しかし、メンバーが写ってる『BEAT POPS』のジャケット写真なんすけど、なんと言うか、
気味悪いとか、けっして言わないでくださいよ、
正直かなり・・・あくまで良い意味なんすけど、
なかでもリードボーカルでバンドの中心メンバーでもある忌野清志郎(いまわのきよしろう)がいちばんキモいしな、もちろんええ意味やけど、
「良い意味」付けたら何でもありなんすか、
大好きなエアロスミスのリードボーカル、スティーブン・タイラーの口元も、かなりキモいし…ええ意味やけど、
スティーブン・タイラーの娘さん、お父さんに似なくてホンマ良かったすね、
ロックスターは異様なことがプラスイメージにつながったりするけど、女優さんはなあ・・・
ちなみに、聖飢魔?Uのデーモン閣下(かっか)がよそ行きの気味悪さなら、RCサクセションはふだん着というか、
このアルバムの音作りもそうやけど、日本のロック界の頂点を極めた余裕か、もともとのバンドのキャラなのか、無理して異様さを気取るというより、等身大のにじみ出してくる気味悪さというか、出てくる音も飾り気がまったく無くて、必要最小限の音と歌詞だけで勝負していて、どこまでもスカッとわかりやすく、むし暑い日本の夏にもピッタリ、
ちなみに、アルバム全10曲を、中編・後編にわけて取り上げていくわけですが、どこらへんから、
この中編では、よりヘビーな曲から順序不同で取り上げて、後編はより軽くて元気の出る曲でまとめよう、
じゃあどう見ても、アルバム中もっともヘビーな8曲目から、
?G ナイ・ナイ
ノイズまじりのラジオから『BEAT POPS』が流れていて、リアルな咳(せき)が長く続いて、ようやく曲が始まれば、いきなり「夢も希望も無い、なにも無い」という、
夏風邪をひいて鼻が詰まって、夢も希望もまったく感じられなくなったヒトにピッタリすね、じっさいそんなつらい状況は無いほうが良いに決まってますけど、
ポップミュージック特有の軽い乗りとビートがプラスに作用して、どんな落ち込んだ状況でも、不思議とそのまんま救われてるような・・・「鍋(なべ)から吹き出しそうな…今にも垂(た)れてきそうな…あったかいスープを…」たくさん飲んで、早よ良うなっておくれやしておくれやっしゃ、
日本のロックシーンに登り詰めたけれども、1982年当時の忌野清志郎は肝臓をひどく病んでいて、あと数年の命と医者からも告げられたそうで、
ウィキペディアによると、「東洋医学療法を手当たりしだい実践して、奇跡的に健康を取りもどし・・・」とあるけど、ある意味、西洋医学の医者から見放されたことで命拾(いのちびろ)いしたのかも、
自転車にハマるのもこの頃すか、
いや2000年とあるから、20年近くもあとのこと、
残念すね、2009年には他界されてるんから、わずか10年にも満たない自転車人生、
チラッと見たことあるけど、メチャ軽くて高級そうなロードバイクで、バンドのライブツアーの途中にも、自分だけ自転車で移動したり、奥の細道のルートをたどってみたり、ハワイのイベントにも参加したりと、
奇(く)しくも(不思議なことに)、坂本龍一と同じ咽頭(いんとう)ガンで、58才の若さで天国に旅立ったんすね、
つぎも同じようにヘビーな、
?A トラブル
歌詞によれば、「オレのせいでもない、誰のせいでもない…」トラブルが転がり込んで来たみたいで、
これもヘビーな曲やけど、前曲同様、ロックでポップなビートのおかげで、落ち込むことなく聴いてられる・・・後期ロマン派の作曲家が同じ内容を曲にしたら、聴いたとたん首くくって死んでまう恐れがあるけど、
じっさい、自分らの身の回りにも、いわれのないトラブルに巻き込まれるケースって、けっこうありますし、
YouTubeのドラレコ(ドライブレコーダー=車載カメラ)特集やないけど、こっちはちゃんと運転してるのに、信じられんほどええ加減な運転に巻き込まれて事故るケースなんて、いくらでもあるしな、
クルマだから軽傷で済んでるけど、これがバイクなら確実に重症かあの世行きという事故もそうとう多く、
数年前まで、真剣に中型バイクの免許取ろうかと思ってたけど、あれだけ危険なシーンをつぎつぎ見せらると、やっぱり周囲の音も敏感に察知できて、煽られずにゆっくり走れて、お財布にもメチャ優しい『自転車』が最高や…おまけに自分のカラダも思うぞんぶん動かせてストレス発散になるし、
じゃあ、次なるヘビーな曲へ、
?C 恐るべきジェネレーションの違い (Oh,Ya!)
『Oh,Ya! 』とアパートの『大家(おおや)』をかけてるんやけど、今の若い世代にこの掛詞(掛けコトバ)が分かってもらえるかどうか、
我々が最後の世代じゃないすか、アパートの大家さんっていう存在をリアルタイムで知ってるのは、
コンピューター、インターネット、さらに携帯電話の登場によって、人間関係はどんどん希薄になって来たけど、オレらが学生のころは、基本的な娯楽の王者はまだまだ麻雀(マージャン)で、正方形のこたつを4人で囲み、タバコのけむりが濛々(もうもう)と立ち込める安アパートの一室で、なけなしのお金を賭(か)けあって何時間も過ごすわけで、
『徹マン』(てつまん=徹夜マージャン)というコトバがあったり、どうしても4人そろわないときは、イマイチ盛り上がりに欠ける『サンマ』(3人麻雀)で我慢したり、
4人そろって夜中にずっとマージャンやってると、だんだん疲れてきて、深夜に何でもない話で爆笑したりして、どう考えてもそうとう近所迷惑なわけで、ある日、我慢の限界を越えたアパートの大家さんが怒鳴り込んで来るわけで、
このままでは、マジでアパート追い出されるから、2人で静かに遊べる野球盤に切り替えるんやけど、これもこれでヒマな学生が集まって来てリーグ戦になり、マージャン以上の大騒ぎになってしまい、状況はさらに悪化、
最後は、いちばんの親友というか悪友と、深夜ひっそり花札(はなふだ)やって過ごしたなあ・・・最初から勉学ひとすじの学生生活であれば、そもそもこんな騒動自体、回避できたけど・・・ほんまアホアホな学生で、すんませんでした、
そんなとき、親友のラジカセからよく流れてたのが、RCサクセションの『BEAT POPS』、そして坂本龍一がYMO加入の翌年1979年6月21日にリリースしたソロアルバム『サマー・ナーヴス』、これもいまだに色あせないポップな名曲ぞろいや、
日本語に訳すと『夏の神経症』…アルバムジャケットの教授も、むち打ち用のコルセット、首に巻いてますけど、
タイトルやジャケットとは真逆の内容で、どこまでも夏らしく、YMOのメンバーになったばかりで、これから世界的ミュージシャンに羽ばたいて行こうとする充実した雰囲気にあふれていて、氏のソロアルバム中、もっとも青春を感じさせてくれる名作、
1980年代なかば、任天堂の地元京都での学生生活に話をもどしますと・・・当時、花札(はなふだ)といえば任天堂なわけで、まさにファミコン前夜といいますか、女装したいかりや長助みたいなアパートの大家さんといいますか・・・忌野清志郎のひどく病んだ肝臓じゃありませんが、倒産寸前に追い込まれた任天堂が、ファミコンでV字回復をとげて世界的大企業にのし上がっていくという、まるでウソみたいなサクセスストーリーが、夜な夜な音も立てずに花札(はなふだ)やってた、まさにこの街から巻き起こったんすね・・・ということで、次は中編最後の曲になりますが、
?H 君を呼んだのに
ここまで来ると、ヘビーな状況も、落ち込んだ気分もほとんど薄れて来て、
ここで始めて「バイク」にまつわる歌詞が、
「バイクを飛ばしても、どこへも帰れない、バイクを飛ばしても、帰りつづけるだけの、ぼくらは寄り道をしてるんだ」・・・なんのこっちゃ、
目的地も特に決めずに、あっち寄ったりこっち寄ったりの、あてもない放浪(ほうろう)の旅ってことじゃないすか、
帰るべき家も無いみたいな・・・ここでも体調不良の一節がリアルやなあ、「クスリを飲んで眠れ、副作用で起きて」と、
日本ロック界の頂点を極めたものの、実際はそれほど幸せじゃなかったんすね、
アメリカのジャズメン達も、人気が出るほど欲深いプロモーター(興行主(こうぎょうぬし))に使い回され、過労でヘロヘロになり、そこへつけこむように麻薬密売人が現れ・・・儲けたギャラはごっそり麻薬に消えて、心身ともボロボロにされてこの世を去っていくという、
いちばんヘビーな8曲目の『ナイ・ナイ』にもこんなフレーズが、
「・・・いくら稼(かせ)いでもしょうがない、君が行っちまうなら意味が無い・・・あんなにたくさんあったのに、みんな燃えて無くなっちまった・・・」
YMOのワールドツアーにしても、スケジュールがあまりに過密で、観光するどころか、今ここがどこなのかもハッキリしないまま移動につぐ移動の連続で、坂本龍一ほかスタッフ全員、時間に追われて泣きそうだったとも、
というわけで、中編ではヘビーな順に4曲まとめてお送りしました・・・後編では、明るく前向きな残り6曲を取り上げて、坂本龍一氏の追悼に充(あ)てたいと思います・・・ちなみに、後編でとりあげる予定の残り6曲は以下のようになっております、
?@ つ・き・あ・い・た・い
?B こんなんなっちゃった
?D エリーゼのために
?E SUMMER TOUR(LIVE AT 横浜球場/1982)
?F あの夏のGoGo
?I ハイウェイのお月様
2023年06月23日
2023年06月20日
RCサクセション『BEAT POPS』による坂本龍一氏追悼の試み(前編)
いきなりで恐縮やけど、
『死があたかもひとつの季節を開いたかのようだった。』(堀辰雄 『聖家族』冒頭)
なんでまた純文学なんすか、
コロナワクチン関連死もふくめて、次から次へと続く訃報(ふほう)をあれこれ考えてたら、これほど現状をよく表した一文(いちぶん)も無いと思い、
今年前半だけで、YMOの3分の2が冥界(めいかい)入りしたのは、ファンとしても非常にショックでした、
あっちゅう間に、YMO発起人(ほっきにん)の細野さんだけになってもうた、
高橋ユキヒロが作曲したYMOイチバン人気の「ライディーン」を、坂本龍一の作曲とまちがえて報道するアホアホニュースも話題になったり、
このさい辛気(しんき)くさい金銭欲まみれの異民族ロイヤルファミリー(=皇室)もろとも「君が代」もやめて、『ライディーン(雷電)』を国歌にしてはどうかと思ってみたり・・・けど歌詞は無いし、ドラクエのテーマのほうがふさわしいかと思ってみたり、
『ライディーン(雷電)』が日本国歌になったら、曲名どおり世界に雷(かみなり)のような衝撃が走りますね、きっと、
これだけですべての日本企業の株価が2〜3割増しになったりして、
日本同様、ひと皮めくればロクでもない輩(やから)の巣窟(そうくつ)英国王室も、ビートルズの名曲『Let it Be』を国家とするタイミングで廃止されたり、いやここは過激に、セックスピストルズの『God Saves The Qeen』に国歌にすべきか悩んでみたり、
エリザベス女王が、ローマ法王とセットでずっと以前から、信じられない数の幼児虐待の罪に問われてるのは有名な話ですし、王室内でちょっとでも常識的な正義をつらぬこうものなら、ダイアナ妃(ひ)のように事故と見せかけて消されますし、
日本の皇室も、幼児虐待に直結するアドレノクロムの製造はもとより、地上起爆させた核爆弾の特許もあるから、防弾ガラスの奥で笑って手を振るだけで、アホみたいに巨額なもうけが勝手に転がり込むし、さらに国民から巻き上げた税金で身辺警護隊までつけてのうのうと暮らしてるし、
