語る1時間のラジオもなんか知らず知らず最後まで聞いちゃいますね、

画面を見なくても楽しめるんで、流しっぱなしで皿洗いしてたり、やはり映画監督の前は俳優としても活躍されてたんで、声も良いし話もうまいし、ラジオ形式なんであまり作り込まないその場かぎりのさらっとした内容もリラックスした雰囲気で、



ソエジマックスさんといえば、今年はクロスカブで四国の山間部を徳島県東部から高知県の四万十川まで横断したり、非常に実り多い年だったような、

クロスカブを軽自動車に乗っけて旅するスタイルが確立して、一気に旅モード全開という勢いがスゴかった・・・しかもひとり旅なんで、自車映像を撮るためにカメラを三脚にセッティングして、自身で走ってまたそれを回収してという、気の遠くなるような作業も延々くり返されていて、さりげなくプロの映像クリエイターのすごみも感じさせてくれたり、

あと数年前に、ヤマハSR-400を3台所有してることでこのブログでも取り上げた『秘密基地ひろし』さんの動画も、バイクの走行動画こそほとんど無いけれど、毎回充実の内容で、

バイクを10台、クルマも3台くらい所有されていて、なによりスバルの自動車開発部門でずっと仕事されてた経験があるので、ここでしか聞かれない貴重な話が連続して飽きませんね、バイク関連の話も豊富にありますし、

SR-400もエンジンバラして500ccにパワーアップさせて、さらにそこからいろんな部品交換で走りのちがいを確かめたり、自転車乗りでもどんどん引き込まれる、



で、それらを越えて今回バイク動画グランプリ2025を受賞したのが、『もんげーライダー』さん、正式名『もんげーライダーHIROYA』さんということで、

自身の出身地である岡山県に完全特化したチャンネルで、バイク動画というより地元岡山県を徹底的に深く掘り下げて、ひとりテレビ局のような才能の豊かさを感じさせてくれるチャンネルで、まあ素晴らしいのひと言、

バイク動画っていう枠を完全に越えて、地元の歴史やグルメを徹底的に調べ上げて、

地元とはいえ、ここまで細かい部分まで掘り下げていくのかという、その情熱にも打たれるし、

グーグルマップや古地図まで登場しますし、バイクから降りて延々歩いたり、

語りもうまいし、自身も写すし、村や駅の中にもどんどん入って行ってくわしくレポートするし、気になるのはただ1点のみという、

と言いますと、

あちこちのグルメレポートに加えて、最近は酒を飲むチャンネルまで作ってるので、このままだとどう考えても体脂肪過剰で中年太りから糖尿病へというパターンが待ってるわけで、カラダこわす前にどこかでブレーキングかけてコースを変えてほしい、

しかし、これだけ豊かな世界が iPhone とソニーの安価なアクションカムで成立してるのもスゴいすね、

じっさい、どこのテレビ局にも負けないほど中身が充実してるし、とうとうワンオペの時代がやって来たという新鮮な感動も、

ワンオペってなんすか、

ワン・オペレーションの略で、複数人でこなす作業をひとりで全部負担すること・・・もともとは人件費削減のマイナス面として使われる言葉やけど、ここで言うワンオペはプラスイメージで、出演・ナレーション・カメラ撮影・ビデオ編集、これらをひとりで全部やり切ってしまう万能選手的な意味で、

映像資料としても、ここまで岡山県について広く深くとらえたのは初じゃないかと思いますし、やってる本人自身もだんだんのめり込んでるような勢いがあって楽しいすね、

バイク動画としてはかなり異色な位置づけなんで、グランプリ(最優秀賞)にするか迷ったけど、今までに無い新鮮さと動画としての高い完成度が飛びぬけていたので、

ぜひ岡山県下の全180駅をくまなく制覇して欲しいもんすね、



画面上をクリックすると鮮明な拡大画像が見られます
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PENTAX K-5 II s  HD PENTAX-DA 16-85mmF3.5-5.6ED DC WR

2024年12月02日

ホンダPCX125とペンタックス・モノクロ専用カメラがほぼ同額…

ことしも年末が近づいて来て、漫才の頂上決戦 M-1(エムワン)の予選会が YouTubeでも配信されるようになりましたが、

個人的には準々決勝前の3回戦くらいがちょうどオモロイなあ、

というと、

1〜2回戦は参加者が多すぎて実力差もありすぎで観てるつらいし、逆に準々決勝くらいになると実力派ばかりで意外性も無くなってくるし、

3回戦になると、芸風もそれなりに確立されて、なおかつふだんはあまり観られない漫才コンビも多く出場するからシンプルに楽しいすね、

ここからさらに勝ち残るには、どうしてもM-1らしさが求められるけど、3回戦くらいまでなら荒削りやけど色んな味が楽しめるし、

漫才コンビ『大自然』のロジャーの声、やっぱり何度聴いてもええなあ…


しかし、オモロイと言えば今日たまたま観た『千鳥の鬼連チャン』もオモロいすね、

ただひたすら4人が200mずつバトンをリレーするだけで、これほど楽しくなるんやなあ、

シンプル・イズ・ベストのお手本というか、一日中ただ走るだけでこれほどオモロイ番組になるとは、

それで言うと、水曜日のダウンタウンのドッキリしかけあいも、いろんな意味でオモロ過ぎて、何回も見返してるなあ、ドッキリと低予算の限界をきわめてるし、

ピン芸人『みなみかわ』さんと漫才コンビ『きしたかの』の高野さんが、互いの家に忍び込んで延々ドッキリをしかけ合うだけという、

ドッキリはこれまでテレビで何回も観てるけど、ただ単純にこれを延々くり返すだけで、今までに無い深く面白い映像が撮れる感動、

最後のほうはドッキリというより互いの家でかくれんぼしてるような状況になってきて、たがいに精神的に追い込まれて笑えない状況に、

ただこの番組でいつも気になるのは、個人や家庭の了解を得てるとはいえ、ここまでプライバシーを隠しカメラで撮影して許されるのかという、その点は最後まで引っかかるけど、

今以上に、放送倫理がきびしくなると、これすらも放映禁止になったり、

高視聴率番組で主役になれるから芸人さんやその家族も協力的やけど、じっさい一般人がこれやられたらえぐい犯罪やし、そういう危ない空気感までエンタメ(娯楽)にしてる暴力性というか、

そんなギリギリの状況だからこそ面白さも倍増するんでしょうけど、これをエンタメとして笑ってる我々も、ある意味どうかと思いますし、

正直メチャオモロイから何度も観てまうけど、一歩引いて考えてみると、他人の不幸は蜜の味というか、バリバリその路線やし、

でもそれ言い出したら、鬼連チャンだってメチャきつい競技ですし、

あれも過酷やなあ・・・200m走を全力で8本、丸1日かけてやるわけで、古傷は痛み出すし、これがきっかけで体調崩すヒトも居てるやろうし、

でもそこまで言い出したら、お笑いのひとつの頂点である『笑点(しょうてん)』だって、突然の体調不良に備えて介護スタッフが常に楽屋裏に待機してるそうですし、みなさんそれなりに命がけというか、