しかし、日本の富(とみ)だけでなく、日本の民(たみ)のココロまでしっかりつかんでいる以上、悪の根源がここであることを言ったところで、
ホンマ教育やマスコミとか、さりげなく恐ろしいもんやなあ、
じっさいYMO世代のわれわれにしても、中国共産党や毛沢東(もうたくとう)に、まんまと一杯食わされたわけですし、
中国共産党がやらかした前代未聞の残虐行為、『文化大革命』を完全にプラスイメージに誤解したからこそ、YMOもファッションに人民服を選んで、誤解は全世界に拡散したんや、
坂本龍一のソロアルバム「千のナイフ」の冒頭も、毛沢東の詩の朗読で始まりますし、
『スズメの声がうるさくて眠れないから皆殺しにしろ』という毛沢東の異常性・残虐性が、今ごろになってバラされてるけど、当時はヒーローあつかいやったし、それよりはるか以前に日本国内も恐ろしい状況に、
と言いますと、
明治から、死神=現人神(あらひとがみ)天皇を国の頂点として、全員でこれにひれ伏すという異常事態が、正義であると教育され、皇室から菊の御紋の刻まれた覚せい剤入りチョコレートをごほうびにもらった10代の特攻隊員は、嬉々(きき)として爆弾もろとも敵戦艦に体当たりする始末、
全国各地には明治天皇の石碑が建(た)ち、若者は天皇陛下万歳と喜んで死んでく北朝鮮も真っ青なカルト国家の誕生・・・これにちょっとでも異論を唱(とな)えれば、密告・逮捕・監禁・拷問の日々、
1900年代は、『創価の大富豪』所ジョージの大好物『戦車』を初めとした大量破壊兵器による戦争につぐ戦争で、この国だけでなく世界中、「死があたかもひとつの季節を開いたかのようだった」わけで、
ナチスドイツが余りにユダヤ人を追放した結果、ドイツ国内はオーケストラの音まで変わりましたし、
出世欲見え見えの元ナチス党員の出たがり三流音楽家、ヘルベルト・フォン・空(カラ)ヤンが、フルトヴェングラーとユダヤ系音楽家を追放してトップの座に立った瞬間、ベルリン・フィルハーモニーの音が、中学生でも分かるほどペラッペラなベルリン・ポップス・フィルハーモニーの音に変わり果てたし、
そんなこんなでやっとこさ音楽の話題になってきて、今回から坂本龍一追悼企画ということで、意外にもRCサクセション全盛期のアルバム『BEAT POPS』を取り上げるわけですが、これもこれでペラッペラの音ですけど、
アルバム自体「ポップス」ていうくらいやから、この場はペラッペラな音ほどカッコええわけで、
自信の表れというか、不要なおかずはすべて捨て去ったこのスカスカな音作りというのは、蒸し暑い日本の夏にもピッタリすね、
歌詞もすべて日本語になってるのは、さすがフォークソング上がりのロックバンドというか、
ちなみに、リードボーカルの忌野清志郎(いまわのきよしろう)が、同じく大人気だったYMOの坂本龍一と2人で大ヒットさせた資生堂のCMソング『い・け・な・い ルージュマジック』は、このアルバムと同じ1982年のこと、
資生堂のCM担当専務は、『すてきなルージュマジック』っていうタイトルを予定してたんやけど、これはダサいと、さっそく2人からきついダメ出しを食らうという、
このタイトルだと、体育館でお行儀(ぎょうぎ)良く体育座りで聞かされる、教育委員会推薦のロックバンドみたいな、
当時、坂本龍一は忌野清志郎の作詞センスや歌唱力を高く評価していて、自身のソロアルバムに参加して欲しかったようで・・・けどRCサクセションが絶頂期で超多忙なため実現できなかったとか、
たしかに、坂本龍一の作る曲は、歌詞の無い曲が大半で、歌じたいも、ボソボソッとつぶやくようで、お世辞にもうまいとは、
なもんで、忌野清志郎の歌声がふんだんに入ってる、RCサクセションでいちばん人気のアルバム『BEAT POPS』を流せば、坂本龍一の追悼(ついとう)にもちょうピッタリくるんじゃないかと、
なわけで、次回からアルバム『BEAT POPS』を2回に分けて聴いていこうと、
「オオ〜 サマーツアー いそいで旅立てジャック…」、このアルバム、夏に聴くとホンマ最高やな、
『死があたかもひとつの季節を開いたかのようだった。』(堀辰雄 『聖家族』冒頭)
なんでまた純文学なんすか、
コロナワクチン関連死もふくめて、次から次へと続く訃報(ふほう)をあれこれ考えてたら、これほど現状をよく表した一文(いちぶん)も無いと思い、
今年前半だけで、YMOの3分の2が冥界(めいかい)入りしたのは、ファンとしても非常にショックでした、
あっちゅう間に、YMO発起人(ほっきにん)の細野さんだけになってもうた、
高橋ユキヒロが作曲したYMOイチバン人気の「ライディーン」を、坂本龍一の作曲とまちがえて報道するアホアホニュースも話題になったり、
このさい辛気(しんき)くさい金銭欲まみれの異民族ロイヤルファミリー(=皇室)もろとも「君が代」もやめて、『ライディーン(雷電)』を国歌にしてはどうかと思ってみたり・・・けど歌詞は無いし、ドラクエのテーマのほうがふさわしいかと思ってみたり、
『ライディーン(雷電)』が日本国歌になったら、曲名どおり世界に雷(かみなり)のような衝撃が走りますね、きっと、
これだけですべての日本企業の株価が2〜3割増しになったりして、
日本同様、ひと皮めくればロクでもない輩(やから)の巣窟(そうくつ)英国王室も、ビートルズの名曲『Let it Be』を国家とするタイミングで廃止されたり、いやここは過激に、セックスピストルズの『God Saves The Qeen』に国歌にすべきか悩んでみたり、
エリザベス女王が、ローマ法王とセットでずっと以前から、信じられない数の幼児虐待の罪に問われてるのは有名な話ですし、王室内でちょっとでも常識的な正義をつらぬこうものなら、ダイアナ妃(ひ)のように事故と見せかけて消されますし、
日本の皇室も、幼児虐待に直結するアドレノクロムの製造はもとより、地上起爆させた核爆弾の特許もあるから、防弾ガラスの奥で笑って手を振るだけで、アホみたいに巨額なもうけが勝手に転がり込むし、さらに国民から巻き上げた税金で身辺警護隊までつけてのうのうと暮らしてるし、
しかし、日本の富(とみ)だけでなく、日本の民(たみ)のココロまでしっかりつかんでいる以上、悪の根源がここであることを言ったところで、
ホンマ教育やマスコミとか、さりげなく恐ろしいもんやなあ、
じっさいYMO世代のわれわれにしても、中国共産党や毛沢東(もうたくとう)に、まんまと一杯食わされたわけですし、
中国共産党がやらかした前代未聞の残虐行為、『文化大革命』を完全にプラスイメージに誤解したからこそ、YMOもファッションに人民服を選んで、誤解は全世界に拡散したんや、
坂本龍一のソロアルバム「千のナイフ」の冒頭も、毛沢東の詩の朗読で始まりますし、
『スズメの声がうるさくて眠れないから皆殺しにしろ』という毛沢東の異常性・残虐性が、今ごろになってバラされてるけど、当時はヒーローあつかいやったし、それよりはるか以前に日本国内も恐ろしい状況に、
と言いますと、
明治から、死神=現人神(あらひとがみ)天皇を国の頂点として、全員でこれにひれ伏すという異常事態が、正義であると教育され、皇室から菊の御紋の刻まれた覚せい剤入りチョコレートをごほうびにもらった10代の特攻隊員は、嬉々(きき)として爆弾もろとも敵戦艦に体当たりする始末、
全国各地には明治天皇の石碑が建(た)ち、若者は天皇陛下万歳と喜んで死んでく北朝鮮も真っ青なカルト国家の誕生・・・これにちょっとでも異論を唱(とな)えれば、密告・逮捕・監禁・拷問の日々、
1900年代は、『創価の大富豪』所ジョージの大好物『戦車』を初めとした大量破壊兵器による戦争につぐ戦争で、この国だけでなく世界中、「死があたかもひとつの季節を開いたかのようだった」わけで、
ナチスドイツが余りにユダヤ人を追放した結果、ドイツ国内はオーケストラの音まで変わりましたし、
出世欲見え見えの元ナチス党員の出たがり三流音楽家、ヘルベルト・フォン・空(カラ)ヤンが、フルトヴェングラーとユダヤ系音楽家を追放してトップの座に立った瞬間、ベルリン・フィルハーモニーの音が、中学生でも分かるほどペラッペラなベルリン・ポップス・フィルハーモニーの音に変わり果てたし、
そんなこんなでやっとこさ音楽の話題になってきて、今回から坂本龍一追悼企画ということで、意外にもRCサクセション全盛期のアルバム『BEAT POPS』を取り上げるわけですが、これもこれでペラッペラの音ですけど、
アルバム自体「ポップス」ていうくらいやから、この場はペラッペラな音ほどカッコええわけで、
自信の表れというか、不要なおかずはすべて捨て去ったこのスカスカな音作りというのは、蒸し暑い日本の夏にもピッタリすね、
歌詞もすべて日本語になってるのは、さすがフォークソング上がりのロックバンドというか、
ちなみに、リードボーカルの忌野清志郎(いまわのきよしろう)が、同じく大人気だったYMOの坂本龍一と2人で大ヒットさせた資生堂のCMソング『い・け・な・い ルージュマジック』は、このアルバムと同じ1982年のこと、
資生堂のCM担当専務は、『すてきなルージュマジック』っていうタイトルを予定してたんやけど、これはダサいと、さっそく2人からきついダメ出しを食らうという、
このタイトルだと、体育館でお行儀(ぎょうぎ)良く体育座りで聞かされる、教育委員会推薦のロックバンドみたいな、
当時、坂本龍一は忌野清志郎の作詞センスや歌唱力を高く評価していて、自身のソロアルバムに参加して欲しかったようで・・・けどRCサクセションが絶頂期で超多忙なため実現できなかったとか、
たしかに、坂本龍一の作る曲は、歌詞の無い曲が大半で、歌じたいも、ボソボソッとつぶやくようで、お世辞にもうまいとは、
なもんで、忌野清志郎の歌声がふんだんに入ってる、RCサクセションでいちばん人気のアルバム『BEAT POPS』を流せば、坂本龍一の追悼(ついとう)にもちょうピッタリくるんじゃないかと、
なわけで、次回からアルバム『BEAT POPS』を2回に分けて聴いていこうと、
「オオ〜 サマーツアー いそいで旅立てジャック…」、このアルバム、夏に聴くとホンマ最高やな、
2023年06月14日
自分からすすんで暗闇の山中へマウンテンバイクを走らせてしまった不思議な体験
しかし、『千と千尋(ちひろ)の神隠し』やけど、
いきなりすか、
なんどか観るにつれて、だんだん怖くなってきた音の錯覚があって…暗いトンネルで耳にする電車の音なんやけど、
映画も最初のほうのシーンすね、神隠しにあう直前というか、むしろ直後というべきかもしれませんが、
山あいのニュータウンに引っ越すシーンで、クルマが道に迷いこむんやけど、
その道はすぐ行き止まりになってて、そこから先はクルマを降りて、家族三人でちょっと不気味な小さいトンネルを、おそるおそる歩いていくんすね、
そのとき聞こえてくる電車の音でみんなホッとするんやけど、その音はすでにこの世のものじゃ無いわけで、この瞬間、三人が三人とも気づかぬまま神隠しにあってて、あの世とこの世を完全に取り違えて、どんどん先へ進んでしまうという、
暗い静かなトンネルの中で電車の音を聞いたもんだから全員ホッとして、さらに奥へ進んでしまう・・・思い込みの怖さってやつですね、
この話でふと思い出すのは、やはり山の中の出来事なんやけど、今でも不思議というか、
このまま走って行けば確実に真っ暗闇(まっくらやみ)になることが分かってるのに、マウンテンバイクで吸い寄せられるように山の奥へ奥へ突き進んでいったあの体験すね・・・いま思い出しても異様な感じがしますが、
嵐山に住んでたころ、一時期とりつかれたように裏山の山道をマウンテンバイクで走り回ることがあって、その日もバイト上がりに苔寺(こけでら)や鈴虫寺といったにぎやかな観光名所の奥に細長く伸びる無人の林道へ入って行って…しかし、時刻はすでに午後4時を回っていて、
秋もだいぶ深まった11月、こんな時間帯に林道に入ったら、すぐ暗くなって走れなくなるのに、
不思議とそのときは時刻のことなんかまったく気にならず、いつも通りマウンテンバイクでえっちらおっちら坂を登り始めたんや、
この林道がまた最初の30〜40分は単調極まる景色なんすね、ジャリで走りづらくしかもかなりな登り坂で、
行けども行けども同じ景色が続くんで、先へ進んでる感覚がなくなるほど、
この時点で、自分の行動がおかしいとか気づけなかったんすか、
何度も走ってるお気に入りのコースなんで、常識的に考えたら、真っ暗闇の山ん中へ入って行くことはハッキリしてるんやけど、なぜかその日はウキウキした気分しか無くて、たぶんその時点から、どこか感覚が狂い始めてるんや、
じゃあ、真っ暗になって、ようやく自分のミスに気づいたと、
20年も昔のことなんで、細部まではハッキリせえへんけど、暗闇がどんどん深くなって、しかもだいぶ林道の奥まで進んでるんで、ここから来た道を引き返そうか、それともいつも通りのコースを先へ進もうか、2つの選択肢があったんやけど、なぜかより危険な後者を選んでしまい、
ここの判断も明らかにおかしいすね、
このコースは大きくふたつのパートに分かれていて、前半は林業のトラックが走れるほどの広い安全な道幅、後半はマウンテンバイクをかついで歩くほど細くて険しい道、
前半の広い道はどこまで続いてるんすか、
最初は単調な登り道が続いて、途中からジャリの路面もスムーズな赤土に変わって、遠くの山々まで見晴らせる素晴らしい道になり、最後は嵯峨野トロッコ電車、保津峡(ほづきょう)駅の裏山の頂上付近で行き止まりに、
ここから苔寺・鈴虫寺方面へ引き返すなら、路面も比較的安定してる上にゆるいカーブの下り道ばかりなんで、かなり暗くなってもより安全かつ短時間に引き返せる・・・ところが、なにを思ったのか、引き返すことをせず、より危険な後半のルートへ入り込んでしまうと、
ここから渡月橋の近くに降りていくコース後半は、肩幅ほどの道幅ばかりで高低差も激しく、路肩が崩れていたり、木の根っこにタイヤを取られたり、前半の何倍も危険なことは分かりきっていたんやけど、
なのに、不思議と引き返すことなど考えもしなかったと、
『千と千尋の神隠し』で家族3人が、あの世へどんどん吸い込まれていくように、あの時は、あともどりするなんて気持ちはこれっぽっちも無く、今から思えばあきらかに異様な行動なんやけど、当時はまったくそんな自分に気づくこともできず…山で遭難する典型的なパターンや、
しかし、ようひとりで行ったもんすね・・・もし踏み外してガケから転落したり大ケガで動けなくなったら、携帯電話も無いし、そのまま野垂(のた)れ死にする危険性も、
今から思うとゾッとするけど、当時はまったく平気で、むしろ1人で走りたいくらいで、
じゃあ、暗闇になってきてもそれほど怖さを感じることもなく、
いや、それは恐ろしかった・・・ただ心霊現象の恐怖というより、ライトもなく転落危険エリアもけっこうある細道をマウンテンバイクで走ることの恐怖で、とにかくここで事故ったら終わりやと自分に言い聞かせながら、できるだけゆっくり走り、ちょっと危険なポイントはすべて慎重に降りて歩いて、いつもより何倍も時間をかけて、ゆっくりゆっくり手探りで進んでいくという、
じゃあ、そのときふと聞こえてきた人々の声は幻聴ではなく、
そうなったらそのままあの世行き確定やけど、さいわいその声は渡月橋を歩く観光客のそれだったんで・・・ただ最後の危険エリアは、猿で有名な岩田山を左に見ながら、かなり滑りやすい斜面をマウンテンバイクかつぎながら歩いて降りるんで、人里まであとわずかという最後のシーンが実はいちばんきつかったりして、
この頃はもう、完全に日も沈んで真っ暗闇すね、
なもんで、頭上の木々が途切れると月明かりが地面をハッキリ照らし出してくれて、月に光がこんなにありがたいと感じたのはこの時が初めて、
けっきょくこの勘違いって何だったんすか・・・後(あと)にも先にもこんな経験は一度きりですが、
これと同じころ、大きな霊園を抜けて山道に入って行ったら、その夜、その霊園からお墓のセールスの電話がかかってきてゾッとしたことがあったけど、やっぱり山の主(ぬし)というか、そういう霊的な存在が自分の動きをずっと見ていて、ちょっと、いたずらしたくなったんかなあ、
そういえば嵐山のアパートで深夜マージャンしてたら、
あったなあ、心霊現象がリアルに見える友人がいて、「ああ、いるなあ、窓の外に、かなりデカいな、ヒトじゃないような…」とか、つぶやき始めて、なんでわざわざ来てるのか聞いたら、「深夜騒いでるから、ただ気になって、見に来てるだけ」と、
じゃあ、危害を加えるとかいうタイプではなかったと、
自分自身は霊的なアンテナは強くないんで、くわしいことは分からんけど、嵐山周辺は、住めば住むほど、走れば走るほどココロをきれいにしてくれるようなエリアで・・・ああそう言えば、今回のマウンテンバイクコースの途中に天下の嵐山もふくまれてたなあ、
嵐山という山そのものは、観光とは無縁な地味でひっそりした存在なんすね、
なもんで嵐山エリアで不吉で邪悪な雰囲気を感じることはいっさい無かったけど、死者の霊はまず近所の山に登って行くとかいうし、仏教寺院をさして「山」とか呼んだりするし、お盆の恒例行事、京都五山(ござん)の送り火は、死者の魂が迷うことなくあの世へ向かうための仏教行事やし、山はもともとこの世とあの世を結ぶトンネルみたいな役目もあるんやろな、
思い出しましたが、吉本の芸人さん、ガリガリガリクソンがあの世の女性に取りつかれて危うく命を落としかけた心霊マンションも、
そうや、嵐山というよりは、渡月橋を渡った先の嵯峨野エリアやけど、
嵯峨野といえば、友人が人魂(ひとだま)を見ていたり、
両親からは、念仏寺だけは行かんように注意されたり・・・あまりに送り返してくる心霊写真が多すぎてとうとう撮影禁止になったいわくつきのお寺で、
まあ、ともかく大ケガや神隠しが無くて何よりでしたが、
帰ったあともこれという怪奇現象も起きなかったし、体調をいきなり崩したことも無かったし・・・ただ、さびしい山奥へ出向くときは、大小さまざまな危険がつきまとうから、明るい時間帯に数人で走るべきやな・・・20年たった今ごろ言うてもあまりに遅すぎるけど・・・
いきなりすか、
なんどか観るにつれて、だんだん怖くなってきた音の錯覚があって…暗いトンネルで耳にする電車の音なんやけど、
映画も最初のほうのシーンすね、神隠しにあう直前というか、むしろ直後というべきかもしれませんが、
山あいのニュータウンに引っ越すシーンで、クルマが道に迷いこむんやけど、
その道はすぐ行き止まりになってて、そこから先はクルマを降りて、家族三人でちょっと不気味な小さいトンネルを、おそるおそる歩いていくんすね、
そのとき聞こえてくる電車の音でみんなホッとするんやけど、その音はすでにこの世のものじゃ無いわけで、この瞬間、三人が三人とも気づかぬまま神隠しにあってて、あの世とこの世を完全に取り違えて、どんどん先へ進んでしまうという、
暗い静かなトンネルの中で電車の音を聞いたもんだから全員ホッとして、さらに奥へ進んでしまう・・・思い込みの怖さってやつですね、
この話でふと思い出すのは、やはり山の中の出来事なんやけど、今でも不思議というか、
このまま走って行けば確実に真っ暗闇(まっくらやみ)になることが分かってるのに、マウンテンバイクで吸い寄せられるように山の奥へ奥へ突き進んでいったあの体験すね・・・いま思い出しても異様な感じがしますが、
嵐山に住んでたころ、一時期とりつかれたように裏山の山道をマウンテンバイクで走り回ることがあって、その日もバイト上がりに苔寺(こけでら)や鈴虫寺といったにぎやかな観光名所の奥に細長く伸びる無人の林道へ入って行って…しかし、時刻はすでに午後4時を回っていて、
秋もだいぶ深まった11月、こんな時間帯に林道に入ったら、すぐ暗くなって走れなくなるのに、
不思議とそのときは時刻のことなんかまったく気にならず、いつも通りマウンテンバイクでえっちらおっちら坂を登り始めたんや、
この林道がまた最初の30〜40分は単調極まる景色なんすね、ジャリで走りづらくしかもかなりな登り坂で、
行けども行けども同じ景色が続くんで、先へ進んでる感覚がなくなるほど、
この時点で、自分の行動がおかしいとか気づけなかったんすか、
何度も走ってるお気に入りのコースなんで、常識的に考えたら、真っ暗闇の山ん中へ入って行くことはハッキリしてるんやけど、なぜかその日はウキウキした気分しか無くて、たぶんその時点から、どこか感覚が狂い始めてるんや、
じゃあ、真っ暗になって、ようやく自分のミスに気づいたと、
20年も昔のことなんで、細部まではハッキリせえへんけど、暗闇がどんどん深くなって、しかもだいぶ林道の奥まで進んでるんで、ここから来た道を引き返そうか、それともいつも通りのコースを先へ進もうか、2つの選択肢があったんやけど、なぜかより危険な後者を選んでしまい、
ここの判断も明らかにおかしいすね、
このコースは大きくふたつのパートに分かれていて、前半は林業のトラックが走れるほどの広い安全な道幅、後半はマウンテンバイクをかついで歩くほど細くて険しい道、
前半の広い道はどこまで続いてるんすか、
最初は単調な登り道が続いて、途中からジャリの路面もスムーズな赤土に変わって、遠くの山々まで見晴らせる素晴らしい道になり、最後は嵯峨野トロッコ電車、保津峡(ほづきょう)駅の裏山の頂上付近で行き止まりに、
ここから苔寺・鈴虫寺方面へ引き返すなら、路面も比較的安定してる上にゆるいカーブの下り道ばかりなんで、かなり暗くなってもより安全かつ短時間に引き返せる・・・ところが、なにを思ったのか、引き返すことをせず、より危険な後半のルートへ入り込んでしまうと、
ここから渡月橋の近くに降りていくコース後半は、肩幅ほどの道幅ばかりで高低差も激しく、路肩が崩れていたり、木の根っこにタイヤを取られたり、前半の何倍も危険なことは分かりきっていたんやけど、
なのに、不思議と引き返すことなど考えもしなかったと、
『千と千尋の神隠し』で家族3人が、あの世へどんどん吸い込まれていくように、あの時は、あともどりするなんて気持ちはこれっぽっちも無く、今から思えばあきらかに異様な行動なんやけど、当時はまったくそんな自分に気づくこともできず…山で遭難する典型的なパターンや、
しかし、ようひとりで行ったもんすね・・・もし踏み外してガケから転落したり大ケガで動けなくなったら、携帯電話も無いし、そのまま野垂(のた)れ死にする危険性も、
今から思うとゾッとするけど、当時はまったく平気で、むしろ1人で走りたいくらいで、
じゃあ、暗闇になってきてもそれほど怖さを感じることもなく、