こないだ笑点を引退された木久扇(きくおう)さんも、最後は座布団にも座れんようになって、イスに腰かけながらやってたもんなあ、カッパのモノマネとか、

いま思い出しましたけど、イタリアの大指揮者シノーポリも演奏会の真っ最中に、指揮台の上で突然死したそうですし、

ウィキペディアから引用
2001年4月20日、ベルリン・ドイツ・オペラでヴェルディのオペラ『アイーダ』を指揮中、第3幕の途中で心筋梗塞で倒れ急逝した。54歳没。

じっさい66にもなると、他人事(ひとごと)や無いしなあ、

で、何の話してたんすか、

今年も漫才の頂上決戦 M-1 の季節になったなあと、

前回のモノクロ専用カメラからえらい遠い話題に飛びましたけど、

漫才や鬼連チャンや水曜日のダウンタウンとか、エンタメの世界でこそ、音声も動きも残せる動画撮影用カメラが絶対必要なわけで、

モノクロ専用カメラはその真逆の世界すね、

色も音も、なんなら動きすら無い地味すぎる世界・・・エンタメの要素がどこにもあらへん、

そこに30万円投資するわけですか、来年の誕生日に、

あと数万円足したら、世界に誇るホンダさんの至れり尽くせりスクーター PCX125 が新車で手に入る価格やけど、どうせならついでに同じペンタックスさんの100mmマクロレンズも欲しいなあ、格安中古で入手したみんな大好きタムキューがここんとこ遠景にピントが合わず調子悪いし、

話題の部分から再生されます


安いスクーターなら必要十分な性能で20万円台から乗れますよ、

そういう意味でも自転車の免許だけでほんま良かった・・・もしバイクの免許あったら絶対こっち購入してるし、クルマの免許ならさらに費用かさむし、

ふつうはバイクよりクルマのほうが圧倒的多数派ですし、

じぶんの父親がたまたま自転車しか乗らん人やったから、その背中を見て育った息子も自転車ひと筋人間になってもうたけど、

ところで、カメラの話ですけど、最近はYouTubeがきっかけで、動画撮影用カメラがそれなりに売れ始めてるとか、

なもんで、自分が欲しいペンタックスさんのモノクロ撮影用カメラの真逆、音も色も動きもぜんぶ収録できてしかも手ぶれやAFにメチャ強い小型高性能なカメラが主流になるわけで、

ここでも動画撮影機能にすぐれたスマホが無視できない存在なんすね、

スマホで動画撮影、スマホで編集、そのままYouTubeにアップロードできる時代・・・わざわざ高価なカメラを買わんでも、スマホ1台でその日からユーチューバーになれる時代やもんな、カメラがなかなか売れんわけや、

最近注目してるこちらのユーチューバーさんも、使用してるカメラはわずか2台・・・しかも iPhoneのカメラとソニーの安価なアクションカムのみ、

iPhone12pro max と ソニーの HDR‐AS300だけでこれほど豊かな世界が描けるとは… 


まあじっさいひとりで全部やらなあかんユーチューバーやから、画質音質最優先の重デカいカメラよりも、軽量コンパクトな安いカメラのほうが気がねなく使い回せるもんなあ、現実的に考えれば、

映画監督でユーチューバーのソエジマックスさんが旅動画で使うカメラも驚くほど小型軽量ですし、

プロの映画監督も選ぶYouTube用カメラ3台がこちら。
★DJI アクションカメラ Osmo Action 4 ★SONY VLOGCAM ZV-1G ★SONY RX100mk7



ここでも動画と手ぶれに強いソニーさんが活躍してるなあ、

なわけで、今どき重デカいカメラほどうれしくなる我々みたいな種族は絶滅危惧種と言いますか、

なんか分かるわ、いつもメチャクチャ逆風の中で叫(さけ)んでる気がするし、

それでも叫びたいと、

カメラに限らんけど、多数派がいれば少数派もいて初めてバランス取れるし、

でもモノクロ専用カメラと PCX125 がほぼ同額というのはショックですね、

スクーターで日常生活の行動半径がどれほど広がるか考えるとなあ、たしかに・・・

弱点だったリアサスペンションが改良されてさらに走りが上質になった2025年モデル・・・顔つきは賛否両論ありそうやけど…


クリックすると鮮明に拡大表示されます
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PENTAX KP CONTAX Planar T*85mm F1.4 AE Germany

2024年11月27日

来年の誕生日には PENTAX K-3 Mark III Monochrome を…

社長、新品のカメラとレンズ、セット購入したらお安くできません?

じゃあ、150万の所をがんばって100万で、

じゃあ発売前のカメラに高級レンズ2本付けて予約注文したら、どれほどお安くできます?

せやなあ、ここは思い切ってポッキリ価格の200万・・・予約品やし前金としてとりあえず20万振り込んでね、

ちなみにポッキリ価格ってなんすか、

端数(はすう)を繰り上げ・繰り下げして見た目をスッキリさせた価格表示のことや、

ほんでもって、カメラもとうとう100万円ポッキリの時代に突入すか、

カメラはもともとドイツが本場で、貴族しか手が出せないほど高級な精密機械やったけど、戦後すぐ日本のカメラメーカーと日本国政府ががっちりタッグを組んで世界進出に挑戦した結果、高い性能は維持したまま大幅なコストダウンに成功、ようやく庶民でも買えるようになって世界的なカメラブームになったんやけど、便利なスマホカメラに押されて、だんだん戦前の高級路線にもどりつつあるような、

しかしYouTube観てますと、写真好きのみなさん、ああでもないこうでもないと色んなカメラメーカー渡り歩いて、そうとう散財してますね、

カメラは魂(たましい)を写す機械やから、おカネがもったいないとか、そんなん関係無くなって来るのが魅力でもあり恐怖でもあるなあ・・・まあ趣味の世界はどこも同じやけど、

魂(たましい)が関係するんすか、工業製品なのに、

冷静に見れば工業製品やけど、シャッター回数が増えるにつれて、だんだん冷静さが失われて、かわりにソウルフルな(=魂をゆさぶるような)気分が高まって、気づけばけっこうな買い換えと散財を繰り返すように、

いわゆるカメラ沼・レンズ沼という、

この沼に入ると、ひたすら次のレンズやカメラが欲しくて欲しくて、経済観念がどんどん薄くなって、お父さんがこの趣味にハマると、とりあえず家計をやりくりするお母さんが大変や、