いや、それは恐ろしかった・・・ただ心霊現象の恐怖というより、ライトもなく転落危険エリアもけっこうある細道をマウンテンバイクで走ることの恐怖で、とにかくここで事故ったら終わりやと自分に言い聞かせながら、できるだけゆっくり走り、ちょっと危険なポイントはすべて慎重に降りて歩いて、いつもより何倍も時間をかけて、ゆっくりゆっくり手探りで進んでいくという、
じゃあ、そのときふと聞こえてきた人々の声は幻聴ではなく、
そうなったらそのままあの世行き確定やけど、さいわいその声は渡月橋を歩く観光客のそれだったんで・・・ただ最後の危険エリアは、猿で有名な岩田山を左に見ながら、かなり滑りやすい斜面をマウンテンバイクかつぎながら歩いて降りるんで、人里まであとわずかという最後のシーンが実はいちばんきつかったりして、
この頃はもう、完全に日も沈んで真っ暗闇すね、
なもんで、頭上の木々が途切れると月明かりが地面をハッキリ照らし出してくれて、月に光がこんなにありがたいと感じたのはこの時が初めて、
けっきょくこの勘違いって何だったんすか・・・後(あと)にも先にもこんな経験は一度きりですが、
これと同じころ、大きな霊園を抜けて山道に入って行ったら、その夜、その霊園からお墓のセールスの電話がかかってきてゾッとしたことがあったけど、やっぱり山の主(ぬし)というか、そういう霊的な存在が自分の動きをずっと見ていて、ちょっと、いたずらしたくなったんかなあ、
そういえば嵐山のアパートで深夜マージャンしてたら、
あったなあ、心霊現象がリアルに見える友人がいて、「ああ、いるなあ、窓の外に、かなりデカいな、ヒトじゃないような…」とか、つぶやき始めて、なんでわざわざ来てるのか聞いたら、「深夜騒いでるから、ただ気になって、見に来てるだけ」と、
じゃあ、危害を加えるとかいうタイプではなかったと、
自分自身は霊的なアンテナは強くないんで、くわしいことは分からんけど、嵐山周辺は、住めば住むほど、走れば走るほどココロをきれいにしてくれるようなエリアで・・・ああそう言えば、今回のマウンテンバイクコースの途中に天下の嵐山もふくまれてたなあ、
嵐山という山そのものは、観光とは無縁な地味でひっそりした存在なんすね、
なもんで嵐山エリアで不吉で邪悪な雰囲気を感じることはいっさい無かったけど、死者の霊はまず近所の山に登って行くとかいうし、仏教寺院をさして「山」とか呼んだりするし、お盆の恒例行事、京都五山(ござん)の送り火は、死者の魂が迷うことなくあの世へ向かうための仏教行事やし、山はもともとこの世とあの世を結ぶトンネルみたいな役目もあるんやろな、
思い出しましたが、吉本の芸人さん、ガリガリガリクソンがあの世の女性に取りつかれて危うく命を落としかけた心霊マンションも、
そうや、嵐山というよりは、渡月橋を渡った先の嵯峨野エリアやけど、
嵯峨野といえば、友人が人魂(ひとだま)を見ていたり、
両親からは、念仏寺だけは行かんように注意されたり・・・あまりに送り返してくる心霊写真が多すぎてとうとう撮影禁止になったいわくつきのお寺で、
まあ、ともかく大ケガや神隠しが無くて何よりでしたが、
帰ったあともこれという怪奇現象も起きなかったし、体調をいきなり崩したことも無かったし・・・ただ、さびしい山奥へ出向くときは、大小さまざまな危険がつきまとうから、明るい時間帯に数人で走るべきやな・・・20年たった今ごろ言うてもあまりに遅すぎるけど・・・
2023年06月07日
還暦(60歳)過ぎて初めて乗ったピストバイク(無変速自転車)、こいつにこれほどハマってまうとは…GIOS(ジオス)ビンテージピスト、その後の状況
ところで、ジオスのピストは、その後どうすか、
そもそも重めのクロモリ素材にもかかわらず驚きの8?s台を実現したジオス・ビンテージピスト…評価は高いものの、2020年当時8万円台という驚きの価格だけあって、いくつか無理してるパーツもあり、石よりも固いサドルは絶対交換パーツやし、イズミの厚歯チェーンを装着するとノイズを発生させるフリーコグはホイール一体型で、取りはずし不可能なんで、結局それなりに追加料金がかかってしまうという、
その他、気づいた点とか、
チェーンを張りすぎれば、性能の高いシマノ製のコグでもノイズが発生するし、かといって余りにゆるめるとガタピシ道で、チェーンが暴れてはずれたりするんで、ほんちょっと気持ちだけゆるめにしてやるのがミソ(=大事なコツ)、ということがわかったり・・・あとドロップハンドルについても、変速ありだとブレーキレバーが変速レバーも兼ねているため、ついついブラケット(あと付けするメカ部分のグリップ)ばかりを握ることになり、多様な握り方ができるドロップハンドルの良さがイマイチ実感できんかったけど、ピストにすると変速から解放されるんで、ブラケット以外も自由に握れるようになって、ドロップハンドルの恩恵をより味わえるように、
「変速機つき自転車をカメラでいうズームレンズとすれば、無変速のピストバイクは単焦点レンズみたいなもんやなあ」とこないだ言ってましたが、これについては、
変速機が付いてると、地形や体力に合わせてギア比を自由に変えながら走れるけど、それが無くなると、自分の側で走り方をあれこれ変えていく必要があって、より感覚も鋭くなるし、地形に合わせて色々なこぎ方をするようになるんで、走り自体が楽しくなってくる…不便になれば、そこを補(おぎな)うために、よりクリエイティブ(創造的)になるわけで、ズームレンズでは味わえない単焦点レンズならではの奥深さ・すがすがしさとまったく重なりあう、
具体的には、現在どんなギア比で乗ってるんすか、
フロントのチェーンリングの歯数をリアコグ(後輪の歯車)の歯数で割った数字でギア比を比較すると、フロント50t(teeth(歯)のt)にたいして、リアホイールの左右は、フリーコグの20tと16tなんで、メチャ軽い方のギア比は 50割る20で2.5、平野部へ出かける用の重いギア比は 50割る16で3.125、数値が高いほどペダルも重くなるという、
リアホイール(後輪)には、フリーコグと固定コグが選べますが、
坂の多い町に住む身としては、下り坂も強制的にペダルを回し続けなければならない固定コグは非常に苦痛かつ非常に危険でもあるため、鳥が少し羽ばたいてサーと滑空するあの感覚が楽しいフリーコグが圧倒的に魅力的、
ちなみに、ジオス、ビンテージピストのデフォルトの(もともとの)ギア比は、44割る16で2.75と一般的なピストよりもわずかに軽めの設定すね・・・定番ピスト FUJIフェザーがフロント46tリア16tで2.875なんで、
先日ためしに、デフォルトのギア比(2.75)にもどして走ってみたけど、アレっ?ていうほど面白さが感じられなくて驚いた・・・きっと両極端のギア比で走る面白さを知ってしまったあとなんで、デフォルトのギア比があまりに平均的、優等生的、八方美人的、ぬるま湯的に感じるようになったんやないかと、
じっさい、通常よりかなり軽いペダリングであるフロント50t・リア20tという坂の町仕様になると、どんな感じの走りに、
上(最高速)はぜんぜん伸びない代わりに、加速の楽しさに特化した乗り味で、急坂なら立ちこぎの楽しさも味わいながら、ぐいぐい登っていけるし、平地やゆるい登りなら、ペダルを回すほどにゾクゾクするような加速感が味わえるし、ペダルがすぐ回りきるから、フリーコグならではの足を休めて滑走(かっそう)する時間も多くなり、この時の静かでなめらかな走行感覚も楽しい、
逆にかなり重いペダリングとなる、フロント50・リア16のばあいは、
平地なら、重いペダルをぐいぐい踏み込めば踏み込むだけスピードが上がるもんで、前者とは反対に高速域での巡航(定速走行)が楽しく、ペダルが重いから、ほんの少しの坂でもカラダが敏感に反応して、手前からそうとうスピードを上げながら坂に入って、立ちこぎでもがいて、最後は歩くほどのスピードで登り切ったりと、そういった一連の流れが、重いギア比ならではのドラマチックな面白さを生み出して、こちらもそうとう魅力的な走りに、
ざっくり言えば、ペダルが重いほど踏み込むのが楽しく、軽いほど回すのが楽しくなると、
ちなみに、フリーコグ(フリーギア)なら、ペダルを休めて滑走の楽しさ(コースターフィーリング)が味わえるし、固定コグなら、ピストバイクならではの各種トリックに取り組む楽しさが、
しかし、ここんとこ踏み込み過ぎて、さっそくヒザを悪くしてますが、
重いペダルをグイグイ踏み込んで坂を上りたくなるんで、けっこうヒザにも無理がかかってるみたいで、とうとう先日、利き足の右ヒザに痛みが走るようになり・・・そういう意味でも、ギア比をひとつ選ぶとすれば、坂の町使用の、フロント50t・リア20tが自分にはふさわしいかも、
で、ヒザのほうもさっそく対策を、
痛みが慢性化するはるか手前で、しっかり痛まないヒザを作って、これからも一生楽しく走りたいもんなあ、
YouTubeにも専門家の先生たちがさまざまな対策法を紹介してますし、このさいクリート(spdシューズの底に装着する、ペダル固定金具)についても、総点検というか洗い直しというか、
適当に付けて走ってるけど、足の健康に直結する重要なパーツなんで、もういちど初心にかえって、正式なクリートの調整方法を勉強し直したほうが良さそうやな、
そもそも重めのクロモリ素材にもかかわらず驚きの8?s台を実現したジオス・ビンテージピスト…評価は高いものの、2020年当時8万円台という驚きの価格だけあって、いくつか無理してるパーツもあり、石よりも固いサドルは絶対交換パーツやし、イズミの厚歯チェーンを装着するとノイズを発生させるフリーコグはホイール一体型で、取りはずし不可能なんで、結局それなりに追加料金がかかってしまうという、
その他、気づいた点とか、
チェーンを張りすぎれば、性能の高いシマノ製のコグでもノイズが発生するし、かといって余りにゆるめるとガタピシ道で、チェーンが暴れてはずれたりするんで、ほんちょっと気持ちだけゆるめにしてやるのがミソ(=大事なコツ)、ということがわかったり・・・あとドロップハンドルについても、変速ありだとブレーキレバーが変速レバーも兼ねているため、ついついブラケット(あと付けするメカ部分のグリップ)ばかりを握ることになり、多様な握り方ができるドロップハンドルの良さがイマイチ実感できんかったけど、ピストにすると変速から解放されるんで、ブラケット以外も自由に握れるようになって、ドロップハンドルの恩恵をより味わえるように、
「変速機つき自転車をカメラでいうズームレンズとすれば、無変速のピストバイクは単焦点レンズみたいなもんやなあ」とこないだ言ってましたが、これについては、
変速機が付いてると、地形や体力に合わせてギア比を自由に変えながら走れるけど、それが無くなると、自分の側で走り方をあれこれ変えていく必要があって、より感覚も鋭くなるし、地形に合わせて色々なこぎ方をするようになるんで、走り自体が楽しくなってくる…不便になれば、そこを補(おぎな)うために、よりクリエイティブ(創造的)になるわけで、ズームレンズでは味わえない単焦点レンズならではの奥深さ・すがすがしさとまったく重なりあう、
具体的には、現在どんなギア比で乗ってるんすか、
フロントのチェーンリングの歯数をリアコグ(後輪の歯車)の歯数で割った数字でギア比を比較すると、フロント50t(teeth(歯)のt)にたいして、リアホイールの左右は、フリーコグの20tと16tなんで、メチャ軽い方のギア比は 50割る20で2.5、平野部へ出かける用の重いギア比は 50割る16で3.125、数値が高いほどペダルも重くなるという、
リアホイール(後輪)には、フリーコグと固定コグが選べますが、
坂の多い町に住む身としては、下り坂も強制的にペダルを回し続けなければならない固定コグは非常に苦痛かつ非常に危険でもあるため、鳥が少し羽ばたいてサーと滑空するあの感覚が楽しいフリーコグが圧倒的に魅力的、
ちなみに、ジオス、ビンテージピストのデフォルトの(もともとの)ギア比は、44割る16で2.75と一般的なピストよりもわずかに軽めの設定すね・・・定番ピスト FUJIフェザーがフロント46tリア16tで2.875なんで、
先日ためしに、デフォルトのギア比(2.75)にもどして走ってみたけど、アレっ?ていうほど面白さが感じられなくて驚いた・・・きっと両極端のギア比で走る面白さを知ってしまったあとなんで、デフォルトのギア比があまりに平均的、優等生的、八方美人的、ぬるま湯的に感じるようになったんやないかと、
じっさい、通常よりかなり軽いペダリングであるフロント50t・リア20tという坂の町仕様になると、どんな感じの走りに、
上(最高速)はぜんぜん伸びない代わりに、加速の楽しさに特化した乗り味で、急坂なら立ちこぎの楽しさも味わいながら、ぐいぐい登っていけるし、平地やゆるい登りなら、ペダルを回すほどにゾクゾクするような加速感が味わえるし、ペダルがすぐ回りきるから、フリーコグならではの足を休めて滑走(かっそう)する時間も多くなり、この時の静かでなめらかな走行感覚も楽しい、
逆にかなり重いペダリングとなる、フロント50・リア16のばあいは、
平地なら、重いペダルをぐいぐい踏み込めば踏み込むだけスピードが上がるもんで、前者とは反対に高速域での巡航(定速走行)が楽しく、ペダルが重いから、ほんの少しの坂でもカラダが敏感に反応して、手前からそうとうスピードを上げながら坂に入って、立ちこぎでもがいて、最後は歩くほどのスピードで登り切ったりと、そういった一連の流れが、重いギア比ならではのドラマチックな面白さを生み出して、こちらもそうとう魅力的な走りに、
ざっくり言えば、ペダルが重いほど踏み込むのが楽しく、軽いほど回すのが楽しくなると、
ちなみに、フリーコグ(フリーギア)なら、ペダルを休めて滑走の楽しさ(コースターフィーリング)が味わえるし、固定コグなら、ピストバイクならではの各種トリックに取り組む楽しさが、
しかし、ここんとこ踏み込み過ぎて、さっそくヒザを悪くしてますが、
重いペダルをグイグイ踏み込んで坂を上りたくなるんで、けっこうヒザにも無理がかかってるみたいで、とうとう先日、利き足の右ヒザに痛みが走るようになり・・・そういう意味でも、ギア比をひとつ選ぶとすれば、坂の町使用の、フロント50t・リア20tが自分にはふさわしいかも、
で、ヒザのほうもさっそく対策を、
痛みが慢性化するはるか手前で、しっかり痛まないヒザを作って、これからも一生楽しく走りたいもんなあ、
YouTubeにも専門家の先生たちがさまざまな対策法を紹介してますし、このさいクリート(spdシューズの底に装着する、ペダル固定金具)についても、総点検というか洗い直しというか、
適当に付けて走ってるけど、足の健康に直結する重要なパーツなんで、もういちど初心にかえって、正式なクリートの調整方法を勉強し直したほうが良さそうやな、
2023年06月02日
B'zのボーカル稲葉氏のふるさとで起こった自転車ノーヘル死亡事故について
コロナのしばりがゆるくなり、外出の機会も増えるなか、交通事故も多発してるみたいや、
今回のケースは自転車の単独死亡事故、
4月に取り上げたケースと同様、ヘルメットをかぶっていたら死なずに済んだ可能性が高く、非常に悔(くや)まれるので、こちらを話題にしようかと、
場所は岡山県津山市、なかなかイメージしづらいエリアですけど、
B'zのボーカル、稲葉氏のふるさとで、B級グルメ『ホルモンうどん』でも知名度が上がった歴史ある城下町、
岡山県といえば南部の岡山市にある後楽園が有名ですけど、
そのわきを流れる旭川がJR津山線や国道53号線を引き連れて北上、とちゅうで旭川と分かれたJRと国道は、浄土宗の開祖、法然上人(ほうねんしょうにん)ゆかりの誕生寺に向かって支流の誕生寺川へ入り、川ぞいに広い平野部が見えたら、そこが津山市、
亡くなられた中年男性は、津山市のかたですか、
いや、それがちょっと意外で、数十キロも離れた後楽園にほど近い岡山市在住の方・・・事故車両は今どきのディスクブレーキ付きのグラベルロードバイクで、ここからは完全な推測になるけど、自分と同じように40歳前後で、生活も安定してきて、趣味として本格的に自転車を始めようと、そんな人生の記念イベントとして、津山市へのロングライドを決意されたのかも、
輪行(JR津山線の利用)ではなく自走という事すか、
輪行時には邪魔になるスタンドが付いてたし、津山市の手前までは、有名なサイクリングロードで安全に走れるし、そこをたどって津山入りしたかったんちゃうかなあ、
片上(かたかみ)鉄道の廃線をそのままサイクリングロードに再利用した片鉄(かたてつ)ロマン街道すか、
旭川よりだいぶ東の吉井川から北上するんで、一見かなりな遠回りに見えるけど、じっさいは旭川よりも吉井川のほうが、川の蛇行も高低差も交通量も少ないうえ、サイクリングロードもかなりな範囲をカバーしてるんで、自走するならまずこっちかと・・・まあすべては自分の勝手な推測なんやけど、
そういえば、岡山を代表する焼き物の『備前焼』や、刀剣(とうけん)の里として全国的に有名な長船(おさふね)、和気清麻呂(わけのきよまろ)の生家も吉井川ぞいでした、
岡山城の城下町を作るときも、吉井川や瀬戸内海の水運で栄えた商人の町『西大寺』から豪商を呼び寄せてるし、この川が原動力となって今の岡山県ができたんちゃうかな、大ざっぱになるけど、
しかし、今回の死亡事故現場というのは、クルマも来ないじつにのどかな場所で、ちょっと不思議なくらいですが、
いやむしろ、ちょっとした油断から起こる大ケガっていうのは、ハッキリと危険な場所よりもこういった意外な場所で起こるほうが多い、
事故現場周辺をグーグルアースで眺めてみましたが、吉井川の右岸ぞいをJR津山線が東西に走り、吉井川の北には津山市中心部が広がり・・・その中央には津山城の石垣がそびえ、河川敷にはのどかな公園が広がりと・・・岡山市から狭い谷を抜けて延々と走り続けた末に出会うこの町のながめはじつに感動的なはず、
クルマもやってこない河川敷のなめらかなアスファルト・・・気分もスピードも上がって、ひとしきり快走したそのすぐ先には意外な落とし穴が、
ニュースによると「1メートルの段差を転落」とありますが、
これは自転車乗りの誰もが、油断してるとうっかりやらかす大ケガパターンで、
1メートルの段差、道なりに乗ったまま降りられると信じ込んでたら、いきなり階段だったという、
線路を越える大きな陸橋でも、片側からは自転車で登れるけど、反対側は階段状になってる場合がまれにあるんでホンマに要注意や、
スピードが出てなくても、1mの高低差を自転車で降りれると思い込んで転がり落ちるから、そうとうな大ケガになりますし、ノーヘルならなおさらですね、
行政としても、吉井川ぞいの緑地帯をまるごと整備して、全線歩行者自転車道にしたかったはずやけど、古くからの家屋(かおく)が川ぞいに並んだりして、現状では途中までしか整備できなかったような、
なもんで、途中からとつぜん道がぶち切れて1mの階段が・・・それをまったく予想しなかった自転車は1メートルの段差をそれなりの勢いで転落して、たぶんノーヘルの頭部を強打したと、
せめて段差の直前に、注意看板のひとつでもあれば防げた事故かもしれんけど、それを思うと残念でならん・・・ひとめで走りたくなる自転車快走ルートなだけに、
ちなみに、B'zのボーカル、稲葉氏の生家はどの辺なんすか、ウワサによると化粧品店みたいですけど、
検索したら、岡山県津山市川崎168って住所までのってる・・・それによると、事故現場より少し東のほうやな、
もうひとつ、おなじBつながりになりますが、B級グルメで有名になった津山の「ホルモンうどん」っていうのは、
県北エリアはもともと酪農や畜産が盛んで、津山からだいぶ北西になるけど、蒜山(ひるぜん)高原のジャージー牛乳も有名で、こちらは『ホルモンうどん』よりもずっと以前から高級ブランドとして認知されてる、
蒜山(ひるぜん)といえば岡山県も北の端、鳥取県の名峰(めいほう)大山(だいせん)に連なる高原観光エリアですね、
もし彼が生きていたら、津山の次は、蒜山大山エリアを快走したはず、
ここまで来ると、自走はおろか鉄道も走ってないから、自家用車に愛車を積んで出かけた方が手っ取り早いすね、
来月にも梅雨明けして、むし暑くなればなるほど、高原はカラッと涼しいし、景色はめちゃええし、大山スカイラインはなめらかなアスファルトやし、森に分け入れば味わい豊かなグラベルロードもそこら中にあるし、こういう時は、クルマがあるとホンマ便利やな、
しかし、今回の死亡事故、つくづくノーヘルであったことが悔やまれます、
きっと本人の頭のかたすみにも自転車用ヘルメットが必要かもという気持ちはあったはずやし、
今回のように、本人が予想もしない場面で起こる大ケガもあるわけですし、自転車でゆっくり走る場合でもヘルメットの着用は絶対すね、
バイク用とちがい、自転車用ヘルメットの風通しはメチャすぐれてメチャ軽いし、頭部は直射日光から守られてるからノーヘルや帽子以上に涼しいし、そのへんの事も知っておいてほしいなあ、
あと、問題になるのはヘヤスタイルが崩れるとか、
そこは、バンダナやキャップでごまかすとか、女性ならそれ用のヘアスタイルを工夫するとか、やり方はいくらでもあると思うけどなあ、
ともかく、自転車を趣味とする以上、いや趣味としなくても、ヘルメットだけはバイク並みにしっかりかぶるようおのおの習慣づけて、ルールをしっかり守って安全運転して欲しいすね、
後記。本ブログは目下、文字だけ勝負シーズン中につき、お手数ですが、こちらの緯度・経度(35.055252, 133.997218)をグーグルマップにコピペして事故現場を特定してみてください・・・ちなみに『MSFS(マイクロ・ソフト・フライト・シミュレーター)2020』なら、このデータをコピペするとその地点に瞬間移動できるので、津山市の素晴らしさが上空からよりリアルに理解できますし、その足でというか、その翼(つばさ)で吉井川を南下したり、大山(だいせん)を目指したりといろいろ観光できます。
今回のケースは自転車の単独死亡事故、
4月に取り上げたケースと同様、ヘルメットをかぶっていたら死なずに済んだ可能性が高く、非常に悔(くや)まれるので、こちらを話題にしようかと、
場所は岡山県津山市、なかなかイメージしづらいエリアですけど、
B'zのボーカル、稲葉氏のふるさとで、B級グルメ『ホルモンうどん』でも知名度が上がった歴史ある城下町、
岡山県といえば南部の岡山市にある後楽園が有名ですけど、