それでメチャ高価なライカとかハッセルとかに手を出し始めるんすか、もうすでに国内メーカーの最高級カメラを持ってても、それに満足できず、

一流カメラマンになればなるほど、それを止めるヒトも居なくなるから、せっかくかせいだおカネもじゃじゃ漏(も)れや、

こうなるとカメラメーカー側の思う壺(おもうつぼ)すね、カメラでいい仕事してもらった上に、より高価なカメラもどんどん買いそろえて、さらにYouTubeでもカメラ愛を熱く語ってくれますし、

そういう意味では、一般庶民のほうがずいぶん冷静なわけで、たいがいな事ならスマホでじゅうぶん用が足せることを知ってるから、高価で重くかさばるカメラにはぜったい手を出さへんし、そうなるとカメラメーカーとしても、かしこい庶民よりカメラ沼レンズ沼の住人用に高価なカメラやレンズを作り始めるわけで、

それでペンタックスさんからもモノクロ専用機が登場したと、

しかし実売価格が80数万円もするソニーのフラッグシップ(最高機種)に比べたら半額以下やしお安いもんや、

もしかして買おうとかしてません?

たしかにオイラも片足は沼につかってるし、なんかメチャ憧(あこが)れがあって・・・というのもモノクロだけに特化したカメラって、国内ではペンタックスさんしか作ってないし、センサー構造からして違うから、出てくる画像も根本的に高品質なわけで、

変な話ですけど、今もこうして打つほどに、このスッキリ感が身にしみるワープロ専用機『ポメラ』ともなんか共通点あるような、

単色のシブい外部カバーも、日本古来の筆記具に敬意を表したつや消しの墨色(すみいろ)を思わすダークグレイ一という!


今はこの動画とは真逆にカスタムして、黒い画面にひたすら白い文字を打ち続けてるけど、だんだん自分の分身みたいにしっくり来るもんなあ・・・カラフルで多機能なパソコンやタブレットや携帯では決して味わえない静かな世界というか、余分なノイズがいっさい入って来ない稀有な(けうな=まれな)空間というか、

サイズも機能も必要最低限に抑えて液晶画面からも色、さらに電子音まで無くすことで、これほど豊かな気分になれるとは、

ひとことで白い文字とは言っても、輝度(きど)を微調整して今の自分にピッタリな明るさで作業できるわけで、これもモノクロ写真的こまやかさというか、

色があると四方八方(しほうはっぽう)に気持ちが拡散しますけど、モノクロだと線や形やグラデーション(陰影)に気持ちが集中して静かな気分になれますし、

そういう意味では、カメラにあるいろんな撮影モードのひとつにモノクロがあるというのも大いに疑問で、

カラー設定のひとつにモノクロがあるというより、カラーとモノクロという大きな2つのジャンルと考えたほうが正確ですね、

という意味では、モノクロフィルムからカラーフィルム中心の時代になった時点で、すでにカメラはひとつの完成した時代を閉じたと見るべきかも、

そう考えると、この時代にあえてモノクロに特化したカメラを作るというのは、非常に高い文化的な価値がありますよね、非常に趣味性の高いカメラになりますけど、

他メーカーへ浮気するでも無し、フルサイズへ向かうでも無し、財布のヒモはかなり固いオイラやけど、ペンタックスさんの APS-C モノクロ専用機・・・これだけは来年の誕生日に思い切って購入してシャッター切りまくって失敗と成功を繰り返しながら、モノクロ専用機ならではの面白さを徹底的に味わいたいもんやなあ、

レンズ沼カメラ沼の重鎮(じゅうちん=ぬし)赤城先生も大満足!


ペンタックス好きもほとんど取り上げないのですが、他社に無い独自の存在感を主張してるのがモノクロ赤外調。青空の青はより黒く、新緑は真っ白という一見やり過ぎとも思える強烈なコントラストですが、使う場面やその効果が分かってくると、他では得られない非常にコクのあるモノクロ画像が生成されます。ちなみに、ほんまもんの赤外線カメラは特定の研究機関用に販売されていて個人向けには購入できないとのことです。

赤外線カメラPENTAX KP IR について
https://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/kp-ir/


PENTAX KP HD PENTAX-DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR モノクロ赤外調
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2024年11月18日

ミラーレスの波に乗らなかったペンタックスだからこそやれることがある!



しかし、この動画、香(こう)ばしい(=香り高い)なあ、

旧オリンパス、現 OM SYSTEM さんとこの単焦点プロレンズ3本セットですか、

F1.2の明るさでしっかりした防塵防滴性能、フードもふくめた外観をシブいデザインでまとめた広角・標準・中望遠の単焦点レンズ3点セット・・・ペンタックス同様小資本ながら知恵と工夫で荒波を乗り越えてきた似た者同士のカメラメーカーやけど、

3本ともフォーカスリングをカチャッとスライドさすと、しっかり粘るトルク感でマニュアルフォーカスできるのも気持ちいいすね、

価格も写りも最上位のプロレンズなんでサイズもちょっと大きめ・・・そうなると装着するカメラボディも少しごつい最上位モデルがええな、

この単焦点三本セットと対照的なプロレンズに、大人気 12-100?o(フルサイズ換算24-200?o)の高倍率ズームもありますけど、

ズームレンズの魅力もよう分かるけど、カメラの不便さにこそ魅力を感じるオイラには、単焦点3本セットのほうが見た目も良くて軽いし、ズームしないから画角に迷いが無いし、ひとつの画角に集中できるから撮影時の緊張感も高まるし、この3本セットは無理しても新品で一気にそろえて、フードをつけて目の前に並べてながめていたい、

しかし、これだけ一気にそろえると、そうとうな高額になるのでは、

計算するだけならタダやし、取りあえず調べてみるか、

カメラボディーはOM-1 として、単焦点プロレンズ3本セット、これに昼間のハイスピードシンクロ用ストロボも付けた価格ということで、

一般の店だと価格が変わりやすいんで、メーカーのオンラインストアで買うとしたらなんぼや、

OM-1本体が22万円、レンズは 17?o、25?o、45?oすべて17万6千円、ストロボはミドルクラスで4万4千円、合わせて驚きの79万2千円、

ちなみに、OM-1を 最新モデルのOM-1 Mark2 にしたらなんぼ高くなるんや、

8万5千円も違いますが、今ならセール期間中で5万円ほどお安くなってて、3万5千円上乗(うわの)せしたら購入できますね、

じゃあ 82万7千円か・・・素の(すの=何も付いてないいちばんベーシックな)スズキ・アルトが新車で買えそうやな、

カメラも高くなったもんすね、というかクルマが安くなったのか、

京都の山奥でひっそり暮らすクルマ大好きユーチューバー『むかたつ』さんが大事に乗られてる素のアルトを見てからというもの、アルトの質素なデザインがメチャカッコ良く感じるようになってきてあかんわ、