そのわきを流れる旭川がJR津山線や国道53号線を引き連れて北上、とちゅうで旭川と分かれたJRと国道は、浄土宗の開祖、法然上人(ほうねんしょうにん)ゆかりの誕生寺に向かって支流の誕生寺川へ入り、川ぞいに広い平野部が見えたら、そこが津山市、
亡くなられた中年男性は、津山市のかたですか、
いや、それがちょっと意外で、数十キロも離れた後楽園にほど近い岡山市在住の方・・・事故車両は今どきのディスクブレーキ付きのグラベルロードバイクで、ここからは完全な推測になるけど、自分と同じように40歳前後で、生活も安定してきて、趣味として本格的に自転車を始めようと、そんな人生の記念イベントとして、津山市へのロングライドを決意されたのかも、
輪行(JR津山線の利用)ではなく自走という事すか、
輪行時には邪魔になるスタンドが付いてたし、津山市の手前までは、有名なサイクリングロードで安全に走れるし、そこをたどって津山入りしたかったんちゃうかなあ、
片上(かたかみ)鉄道の廃線をそのままサイクリングロードに再利用した片鉄(かたてつ)ロマン街道すか、
旭川よりだいぶ東の吉井川から北上するんで、一見かなりな遠回りに見えるけど、じっさいは旭川よりも吉井川のほうが、川の蛇行も高低差も交通量も少ないうえ、サイクリングロードもかなりな範囲をカバーしてるんで、自走するならまずこっちかと・・・まあすべては自分の勝手な推測なんやけど、
そういえば、岡山を代表する焼き物の『備前焼』や、刀剣(とうけん)の里として全国的に有名な長船(おさふね)、和気清麻呂(わけのきよまろ)の生家も吉井川ぞいでした、
岡山城の城下町を作るときも、吉井川や瀬戸内海の水運で栄えた商人の町『西大寺』から豪商を呼び寄せてるし、この川が原動力となって今の岡山県ができたんちゃうかな、大ざっぱになるけど、
しかし、今回の死亡事故現場というのは、クルマも来ないじつにのどかな場所で、ちょっと不思議なくらいですが、
いやむしろ、ちょっとした油断から起こる大ケガっていうのは、ハッキリと危険な場所よりもこういった意外な場所で起こるほうが多い、
事故現場周辺をグーグルアースで眺めてみましたが、吉井川の右岸ぞいをJR津山線が東西に走り、吉井川の北には津山市中心部が広がり・・・その中央には津山城の石垣がそびえ、河川敷にはのどかな公園が広がりと・・・岡山市から狭い谷を抜けて延々と走り続けた末に出会うこの町のながめはじつに感動的なはず、
クルマもやってこない河川敷のなめらかなアスファルト・・・気分もスピードも上がって、ひとしきり快走したそのすぐ先には意外な落とし穴が、
ニュースによると「1メートルの段差を転落」とありますが、
これは自転車乗りの誰もが、油断してるとうっかりやらかす大ケガパターンで、
1メートルの段差、道なりに乗ったまま降りられると信じ込んでたら、いきなり階段だったという、
線路を越える大きな陸橋でも、片側からは自転車で登れるけど、反対側は階段状になってる場合がまれにあるんでホンマに要注意や、
スピードが出てなくても、1mの高低差を自転車で降りれると思い込んで転がり落ちるから、そうとうな大ケガになりますし、ノーヘルならなおさらですね、
行政としても、吉井川ぞいの緑地帯をまるごと整備して、全線歩行者自転車道にしたかったはずやけど、古くからの家屋(かおく)が川ぞいに並んだりして、現状では途中までしか整備できなかったような、
なもんで、途中からとつぜん道がぶち切れて1mの階段が・・・それをまったく予想しなかった自転車は1メートルの段差をそれなりの勢いで転落して、たぶんノーヘルの頭部を強打したと、
せめて段差の直前に、注意看板のひとつでもあれば防げた事故かもしれんけど、それを思うと残念でならん・・・ひとめで走りたくなる自転車快走ルートなだけに、
ちなみに、B'zのボーカル、稲葉氏の生家はどの辺なんすか、ウワサによると化粧品店みたいですけど、
検索したら、岡山県津山市川崎168って住所までのってる・・・それによると、事故現場より少し東のほうやな、
もうひとつ、おなじBつながりになりますが、B級グルメで有名になった津山の「ホルモンうどん」っていうのは、
県北エリアはもともと酪農や畜産が盛んで、津山からだいぶ北西になるけど、蒜山(ひるぜん)高原のジャージー牛乳も有名で、こちらは『ホルモンうどん』よりもずっと以前から高級ブランドとして認知されてる、
蒜山(ひるぜん)といえば岡山県も北の端、鳥取県の名峰(めいほう)大山(だいせん)に連なる高原観光エリアですね、
もし彼が生きていたら、津山の次は、蒜山大山エリアを快走したはず、
ここまで来ると、自走はおろか鉄道も走ってないから、自家用車に愛車を積んで出かけた方が手っ取り早いすね、
来月にも梅雨明けして、むし暑くなればなるほど、高原はカラッと涼しいし、景色はめちゃええし、大山スカイラインはなめらかなアスファルトやし、森に分け入れば味わい豊かなグラベルロードもそこら中にあるし、こういう時は、クルマがあるとホンマ便利やな、
しかし、今回の死亡事故、つくづくノーヘルであったことが悔やまれます、
きっと本人の頭のかたすみにも自転車用ヘルメットが必要かもという気持ちはあったはずやし、
今回のように、本人が予想もしない場面で起こる大ケガもあるわけですし、自転車でゆっくり走る場合でもヘルメットの着用は絶対すね、
バイク用とちがい、自転車用ヘルメットの風通しはメチャすぐれてメチャ軽いし、頭部は直射日光から守られてるからノーヘルや帽子以上に涼しいし、そのへんの事も知っておいてほしいなあ、
あと、問題になるのはヘヤスタイルが崩れるとか、
そこは、バンダナやキャップでごまかすとか、女性ならそれ用のヘアスタイルを工夫するとか、やり方はいくらでもあると思うけどなあ、
ともかく、自転車を趣味とする以上、いや趣味としなくても、ヘルメットだけはバイク並みにしっかりかぶるようおのおの習慣づけて、ルールをしっかり守って安全運転して欲しいすね、
後記。本ブログは目下、文字だけ勝負シーズン中につき、お手数ですが、こちらの緯度・経度(35.055252, 133.997218)をグーグルマップにコピペして事故現場を特定してみてください・・・ちなみに『MSFS(マイクロ・ソフト・フライト・シミュレーター)2020』なら、このデータをコピペするとその地点に瞬間移動できるので、津山市の素晴らしさが上空からよりリアルに理解できますし、その足でというか、その翼(つばさ)で吉井川を南下したり、大山(だいせん)を目指したりといろいろ観光できます。
2023年05月29日
うわさどおり40分のサンプル版でも泣けてくる名作映画
しかし、このブラウザ、メチャありがたいな、
BRAVE、勇気という名のブラウザすか、ライオンマークがカッコいいすね、
YouTubeをはじめ、不快CMを無料ですべて消し去って・・・こんなスッキリした気分でネットサーフィンできるの何年ぶりや、
さいきんのYouTubeは、月額制CM無しバージョンに加入させたいもんで、恐ろしく不快なCMばかり・・・先日は、音楽の途中に割り込んでくる輩(やから)CMまで、
もともと不快なCMが多すぎてテレビから遠ざかってるのに、さいきんはYouTubeまでCMまみれやもんな、
で、今回はそんなCMもカットされて静けさを取りもどしたYouTubeで、たまたま出会ったステキな映画ということなんすけど、
ネット動画配信サービス大手、Netflix社がみずから制作した、いかにも今どきの映画やけど、評判どおりの名作で、
観たのは、長い作品をわずか40分にまとめたサンプル版ですけど、これですでに泣けてしまうという、
サンプル版とはいっても、これじたいが素晴らしい完成度なんで、わずか40分で映画丸ごと1本観たような感動が、
経費節約のためか、日本語ナレーションはAIですけど、かなり自然な発音で違和感も少なく、
日本語ナレーションであらすじをたどりながら、その部分の字幕映像を流す、この繰り返しのリズムも心地(ここち)よく、
今まで知りませんでしたが、『映画弁当』っていう、映画紹介チャンネルなんすね、
YouTubeから追放されると、チャンネル登録できなくなるんで、しぜんと今まで観なかったチャンネルも観るようになり、
しかし、チェスと出会ったひとりの女性主人公の人生だけをテーマに、よくここまで作り上げたもんすね、
「バストアップ・ムービー」って用語があるのか知らんけど、登場人物を胸から上のアングルで撮影するシーンが多く、このちょっと引いたような節度あるカメラワークも素晴らしい、
チェスがテーマだけに、バストアップの映像がメインで、時々大事な場面になると、カメラが寄って視線だけの演技も入るという、
バストアップムービーの頂点といえば、あまりに有名な『12人の怒れる男』があるけど、こちらも映画としては変わり種というか、大人気テレビ番組の映画化なんで、派手なアクションシーンも無く、映画としては失敗作なのかもしれんけど、銃と爆弾と殺戮(さつりく)がないと、一歩も前に進めないハリウッド映画に慣れきった目には、こんな理想主義的で格調高い映画がアメリカに存在したこと自体とても新鮮で、ひと目でベストテン、いやベストファイブ入りか、
毎週テレビ放映しても間に合うように、ひとつの部屋に12人のオッチャンがつめこまれて、ひとりの少年の罪について、ひたすら熱く議論するというじつに非映画的な構成なんすね、
映画というより演劇に近いような地味な雰囲気なんやけど、何度も観るうちに12人それぞれの個性がはっきり分かってきて、12名の声優さんたちもそれぞれに素晴らしく、半世紀昔のすこし古くさい言い回しも気にならなくなるほど、
話をもとにもどして、そのチェス映画なんですが、「クィーンズ・ギャンビット」っていう、日本人にはイメージしづらいタイトルで、
クィーンはチェスの駒(コマ)のクィーンで、女性主人公とイメージだぶらせてるみたいやけど、問題は「ギャンビット」で、
調べてみると、こちらもチェス用語で、対戦序盤でよく見られる戦法みたいすね、ちなみに、チェスの経験が無いと観(み)づらいとか、そういうことは、
チェスを知ってたらさらにオモロいはずやけど、知らなくてもじゅうぶん楽しい、
しかし、映画もいつごろからか、ネットで観る時代なんすね、
ビデオレンタルすらない昭和の時代は『土曜洋画劇場』という大人気テレビ番組があって、淀川長治(よどがわ・ながはる)っていう映画大好きオジサンが最初と最後に登場して、独特の口調で何やかんやしゃべくって、どんなつまらん映画でも、家族そろってそれなりに楽しい気分で観てたなあ、
映画の見方も変われば、映画の作り方も『24』をきっかけに大きく2つに分かれたような、
たしかにあの長大なシリーズ、映画館では不可能やもんな・・・これがきっかけで『最初から家のテレビで観る映画』というジャンルが確立したのかも、
『クィーンズ・ギャンビット』も、全7話を合計すると6時間半もあって映画館ではきつ過ぎる長さですし、制作側としても、これをきっかけとして、当社のネットサービスに加入してくれることを狙(ねら)ってると、
あとひとつ、これはさすがに映画とは呼べないかもしれんけど、オープンワールドで各自が主人公に成りきるゲームの世界も、今どきの映画体験というか、
最近のゲームは映画なみに美しく、VRも今後改良が進めば、映画をはるかに上回る没入感が自宅にいながら味わえますし、
そういえば、オープンワールド風レースゲーム『フォルツァ・ホライズン』シリーズも、クルマから降りて、海辺で波の音を聞きながら、夕焼けまでぼんやりしてたら遠くで花火が打ち上がったり、
『Forza Horizon 3』…イギリスから機材一式運び込んで、オーストラリアでひと夏かけてロケして作り上げた名作ゲームですね、
雲の動きまで高性能カメラで撮影してそのリアルなこと・・・パソコンならモニター3台横ならびの超ワイド画面で遊べるし、あれは人生最高のゲーム体験やったなあ、地元イギリスの四季を描ききった4も素晴らしかったけど、マンネリ化した最新作の5を買うくらいなら価格も安く中身も充実した3が絶対おすすめやな・・・制作側のワクワクドキドキ感でいえば、これがシリーズ最高峰やし、
じゃあ最後は、ミスター映画マン、淀川長治(よどがわ・ながはる)氏に敬意を表(ひょう)して、
「それでは次週をお楽しみ下さい。サヨナラ、サヨナラ、(ひと息入れて)サヨナラ...」
BRAVE、勇気という名のブラウザすか、ライオンマークがカッコいいすね、
YouTubeをはじめ、不快CMを無料ですべて消し去って・・・こんなスッキリした気分でネットサーフィンできるの何年ぶりや、
さいきんのYouTubeは、月額制CM無しバージョンに加入させたいもんで、恐ろしく不快なCMばかり・・・先日は、音楽の途中に割り込んでくる輩(やから)CMまで、
もともと不快なCMが多すぎてテレビから遠ざかってるのに、さいきんはYouTubeまでCMまみれやもんな、
で、今回はそんなCMもカットされて静けさを取りもどしたYouTubeで、たまたま出会ったステキな映画ということなんすけど、
ネット動画配信サービス大手、Netflix社がみずから制作した、いかにも今どきの映画やけど、評判どおりの名作で、
観たのは、長い作品をわずか40分にまとめたサンプル版ですけど、これですでに泣けてしまうという、
サンプル版とはいっても、これじたいが素晴らしい完成度なんで、わずか40分で映画丸ごと1本観たような感動が、
経費節約のためか、日本語ナレーションはAIですけど、かなり自然な発音で違和感も少なく、
日本語ナレーションであらすじをたどりながら、その部分の字幕映像を流す、この繰り返しのリズムも心地(ここち)よく、
今まで知りませんでしたが、『映画弁当』っていう、映画紹介チャンネルなんすね、
YouTubeから追放されると、チャンネル登録できなくなるんで、しぜんと今まで観なかったチャンネルも観るようになり、
しかし、チェスと出会ったひとりの女性主人公の人生だけをテーマに、よくここまで作り上げたもんすね、
「バストアップ・ムービー」って用語があるのか知らんけど、登場人物を胸から上のアングルで撮影するシーンが多く、このちょっと引いたような節度あるカメラワークも素晴らしい、
チェスがテーマだけに、バストアップの映像がメインで、時々大事な場面になると、カメラが寄って視線だけの演技も入るという、
バストアップムービーの頂点といえば、あまりに有名な『12人の怒れる男』があるけど、こちらも映画としては変わり種というか、大人気テレビ番組の映画化なんで、派手なアクションシーンも無く、映画としては失敗作なのかもしれんけど、銃と爆弾と殺戮(さつりく)がないと、一歩も前に進めないハリウッド映画に慣れきった目には、こんな理想主義的で格調高い映画がアメリカに存在したこと自体とても新鮮で、ひと目でベストテン、いやベストファイブ入りか、
毎週テレビ放映しても間に合うように、ひとつの部屋に12人のオッチャンがつめこまれて、ひとりの少年の罪について、ひたすら熱く議論するというじつに非映画的な構成なんすね、
映画というより演劇に近いような地味な雰囲気なんやけど、何度も観るうちに12人それぞれの個性がはっきり分かってきて、12名の声優さんたちもそれぞれに素晴らしく、半世紀昔のすこし古くさい言い回しも気にならなくなるほど、
話をもとにもどして、そのチェス映画なんですが、「クィーンズ・ギャンビット」っていう、日本人にはイメージしづらいタイトルで、
クィーンはチェスの駒(コマ)のクィーンで、女性主人公とイメージだぶらせてるみたいやけど、問題は「ギャンビット」で、
調べてみると、こちらもチェス用語で、対戦序盤でよく見られる戦法みたいすね、ちなみに、チェスの経験が無いと観(み)づらいとか、そういうことは、
チェスを知ってたらさらにオモロいはずやけど、知らなくてもじゅうぶん楽しい、
しかし、映画もいつごろからか、ネットで観る時代なんすね、
ビデオレンタルすらない昭和の時代は『土曜洋画劇場』という大人気テレビ番組があって、淀川長治(よどがわ・ながはる)っていう映画大好きオジサンが最初と最後に登場して、独特の口調で何やかんやしゃべくって、どんなつまらん映画でも、家族そろってそれなりに楽しい気分で観てたなあ、
映画の見方も変われば、映画の作り方も『24』をきっかけに大きく2つに分かれたような、
たしかにあの長大なシリーズ、映画館では不可能やもんな・・・これがきっかけで『最初から家のテレビで観る映画』というジャンルが確立したのかも、
『クィーンズ・ギャンビット』も、全7話を合計すると6時間半もあって映画館ではきつ過ぎる長さですし、制作側としても、これをきっかけとして、当社のネットサービスに加入してくれることを狙(ねら)ってると、
あとひとつ、これはさすがに映画とは呼べないかもしれんけど、オープンワールドで各自が主人公に成りきるゲームの世界も、今どきの映画体験というか、
最近のゲームは映画なみに美しく、VRも今後改良が進めば、映画をはるかに上回る没入感が自宅にいながら味わえますし、
そういえば、オープンワールド風レースゲーム『フォルツァ・ホライズン』シリーズも、クルマから降りて、海辺で波の音を聞きながら、夕焼けまでぼんやりしてたら遠くで花火が打ち上がったり、
『Forza Horizon 3』…イギリスから機材一式運び込んで、オーストラリアでひと夏かけてロケして作り上げた名作ゲームですね、
雲の動きまで高性能カメラで撮影してそのリアルなこと・・・パソコンならモニター3台横ならびの超ワイド画面で遊べるし、あれは人生最高のゲーム体験やったなあ、地元イギリスの四季を描ききった4も素晴らしかったけど、マンネリ化した最新作の5を買うくらいなら価格も安く中身も充実した3が絶対おすすめやな・・・制作側のワクワクドキドキ感でいえば、これがシリーズ最高峰やし、
じゃあ最後は、ミスター映画マン、淀川長治(よどがわ・ながはる)氏に敬意を表(ひょう)して、
「それでは次週をお楽しみ下さい。サヨナラ、サヨナラ、(ひと息入れて)サヨナラ...」
2023年05月26日
偏光調光格安サングラス、その名も『冒険王』!
偏光調光格安サングラス、その名も『冒険王』、
買ってもすぐ傷つけるから、2千円台のサングラスしか買わないと誓(ちか)ったばかりでは・・・
いや、それが2千円台なんや、ウソみたいな話やけど、
偏光レンズでおまけに暗い場所に入ると明るくなる調光機能まで付いて・・・ということは中華製の怪しいレンズとか、
いや、これもウソみたいな話やけど、メガネの本場、福井県鯖江(さばえ)市で、1967年から偏光サングラスを中心に作り続けてきた老舗(しにせ)メーカーが手がけたホンマモン、
アマゾンで確認したところ、現時点では3千円になってますね、ちなみに製造元のホームページによると、定価は税別6800円と、
じゃあキャンペーン価格か・・・よう分からんけど、仮に6800円としても、偏光調光サングラスの相場価格の半額以下なわけで、
メイドインジャパンとは言っても、じっさいは台湾や中国にも工場を持ってるんで、そのせいでこの価格が実現してるのでは、
たしかに、それもあるやろな、
で、じっさいどうすか、数ヶ月かけてみて、
いや、まったく問題ないどころか、装着感ふくめ素晴らしいばかりで、しかも調光機能まで付いてるのが今でもちょっと信じられないような、
じっさい明るさはハッキリ変わるもんなんすか、
いや、劇的に変わるというよりも、かけたままトンネルに入ると、あれ暗くないなあという自然な変わり方・・・ふつう濃いめのサングラスをかけたままトンネルに入ると、路面状況が分からなくなって恐怖なんやけど、これだとサングラスかけてるのを忘れてるような、
偏光レンズって、じっさいどんな見え方なんすか、
いちばんよく使われるのは、釣り人が、波のギラつきを抑えて水中を見えやすくするためにかけたり、スキーや登山で、雪のまぶしさから目を守るためにかけたりやけど、ふだん使いでも、風景のギラつきを抑えられて、コントラストが上がって色もあざやかになるんで、明るく晴れていればいるほど、空はより青く、雲はより白く、景色全体の印象がひとまわりアップして、なんか得した気分になれるんや、
調光機能は熱に弱くて、少しずつ機能は弱まってだいたい2年程度で効果が無くなるそうですが、
そうなると、暗い場所に入っても暗いまんまで、普通の偏光レンズになるみたいや、
しかし、いまだに信じられませんね、偏向と調光のダブル効果で、アマゾン価格3千円とは、
もしかしたら、経営者が世代交代して、戦略的価格の新製品ということで、最近出してきたモデルか・・・でないと、クチコミとかでもっと前からうわさが広まってたはず・・・定価6,800円でもじゅうぶん過ぎるほど安いわけで、
アマゾンといえば、落下テストの耐久性がiPadの3倍という新型タブレット『 Fire Max 11 』が来月発売されるそうで、
11インチの2Kディスプレイで、価格も数世代前の中古iPadよりも安く、キーボードもスタイラスペンも格安で提供と・・・ライバルのAndroidタブレットたちも攻撃的な安値やし、さて操作感や質感がどれほど洗練されてるか、
11月のブラックフライデーになれば、ここからさらに大幅値引きをすることは目に見えてるから、あれこれレビューを見てからでも遅くないすね、
ジョブズ氏亡きあと、似たり寄ったりを無難に繰り返しながら何とか1強の座を守り抜いてきたiPadシリーズやけど、こんなふうに、じわじわと他社の追い上げを食らい続けて、いったいいつまで持ちこたえられるか・・・
近日お披露目(ひろめ)されるアップル初となるVRゴーグルも、40万円という、消費者ガン無視の2度見価格・・・この価格でイマイチやったら、マジでアップルあぶないで、
VR最大手のメタ社からして、いきなり1兆円の大赤字で、現在は社内もリストラの嵐と聞きますし、そんな業界ではたして40万円のVRに何人が飛びつくか・・・はたから見ていてもあまりに危険なビジネスとしか、
ライバルのピコ4は、ヒトケタ安い4〜5万円台やろ・・・業務用なら40万でもしゃあないけど、アップルのゲームなんて聞いたことないし、本気で戦う気があんのか無いのか・・・そろそろアップル神話の終わりの始まりちゃうか、
そうならならないことを祈りたいすね、われわれも元をたどれば、ジョブズ氏の iBookにひとめぼれしてパソコンの楽しさに目覚めたわけですし、
買ってもすぐ傷つけるから、2千円台のサングラスしか買わないと誓(ちか)ったばかりでは・・・
いや、それが2千円台なんや、ウソみたいな話やけど、
偏光レンズでおまけに暗い場所に入ると明るくなる調光機能まで付いて・・・ということは中華製の怪しいレンズとか、