たとえると、これまで何気なく食べてた白ごはんのおいしさにふと気づいたみたいな感動すか、

京都の山奥、むかたつさんの家の近くやと思うけど、『質美(しつみ)』というすてきな地名があって、そこを通りぬける広くて車の少ない穏やかな道が大好きなサイクリングコースやったけど、そんな質素な気取らない美しさというか、

正確には京都府船井郡丹波町質美、しかし何でまたこんな田舎まで、

嵐山に住んでたころは JR嵯峨嵐山駅がすぐそこやし、園部(そのべ)あたりまで輪行したりして、丹波(たんば=京都府北西部の山里)をあちこち走り回ってたんや、

話を元にもどしますけど、OM SYSYTEMさんの80万円セットと比較しますと、ペンタックスさんのほうは半額近い42万9,800円で買えますよ、

フルサイズ機にフルサイズ対応のリミテッドレンズ3点セットで、おまけに3年保証も付いてこの価格か、

*PENTAX K-1 Mark II HD FA Limited ブラック 3本セット [安心の3年保証]
https://ricohimagingstore.com/pentax-k-1-2-body-kit-s0015996-set07.html


ただ日中のハイスピードシンクロができる上位モデルのフラッシュはもう売ってないんで、中古の純正品か新品のGODOX製などから選ぶことになりますが、

まあこの価格差は当然と言えば当然で、三本ともかなり昔から売られてるレンズで、とくに標準レンズはフィルム時代からずっと作られ続けてるし・・・それに3本とも防塵防滴機能は無いし、AF駆動方式も旧式、マニュアルフォーカスも補助的なもんやし、カメラボディの K-1 Mark2 も6年前のモデルになるし、

「好きやねんペンタックス!」とか言っときながら文句ばっかりすか、

好きやと期待もデカくなるんで、ついつい文句ばっかりになってまう、

ペンタックスさんのどこがいいんすか、

アマチュアに優しい価格設定、フルサイズ機より小型軽量低価格な APS-c用のカメラとレンズが充実してる点・・・あとAF以前のカメラ黄金時代の良質なマニュアルフォーカスレンズが安く手に入るとこも大きな魅力のひとつやな、

AF以前の1950年代から1970年代のオールドレンズならフォーカスリングもじつにしっかりしてますし、写りも信じられないほど鮮明ですし、なにより安価なのがありがたいすね、

ある意味、スチル(静止画)カメラの黄金期はオートフォーカス登場以前の単焦点レンズで確立されてるわけで、この時代に立ち返ることがどれほど大切なことか、ペンタックスさんにはそこをわかってもらいたい、

じゃあオートフォーカスからデジタルへ向かう高性能化は、ビデオ(動画)カメラの黄金時代であってその一部として静止画もふくまれると、

原動機付き自転車がある時代でも、原動機の無い自転車が生き続けるように、オートフォーカス以前の静止画に特化したカメラは絶対に残しておくべきなんで、というのもここにこそスチルカメラの本質的な魅力があるからで、

電子制御が介入しないクルマならではの魅力みたいなもんすか、

自分の目と指でピントと露出を合わせていくことで、失敗しながら感覚が鋭くなるし、結果がすぐに出ないから想像力も高まるわけで、

クラシックカーのエンジン部分だけ最新の電動モーターに置き換えて、それ以外はできるだけ元の姿を崩さないような引き算的なモノ作りというか、

もっともっとも機能をシンプルにすればするほど、カメラの素(す)の良さを味わえるというか、

しかし、今のカメラが高性能化したおかげで、静止画の撮影もめちゃ可能性が広がったんじゃないすか、

もちろん技術開発の流れはそれとしてどんどん高度になってあらゆる面で撮影を助けてくれるけど、これは自転車と似てるんやけど、電動アシストや変速機能などの便利機能をあえて外(はず)すと、自転車本来の楽しさがむしろダイレクトに感じられるわけで、カメラも高性能化と同時並行的に真逆のモノづくり、つまり徹底的に引き算に徹した不便なカメラも作り続けるべきで、

そのひとつの目安が、フィルム面をデジタル化するだけで、あとは露出とフォーカスを自分の目と指で制御するオールドファッションなカメラであると、

高性能化はもちろん歓迎するけど、同時にスチルカメラの原点に回帰するような限りなくシンプルなカメラも最新技術で常に製品化して欲しいし、その需要は限りなく高いと思う、リフトを使った登山もええけど、それをしないことで味わえる登山の楽しさもあるわけで、

横並びの製品開発の時代は終わりつつありますし、大量生産・大量消費のカメラの時代もはるか昔のことですし、カメラ業界、これからどうなるんでしょう、

プロ用の超高級路線は残るとして、あとはビジネスとして庶民のカメラがどうなるのか、

利益度外視の文化事業みたいな道とか、

あるかもしれんなあ、カメラだけではどうにも採算取れへん時代やし、

それにしても国内メーカー横並びでミラーレスに突っ込んでいったのに対して、ペンタックスさんだけがペンタプリズム光学ファインダーを守り切った功績は年月たつほど偉大な選択だったと感じますね、

そのながれで、モノクロ専用機や、フィルムカメラも登場できてるもんなあ、

ペンタックスさんにはフィルム時代にLXというスチルカメラの頂点があるわけですし、つねにこれをスチルカメラ作りの原点として動いてほしいすね、

せっかくのフルサイズ機やけど、LXにくらべると K-1mark2はあまりに外観がボテボテし過ぎて、対応レンズまでボテボテしてくるし、LXの引き締まった姿を常に意識してモノ作りしてほしいねんけどなあ、



YouTube Live(PENTAXちゃんねる)からお知らせ
ユーザー作例投稿企画「とっておきPhoto+」スピンオフ企画
PENTAX 17のユーザー作例をひたすら紹介Live
2024年11月27日(水)19:30〜(45〜60分程度を予定)


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PENTAX KP HD PENTAX-DA 35mm F2.8 Macro Limited 撮(と)って出し

2024年11月13日

超広角から超望遠までカバーするズームコンデジ『ルミックス DC-FZ85D 』…見た目はともかく、使うほどにええカメラや…

とか言いながら、いきなりまったく無関係な動画ですか、



前回の賢者(けんじゃ)の話やないけど、林 千勝(ちかつ) 先生もエエこと言われてるなあ、

トランプもイーロン・マスクも、アメリカの立て直しができるかどうか分からないほどの追い込まれてる状況なのに、ましてや日本を救うわけが無いと、

トランプもイーロンマスクも、決して純粋な正義の味方というわけじゃ無く、両者ともに片足はDS(ディープステート)に深く足を突っ込んでる大富豪なわけで、

DSが本気出したら、トランプもとっくの昔に殺されてるのに、まだ生きてるってことは、裏取引とか駆け引きとか行われてると見たほうが良さそうですが、いっそこれをDS自体の分裂ととらえても良いような、

DSの親玉であるはずのファイザーの元副社長が、殺される覚悟でコロナワクチンが生物兵器じみた毒物であると内部告発してるのを見ても、DSじたいが決してひとつにまとまってるわけじゃないことが見て取れるしなあ、

旧マスコミ勢力と新しいネット勢力の言論が真逆で、アメリカ国内が下手すると内戦になりかねないほど分裂してるということは、DSの内部でも同じような新旧勢力の分裂と対立が進んでると考えたほうが自然ですね、

今回の選挙も、新DSのトランプによる旧DSのオバマつぶしという見方ができるかもしれんな、

ところで、話ぜんぜん違うんすけど、国内のカメラメーカーでDSくさいと言えば、さしあたりキヤノンやパナソニックが思い浮かびますけど、

パナソニックのカメラ部門、つまりルミックスのことやけど、今回初めて使ってみたここのコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)、とにかく色調がとても良くて、コンデジセンサーなのにほんま精細やし、小学生の文房具みたいな見た目は別として、その写りには感心するばかりで、

DSなのにいいんすか、そんなに褒(ほ)め讃(たた)えても、

そりゃええもんはええもんやろ、カメラ開発者を責めてどうすんねん、

コンデジなのに、撮影しながらホワイトバランスも微調整できる機能とか、完全にカメラまかせで撮影状況を自動で判断して最適な絵作りをしてくれる iAモードの賢さとか、家電メーカーならではの親切設計というか、ある意味、家事を良くこなすお母さんみたいなカメラですね、

DC‐FZ85D、超広角20?oから超望遠1200?oまでそつなくこなす、よく出来たオカン(お母さん)みたいなカメラ・・・たしかに見た目は美人やないし、倹約のためにオール『しまむら』ファッションやけど、

あとは撮影者自身が精細な有機ELファインダーをのぞきながら、ときに露出補正をかけたりホワイトバランスをイジったりするだけ・・・そうするとシェフのおまかせメニュー的な気楽さでいい絵がどんどん撮(と)れてくという、

高額な巨大バズーカ砲みたいな超望遠レンズを高性能カメラに装着しての野鳥撮影もあこがれやけど、入門者のオイラにはこの軽さと使いやすさが何よりありがたい、

それが新品でも6万円というのは、極楽みたいなコストパフォーマンスですね、

フルサイズ機の安い交換レンズすら手に入らない価格でここまで映れば、これで十分と思えてしまう、

いつも使っているペンタックスの風景モードでは紅葉の赤色がかなり強烈で手に負(お)えないことがありますけど、そんな赤色もじつに良い感じで出してくれますし、

レンズ一体型やないと実現できない、トータルバランスの素晴らしさというか、良いとこはどんどん伸ばすし、イマイチな部分はしっかり補正してくし、

そう考えると、極論(きょくろん=極端な言い方)になりますが、マイクロフォーサーズ以下のセンサーサイズでも十分楽しめる時代なのかもしれません、

気まぐれみたいにふと野鳥撮影したくなって購入した高倍率ズームのレンズ一体型コンデジやったけど、恐るべしLUMIX、

それに加えて、ときにコントラストが強過ぎますが、1型センサーの小型軽量コンデジ、キヤノン・パワーショット G9X mark2 も非常にいい仕事してくれますし、

こうなってくると、ペンタックスさんの30万円するモノクロ専用一眼レフなんかは、モノクロ写真展を真剣に考えてる芸術家やカメラ好きな大富豪向けというか、個人でひっそり楽しむ庶民派のカメラ好きにはあえて必要無いというか、

むしろ視野をもっと広げて、その30万円があれば何が出来るのか、もう一度考え直したほうが良さそうすね、

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2024年11月09日

知事選の斎藤さん・立花さん側めちゃカッコええやん…それにしても県議会やマスコミ、マジで腐りきってるなあ…



陰湿で欲深い兵庫県議会と、代々(だいだい=歴史的に見ても)大事なとこでウソと隠し事しかせえへんゴミマスコミにハメられた斉藤県知事を救うため、兵庫県知事選挙にあえて立候補した立花さんすか、

さいきんは言いたいこともまともに言えなくなった監獄(かんごく=刑務所)みたいな YouTube に成り下がってるけど、ひさびさにハッキリもの言うオジサンが、ウソと悪さばかりの議会やマスコミを叩いてくれてホンマすっきりすんなあ、

これと同じくらいの衝撃は、ベンジャミン・フルフォードが暴力団山口組の事務所前で公開ライブ動画を発信した時以来すか、

あれもビックリしたなあ、片言の(かかたことの=たどたどしい)日本語で必死に暴力団本部前で叫んでいて、いったいなにが起こってるんやと、

もともとはフォーブスというアメリカ大手経済誌の若手記者だったベンジャミンですけど、取材するうちに闇の深い部分にどんどん首を突っ込んで行ってその結果、仲間の記者がまず殺され、ベンジャミン自身もいつ殺されるか分からないヤバい状況になって、

身の安全を確保するために取った行動みたいやけど、なんでそうしたのか、10年前のことでよう思い出せんけど、あの異様な迫力だけはいまだに記憶に新しい、

あのころはまだYouTubeの言論弾圧も無い平和な時代で、愛媛県で小さなキリスト教会をされているラプト氏や、労働組合問題がらみで創価学会系精神病院で廃人にされかかったリチャード・コシミズ氏などが思いっきり自身の思想を発信できていて、じつに生き生きと刺激的な空気が流れていました、

今はまともな日本語がハッキリしゃべれんほど言論統制が厳しいもんな、まるで監獄(かんごく)や、

とはいえ、そんな言論統制下でも、数少ない賢者(けんじゃ)達が勇気を持って発言されていて、それがわずかな救いですけど、

立花さんもとうの昔にYouTubeで収益化は出来なくなってるそうやけど、いまだに発信されてるし、

YouTubeのことを『ヨウツベ』と隠語で呼ぶ時期までありました、

トランプが大統領になって、少しはまともになるかなあ、

トランプを応援するイーロン・マスクがツイッターを買収してこれをXとしてスタートさせてから、さっそく自由に物が言えるようになったんで、その流れに乗ってYouTubeも言論弾圧から解放されてほしいすね、

大企業の意のままに市民を洗脳するゴミカスみたいなマスコミ報道が終わって、これからは市民ひとりひとりが真のジャーナリストとして発信できる時代が始まるって、イーロン・マスク自身も言ってたしな、

ぜひそうなって欲しいすね、

そうなると、やはり気になるのは同じ兵庫県は尼崎(あまがさき)出身のマッチャンこと松本人志の復帰問題、

早ければ年末のM-1決勝戦の審査員として芸能界復帰するともささやかれていますが、

そうなったらまずは手始めに『水曜日のダウンタウン』のオープニングをオリジナル版にもどして、仮面をかぶらない素顔のマッチャンに白目むいて欲しいなあ、

以下、立花氏と同じようにハッキリものが言える勇者たちの動画の紹介となります、







ラプト氏についてはこちらに立派なホームページがあるので、とりあえずこちらのページにリンクを貼っておきます。

【軍事法廷】ビル・ゲイツによる幼児誘拐・人身売買・少女殺害・レイプなどの凶悪犯罪の数々が明らかに ファイザーと結託した大量虐殺計画の証拠も提示される(2021年9月6日)
https://rapt-plusalpha.com/20372/

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Canon PowerShot G9 X Mark II

2024年11月02日

メチャ好っきゃねん PENTAX! レンズ先端から25ミリまで寄れる超広角マクロズーム HD PENTAX-DA FISH-EYE 10-17mm F3.5-4.5 ED


前回その画像ものっけたフィッシュアイズームレンズですが、

どっちかと言えば、一本気な(いっぽんぎな=一点集中タイプの)単焦点レンズが好きやけど、このズームレンズはとりわけ強烈な個性的魅力があって、フィルムカメラ時代から無視できない存在なんで、このさい紹介しておこうと、

自転車に目覚め、それと連動するようにカメラも趣味にし始めた1996年、まだフィルムの時代からフィッシュアイズームは存在してたんすね、

開発秘話はこちらから
https://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/lens/technology/hd_coating/Feature02/


当時こんな個性的レンズを世に送り出してるのはペンタックスだけだったんで、このレンズが気になって仕方なく、このレンズのためだけにペンタックスユーザーになりたかったほど・・・けっきょくペンタックスLXとコンタックスRXの私的最終選考で後者を選んだので、フィッシュアイズームの購入はごく最近やけど、

けっきょくフィルム時代のカメラ選びは、50?oのプラナーを付けたCONTAX RXと世に出たばかりの初代 RICHO GR の組み合わせで落ち着くことに…


このデジタル版がひたすら欲しい!液晶も無くしてRAWだけ撮れる超硬派モデルなんか世に出た日には「アカン、惚(ほ)れてまうやろ!」


で、どうすかフィッシュアイズームのほうは、じっさい写してみて、

超広角の威力をイチバン感じたのは意外にも森のなかとか・・・頭上(ずじょう)に茂る木々のミドリや枝振り(えだぶり=枝が広がるようす)などの複雑な全体像を、どのレンズよりも広くいっぺんに収めることができるし、森には直線成分がほとんど無いから歪曲(わいきょく)もあまり気にならんし、

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逆に言うと、直線成分そのものみたいな地平線・水平線や人工物は苦手なんすか、

使い始めはワザとグンニャリ歪(ゆが)ませて面白がれるけど、じき飽きてくるし、地平線をまっすぐにしようとすれば上下の撮影範囲もひとつに決まって来るし、

なもんでこういうカーブなんかは歪曲まかせでええ感じに誇張できたり…
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マクロ的な使い方はどうすか、

そこがイチバンの魅力で、じつはペンタックスのすべてのレンズで、マクロレンズの次に撮影倍率が高いのがこのフィッシュアイズームなんで、最大撮影倍率0.39倍は大いに活かしたい所、

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レンズ先端からわずか25ミリまで寄れるのはスリリングですね、超広角のおかげで被写界深度(ピントの合う範囲)もメチャありますし、

誤って被写体にレンズが触れても大丈夫なように、防汚(ぼうお=汚れに強い)コーティングもされてるし、最新モデルでは逆光に強いHDコーティングも施(ほどこ)されてまさに接写三昧(せっしゃざんまい=近接撮影万歳!)、

ところで話変わりますけど、あの高価なモノクロ専用機は買わないんすか、

そりゃメチャ欲しいけど、最近はちょっと落ち着いてきて、

それはまたナゼ?

ひとつのRAWファイルからカラーとモノクロの2(ツー)パターンをいつも現像して比較できるようにしとくと、それぞれの長所や短所があれこれ分かってきて、カラーが活(い)きる場面もあれば、モノクロでなければ決まらない場面もあったり、カラー・モノクロともにオモロイ場合もあるんで、こういう楽しみ方もなかなか悪(わる)無いなあと、

高価なモノクロ専用機なんで、これをレンタルできるなら、数日間でもじっさいに写して、それから購入するかどうか検討してもぜんぜん遅くないと、

フィルム時代から続く名作スナップシューター RICOH GR の28?oモデルと40?oモデルの2台分の価格やし、おいそれと買えるカメラやおまへんで、



こうやって比較して見せられるとその差はあきらかやけど…庶民に立ちはだかる30万円の壁というのもあって…


2024年10月30日

効率の悪さを楽しむのんびりカメラがええねん!

なに見てるんすか、

悪いけど、今から言う金額、計算してくれるか、

また散財(さんざい)すか、

ちがうわ・・・ほな安いほうから4点、60,530円、91,810円、116,650円、最後はぐっと高価な197,820円、これら合計したらなんぼや、

46万と6,810円すね、

ここから42万9,800円引いたらなんぼになる?

3万7,010円すけど、なんすかこれ、

ペンタックスのフルサイズ機『K-1 Mark?U』(ケイワン マークツー)と、それに装着する広角・標準・中望遠それぞれの銘玉(めいだま=写りの素晴らしいレンズ)計3本の豪華4点セットをメーカーのウェブストアから購入するとどれほど安くなるかという計算、

会員価格なんで、ログインしない画面上の金額とはちょっと違いますけど、まあしかし、高額セット販売にしては、それほどのお買い得感は・・・

レンズ・ボディとも3年保証付きなんであまり無理は言えんけど、できればレンズ1本分タダにするとか、5万円ていど値引きするとか、あってもええような、

でも、この動画を観てちょっと思うんですけど、レンズに対してボディがデカ過ぎて、ちょっとバランス悪いような、

話題の部分から再生されます


フィルムカメラの時代は名機『PENTAX LX』に代表されるように、カメラボディもずっとスリムやったけどなあ・・・ホンマこのサイズ感なら買いなんやけど・・・

なんなら動画撮(と)れんでもええし、思いっきりスリムで軽量なフルサイズ機がええねんけど・・・なんならAFも液晶も省略して、レンズも重厚な手ごたえのフォーカスリングを復活させた単焦点マニュアルフォーカスレンズを広角・標準・中望遠の三点セットで売り出すとか・・・そればっかり考えてるなあ最近・・・機能多過ぎでゴテゴテしすぎとんねん、きょうびのデジタルカメラ、

できればそれくらい冒険して欲しいすね・・・そうしたら人々の中に眠っている潜在的な購買意欲も刺激されて、そうとうヒットするんちゃいます、

そうなると光学ファインダーのありがたみも本格的に再評価されるわけで、フィルム時代みたく二重像合致式(にじゅうぞうがっちしき)とか復活させて、自分の目と指でピント合わせする優雅な時間を楽しめるのに・・・今のペンタックスのレンズはAFメインなんで、どのフォーカスリングもスカスカでオマケみたいや、

飛ぶ鳥を追尾したりするハイテクのAF(えいえふ=オートフォーカス)は他メーカーの得意分野としてそちらにおまかせするとして、ペンタックスさんには他がマネできない独自の方向性で突き進んで欲しいすね、

他メーカーのあと追っかけて、二番煎じ(にばんせんじ=劣化(れっか)モデル)で似たり寄ったりやったところで面白くも何ともないし、

ペンタックスユーザーとしては、このブランドで無いと得られないワクワクドキドキこそが欲しいわけで、

そういう意味でも、カメラまかせの高性能に突き進むのではなく、頼りない人間の感覚でカメラを不器用に操作する楽しさをこそ復活させてほしい、

極端に言えば、「高性能AFを求めるなら、他メーカーへどうぞ、ペンタックスは人間がカメラに関わる楽しさを最優先するために、あえて時代に逆行してマニュアルフォーカスを復活させます」とか、それくらい思い切って欲しいすね、

素晴らしい見え方をする光学ファインダーの中で、重い手ごたえのフォーカスリング回しながらピント合わせする楽しさって、今はもうペンタックスでしか味わえないわけで、ああ新品のちゃんとしたマニュアルフォーカス標準レンズ欲しいなあ・・・なんなら一般的な50?oよりかなり広角寄りなペンタックスこだわりの43?o標準レンズとか、

オートフォーカスの便利さと引き換えに失われた楽しさって確かにありますしね、時代に逆行するカメラやレンズがひとつくらい製品ラインナップにあってもいいすね、

新幹線の時代にあえて在来線でゆっくり旅する趣味の列車が人気になってるし、カメラにもそんなゆったり感が欲しいんや、

そういうカメラを作るのが歴史あるKマウントとペンタプリズム光学ファインダーをいまだにつらぬくペンタックスさんの使命なのかもしれませんし、

じっさいオートフォーカスとかズームとか、ビデオ動画ではどうしても必要になる技術やけど、スチルカメラを突き詰めれば、どちらも迷走の始まりというか、はてしない高性能の迷宮をさまよい続ける地獄というか・・・それはフィルム時代から強く感じてたことで、

マニュアルファーカスの単焦点レンズって、ビデオ撮影には不便で仕方ないすけど、スチルカメラではまさに王道(おうどう=基本中の基本)というか、楽しみの根幹(こんかん=もっとも根っこの部分)と言いますか、

たったひとつの画角に心を集中させて、自分の目と指先でピントを合わせる静かな時間・・・この効率の悪さこそスチルカメラ本来の楽しさちゃうんか・・・そこをわかって欲しいんやけどなあ、メーカーさんには、

たとえるなら、変速機を自転車からはずして走った時に初めて感じられるシンプルな楽しさというか、自分がより自転車に深く関(かか)わっていく楽しさというか、自身が自転車の一部になるような一体感というか、

登れない坂は歩くしか無くなって効率悪いんやけど、サイクリングに歩きの場面が組み込まれることで、逆にその不便さがだんだん楽しみに変わっていくというか、

歩きと自転車が組み合わされて、互いを引き立て合うようになって、よけい楽しくなると、

最初のころは登れない坂をわざわざ歩くのうんざりしたけど、最近はその逆で「ああここ歩きたい」という場面がじょじょに増えてきて、登り坂とか関係無く歩き始めたりして・・・そうなると自転車をこぐあたりまえの動きがメチャ新鮮で楽しく感じられたり、

自転車は電動アシスト化し、カメラもどんどん高性能化して、それじたい便利でいいことなんすけど、同時によりレトロでシンプルさをきわめた自転車やカメラもずっと作り続けて欲しい・・・ただそれだけのことなんですけど・・・なんかいまだに横並びで競争する悪(あ)しき習慣がまだ足を引っぱってるというか、

ひとことでレトロ(=懐古(かいこ)趣味)と言ってもヒトそれぞれで、フィルムカメラまでもどりたいヒトもいれば、自分のようにフィルム部分のみデジタル化したメチャシンプルな『令和のデジタルLX』がほしいヒトもいるわけで、この時代にフィルムカメラを図面から作りあげたペンタックスさんなら、この夢もかなえてもらえるような気がするんやけど、

じゃあ現行(げんこう)のフルサイズ機『 K-1 Mark?U』が、外観や機能をもっとスリムにしぼりこんで、より小型・軽量・安価になったら即買いと、

現行モデルはあまりにボテッとし過ぎて中判カメラみたいやし、せっかくフルサイズ向けに用意された3本の小型軽量なリミテッドレンズとのバランスがぜんぜんやし、

なんなら、多機能で高機能で重デカい高価なモデルと、シンプルで小型軽量を売りにする安価なモデルの2(ツー)タイプ用意してくれたら有り難いすけど、

フィルムカメラ時代のニコンさんみたく、ハイエンドのAFデカ重(おも)カメラF4と、サブカメラとして入門用フルマニュアルのFM2があったように、2(ツー)タイプあったら理想やなあ、無理ばっかり言うてるけど・・・

「単焦点レンズ最高とか言うといて、使(つこ)てるレンズがフィッシュアイズームかいな」と突っ込まれそうですが、これこそフィルム時代からペンタックスさんでないと味わえない独自の超広角ズームレンズ・・・最新のコーティングでより高性能化して、レンズの先端から2.5センチまで寄れるマクロ的使用もできるスグレモン・・・
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PENTAX KP + HD PENTAX-DA FISH-EYE10-17mmF3.5-4.5ED

2024年10月26日

プロライダーが本気でほれる新型バイクからのシマノらしくないリコール問題、最後はここ10年間、誰も本気で取り上げなかった LUMIX FZ-85D に内蔵された超解像技術の革命的スゴさについて


まあ人の声というのも不思議なものでして、

落語の練習ですか、

まあそういう風に思われても、しかたないと申しますか・・・お、となりのクマさんかい、おまえさんには前から聞こうと思ってたんだが・・・

どうしたんすか、関西弁は、

ああチミ(君)か、

何やってるんすか、

このところ毎夏、ヒマラヤ山脈のお膝元(ひざもと)、標高3000メートル級の高地がひろがるネパールまでわざわざ出向いて、同行メンバーが高山病で次々とダウンする中、来年はさらに奥地へ旅したがってるイケイケのオートバイ先生、丸山浩さんやけど、ひさびさに本気で気に入ったバイクにめぐり会ったみたいで、

で、丸山さんの声がどうかしたんすか、

人の声というのは正直なもんで、マジで好きなことを話している時は、話し方も声質もいつもとまるで違うわけで、それがきっかけで、ついつい動画にも引き込まれるわけで、

そんな丸山さんを本気にさせたバイクがこれすか、ぐっと軽量小型に車体をしぼりこんで、足つきもずいぶん改良されたBMWの新型アドベンチャーバイクR1300GS、



自転車の免許しかないオイラ的には、いかにもドイツらしいドデカい31リットルタンクを抱(かか)えた厳(いか)ついアドベンチャーモデルのデザインが、ここ数年見てきたバイクの中でも驚くほど気に入ってるけど、

自転車しか乗られへんけど、このカクカクがええねん!


ガソリンタンク回りの、この思い切りカクカクした感じが好きなんすか、

やっぱりドイツと言えば、なめらかな流線型よりも無骨(ぶこつ)でカクカクしたカタチのほうが、生真面目(きまじめ)でシリアスな(悲観的な)国民性にふさわしく、板に付いた(自分らしい)感じがして、

後輪わきにカクカクのパニア(荷物)ケースを取り付けると、これ以上無いほど究極に無骨でカクカクしますね、

そもそもバイクの両側にガツンと張り出したエンジンからしてカクカクやしなあ、やっぱりドイツはカクカクやなあ、

ちなみに無骨(ぶこつ)ってどういう意味すか、

表面的な色気とか飾(かざ)りっ気(け)とかいっさい無くて、ゴツゴツとモノがむき出しで置かれてるような感じ、

そういえば、おなじ横に張り出すエンジンでも、イタリアのモトグッチだと斜めになってて、全体像も流れるような色気あるデザインで、まったく別物の印象すね、



共通してるのは、日本製にくらべて故障が多いことぐらいか、

なもんでモトグッチは下取り価格が恐ろしく低いみたいで・・・いっぽうBMWのほうはメカ部分よりも電気系統のトラブルが多いみたいで、モトグッチみたいな致命的な故障も少ないようなんで、人気の高さもあって下取り価格もええみたいすね、

致命的故障で思い出したけど、こないだ自転車乗ってたら信頼のシマノ製パーツやのに、いちばん大事な部分がポロッともげてショックやった、

安いモデルでも耐久性信頼性にまったく問題が無いことで有名なシマノ製パーツを30年間使い続けて、今回まさかの大トラブルですか、

故障したのが家の近くでホンマ良かった・・・それでも1時間以上とぼとぼと歩くことになったけど、

リアディレイラー(後輪の変速機)の取り付けネジが振動でだんだんゆるみ、ある日とつぜんもげ落ちるという、シマノ製ではあり得ないトラブル、

モトグッチならああそうかで済むけど、あの故障知らずのシマノさんでコレやられると心底ショック、

よく見ると、変速機をフレームに取り付ける最重要部分が、コストダウンした安っぽいパーツに入れ替わってることに気づきますね、

ここが知らん間(ま)に、振動でゆるんできて、ある日ポロッとフレームからもげ落ちるんや、

これがそのリアディレイラー、できれば購入しないほうが安全ですが、使う場合は必ず取り付けネジがゆるんでないか日々点検を欠かさぬことが大事です、




これまでまったくゆるむ心配が無いパーツだったんで、今回もまったく油断してて、ポロッともげ落ちるまでまったく異変に気ぃつかんかった、

そう言えば、最上位モデルでも大問題が起きてました・・・とつぜんクランクが割れるというシマノ製では史上初となるような非常に大規模かつ危険なリコール問題・・・しかも世界中で200万個以上作られてるとか、

話題の部分から再生されます


世界的大企業になると、出回る数もハンパないな・・・ところでナンの話をしてたんや・・・

BMWの新型アドベンチャーバイク『R1300GS』をプロライダーの丸山氏が絶賛(べたぼめ)してるという、

ありとあらゆるバイクを経験済みの丸山氏が、それでもなお、これほど熱くバイク愛を語る場面ってなかなか無かったんで、それがとても印象的で、

しまいにエンジンの音色がチェロとか言い出してますし、

まあ300万円前後の超高級バイクなんで、丸山氏クラスの経験者でないと、その奥深い魅力は、その全部を味わい尽くせないのかも、

オーディオ機器にも天井知らずの超高額モデルがありますけど、その真の実力を感じ取れる耳を持つヒトは限られてますしね、

見栄で購入するなら、たんまりとカネさえあれば誰にでもできるけど、超高額製品の魅力を心底理解できるのはごくひとにぎりのプロや天才・・・だとしたら、オイラにはやっぱり庶民の味方、60倍ズームの万能コンデジ LUMIX FZ-85D が似合ってるのかも、

しかし、持つ喜びが丸きり無いのでは、じっさい見た目も質感も恐ろしく不格好(ぶかっこう=かっこ悪い)ですし、

「じゃあなんだい、このカメラのデザインが小学生の文房具みたいだって・・・それを言っちゃあおしまいだよ、サクラ」

「にいさん、誰もそんなこと言ってませんよ」

「しろし(ひろし)は黙ってろっ、さくらに聞いてるんだ」

「おにいちゃん」

いつまでやってるんすか、

外観上のデザインや質感が安っぽくてイマイチ・・・それはそうやけど、この機種には撮(と)る喜びや持ち運ぶ軽さという喜びも別にあるわけで、むしろこれらの美点をこそしっかり強調しておきたい、

YouTubeでもまったく話題にも登らない『超解像』というAIを使った補正技術もじっさい使ってみると恐るべきものですね、しかも10年以上昔の技術ですよ、

おなじ景色をペンタックスのAPS-C機と比べてみたけど、いくら見比べても解像感に差が無いのに驚かされる、

ただシャープネスを上げるとかいう生(なま)やさしい技術じゃなくて、風景や人物にマッチした自然な解像感をAI技術でデジタル的に補正してやってるそうですけど、

よくよく見ればAI(えいあい)生成臭(せいせいしゅう)がするかもしれないけど、じっさいこれほどさりげなくデジタル補正して解像感を出してくれるなら、小さいコンデジセンサーの可能性は今後大きく開けるのではないかと思うほど、

人生初の野鳥撮影で試しに購入した安価なコンデジ超望遠カメラですけど、カメラが売れないと言われる冬の時代、その水面下では開発メンバーによる日々の努力によって恐ろしいほどの技術革新が静かに進んでたんすね、

より最先端の技術をより庶民的価格で提供(ていきょう=おとどけ)する家電メーカー魂(だましい)が、ルミックスのコンデジにもしっかり引き継がれてるってことやな、

きっとスマホのカメラにもこういう補正技術が使われて高画質化してるんで、なおさら重(おも)デカいカメラの人気がイマイチなんすね、

パナソニック「超解像技術」の秘密に迫る
〜単なるシャープネス処理ではないインテリジェントなアルゴリズムを採用
(2010/3/24 デジカメWATCHより)
https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/354991.html
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