いや、これもウソみたいな話やけど、メガネの本場、福井県鯖江(さばえ)市で、1967年から偏光サングラスを中心に作り続けてきた老舗(しにせ)メーカーが手がけたホンマモン、
アマゾンで確認したところ、現時点では3千円になってますね、ちなみに製造元のホームページによると、定価は税別6800円と、
じゃあキャンペーン価格か・・・よう分からんけど、仮に6800円としても、偏光調光サングラスの相場価格の半額以下なわけで、
メイドインジャパンとは言っても、じっさいは台湾や中国にも工場を持ってるんで、そのせいでこの価格が実現してるのでは、
たしかに、それもあるやろな、
で、じっさいどうすか、数ヶ月かけてみて、
いや、まったく問題ないどころか、装着感ふくめ素晴らしいばかりで、しかも調光機能まで付いてるのが今でもちょっと信じられないような、
じっさい明るさはハッキリ変わるもんなんすか、
いや、劇的に変わるというよりも、かけたままトンネルに入ると、あれ暗くないなあという自然な変わり方・・・ふつう濃いめのサングラスをかけたままトンネルに入ると、路面状況が分からなくなって恐怖なんやけど、これだとサングラスかけてるのを忘れてるような、
偏光レンズって、じっさいどんな見え方なんすか、
いちばんよく使われるのは、釣り人が、波のギラつきを抑えて水中を見えやすくするためにかけたり、スキーや登山で、雪のまぶしさから目を守るためにかけたりやけど、ふだん使いでも、風景のギラつきを抑えられて、コントラストが上がって色もあざやかになるんで、明るく晴れていればいるほど、空はより青く、雲はより白く、景色全体の印象がひとまわりアップして、なんか得した気分になれるんや、
調光機能は熱に弱くて、少しずつ機能は弱まってだいたい2年程度で効果が無くなるそうですが、
そうなると、暗い場所に入っても暗いまんまで、普通の偏光レンズになるみたいや、
しかし、いまだに信じられませんね、偏向と調光のダブル効果で、アマゾン価格3千円とは、
もしかしたら、経営者が世代交代して、戦略的価格の新製品ということで、最近出してきたモデルか・・・でないと、クチコミとかでもっと前からうわさが広まってたはず・・・定価6,800円でもじゅうぶん過ぎるほど安いわけで、
アマゾンといえば、落下テストの耐久性がiPadの3倍という新型タブレット『 Fire Max 11 』が来月発売されるそうで、
11インチの2Kディスプレイで、価格も数世代前の中古iPadよりも安く、キーボードもスタイラスペンも格安で提供と・・・ライバルのAndroidタブレットたちも攻撃的な安値やし、さて操作感や質感がどれほど洗練されてるか、
11月のブラックフライデーになれば、ここからさらに大幅値引きをすることは目に見えてるから、あれこれレビューを見てからでも遅くないすね、
ジョブズ氏亡きあと、似たり寄ったりを無難に繰り返しながら何とか1強の座を守り抜いてきたiPadシリーズやけど、こんなふうに、じわじわと他社の追い上げを食らい続けて、いったいいつまで持ちこたえられるか・・・
近日お披露目(ひろめ)されるアップル初となるVRゴーグルも、40万円という、消費者ガン無視の2度見価格・・・この価格でイマイチやったら、マジでアップルあぶないで、
VR最大手のメタ社からして、いきなり1兆円の大赤字で、現在は社内もリストラの嵐と聞きますし、そんな業界ではたして40万円のVRに何人が飛びつくか・・・はたから見ていてもあまりに危険なビジネスとしか、
ライバルのピコ4は、ヒトケタ安い4〜5万円台やろ・・・業務用なら40万でもしゃあないけど、アップルのゲームなんて聞いたことないし、本気で戦う気があんのか無いのか・・・そろそろアップル神話の終わりの始まりちゃうか、
そうならならないことを祈りたいすね、われわれも元をたどれば、ジョブズ氏の iBookにひとめぼれしてパソコンの楽しさに目覚めたわけですし、
2023年05月23日
スマホ、持ってないとあきませんの!?
しかし、時代の流れというか、なんというか、YouTubeに復帰するにはスマホの電話番号が必要なんやて・・・ちょっと前まで、そんなん無くても手続きできたのに、
今の時代、持ってない方が圧倒的な少数派ですしね、
固定電話を解約してスマホだけという人も多くなってるみたいやし、都市部の役場では、高齢者にスマホを無料配布しようとかいう動きすらあるとか、ないとか、
しかし、そうなると使い方が、
そこやな問題は・・・無料で配ることはできても、高齢になると視力も記憶も弱くなるし、そのうえスマホを1から勉強することになるわけで、
で、けっきょく買うことに決めたんすか、あれほど嫌がってたスマホを、
しゃあないやろ、最近は二段階認証とかいって、スマホの電話番号で、さらに本人確認させたりする時代やし、格安スマホサービスなら可能な限りゼロ円で契約できるみたいやし、
POVOなら、くふうしだいで月額30円台で行けるとか、
電話するというより、本人確認用の携帯電話番号が欲しいだけなんで、これでもじゅぶん、
それなのになぜ、3万もするスマホを、
せっかくなら、VRの端(はし)くれでも経験しとけば、高価なPC用VRが自分に向いてるかどうかあるていど分かるかと、
まあPC用と比べれば、スマホ用VRゴーグルはわずか数千円ですし、PC用のレンタル代より安いかも、
シムフリーモデルを購入して初めて知ったけど、スマホって電話番号無くても、家のWIFIにつなげるだけで、けっこう遊べるんやな・・・これなら操作に慣れるのも兼ねて、ひと月くらい契約せんでもじゅうぶん楽しい、
これも初めて知ったんすけど、いちいち店に出向かないでも、マイナンバーカードをスマホのカメラで撮影なんかすれば、30分ていどで手続きがすべて終わってスマホの電話番号が手に入る時代なんすね、
最近のスマホはeSIMとかいって、SIMカードすら不要なんやもんな・・・こうなってくると、docomo や au なんかの実店舗も、かなりな数リストラされるかもしれんな、
しかし、これも調べてみて初めて知ったんすけど、同じスマホでも、AndroidとiPhoneでは、恐ろしいほどの価格差が、
中古機種まで異様なほど高値やもんな、アップルもそろそろ末期症状とちゃうか、
といいますと、
創業者スティーブ・ジョブズがこの世を去ってから、アップル信者でない自分でも分かるくらい、今まであったワクワクドキドキ感がまったく無くなって、毎年似たり寄ったりな製品ばかりやろ・・・そのくせ価格だけは、中古相場もふくめて異様に高止まりしていて、ちょっと病的なほど、
ジョブズ時代のブランドイメージが、まぼろしのように独(ひと)り歩きしてるような、
ジョブズ氏が築き上げたかつての栄光を守るばかりで、新鮮味がまったく感じ取れないし、それをひた隠すように、口だけうまい(すんまへん)ユーチューバー達が、ああでも無いこうでも無いと細かいことばかり早口でおしゃべりしてるだけで・・・主力の中国工場もコロナで大暴動が起きてまうし、安全な他国に工場移転なんかしたら、さらに価格は上がるやろうし、
創業者のワクチン大魔王、ビル・ゲイツが去って、清々(すがすが)しさを取りもどしつつあるマイクロソフト社とは対照的に、ジョブズ氏の死はあまりに痛かったと、
ひまわりをイメージしたパソコンをじっさい売り出してバカ売れさせてしまう経営者なんて、彼以外ありえへんし、かといって彼一代の企業で終わらすにはあまりに巨大化してるし、
アップル本社内に、第2第3のジョブズがいるとは考えづらいし、次の有効な一手が出せないまま、できるだけ波風立てないよう、現状維持を守り続けてる状況なのかもしれませんね、
2023年05月19日
自転車に目覚めて四半世紀…なにげに乗り始めたピストがこれほど楽しいとは…
購入から数年間、痛みに負けず履(は)きつづけたおかげで、あれほどきつかったパールイズミのSPDシューズもようやく足にフィットしてきて・・・自分にはやはりシマノ製のが合ってるみたいや、
でも、横幅もじわじわと自然に広がり、1時間過ぎても無痛で履(は)けるようになって何より、
値段もけっこうしたし、デザインもええし、夏場の通気性もバッチリ・・・この夏からレギュラー入り決定や、
ちなみに、パールイズミといえば、指出しハーフグローブのフィット感が素晴らしく・・・ただ近年は、より安価でパールイズミくらいフィットするシマノ製ハーフグローブも、急速にええ感じになってますけど、
どっちにしても日本メーカーっていうのが誇らしい、
ところで、このところ自転車といえば、ピストバイクばかりですが、よほど気に入ったんすか、
カメラでも、万能で便利なズームレンズより、シンプルで不便な単焦点レンズの深い魅力にいったん目覚めてしまうと、あともどりできなくなるように、自転車もシングルスピード(無変速)になると、ただひとつの前後ギア比だけに運動神経を集中させて、自分の側が走り方を変えて行くようになるんで、より自転車と深く付き合えるようになるし、走り方もバリエーションが増えてダイナミックになるし、なにより生きてる感じがより強くなって、
そうなると、走り慣れた道も、より新鮮な気持ちで走れるようになると、
変速があれば特に印象にも残らない地味な登り坂でも、いちいちドラマっぽく見えてくるし、そういう感覚こそ、エンジン付きの乗り物では味わえない自転車本来の楽しみなんで、
車両の中でもいちばんパーツ点数の少ない自転車ですけど、その中でもさらにシンプルなのがピストなんで、ひとつひとつのパーツの存在感もしぜんと強調されるような、
特に駆動系はシンプルの極みなんで、見た目も美しいし、めんどくさがりな自分ですら、いつもきれいな状態にしてやりたくなる、
しっかりチカラを伝えるチェーンなのに、ラジオペンチ(先端が細長いペンチ)で簡単かつ安全確実に外したりつないだり出来るのには驚きました・・・ちなみに、ピストに乗るようになって初めて知ることになる『イズミ』というピスト用チェーンメーカーなんすけど、パールイズミとは、
まったくの別モンで、大阪府南部の阪南市に本社工場があって、ホームページを見ると、まず最初にピスト自転車用チェーン、そのあとに各種工業用チェーンという並びなんで、これもなんか自転車乗りにはたまらん、
自転車用チェーンで使うといえば、これまでずっとシマノ製ばかりで、こちらも本社は大阪府堺(サカイ)市でしたが、
アメリカ西海岸の若者たちがビーチクルーザーをオフロード用に改造して生まれた1970年代のマウンテンバイクブーム…これに乗っかって世界的大企業に成長したシマノさん、現在はマレーシア工場で作ってる製品がほとんどみたいや・・・いっぽうイズミのチェーンは国内生産みたいやけど、競技用で使われる最高グレードはマイナスドライバーでつなぐタイプでより高価・・・いっぽう我々みたいなホビーライダー(趣味で自転車に乗る人々)用のピストチェーン『ジェットブラックシリーズ』はクリップ式着脱方式で、チェーン自体もブラックベースにゴールドを効(き)かすか、ゴールドベースにブラックを効かすか、ツーパターン(2種類)が選べるようになってて、むしろこちらの方が見た目はハデでかっこいい、
で、2種類とも購入したんすか、
フロント50tに対して、リアホイールの左右には、平地用の16tと山坂用の20tと両極端のコグ(ギア・歯車)をはめてるんで、1本のチェーンでは長さが対応しきれず、
ひとつのリアホイールで2種類の乗り味が楽しめるなら、思い切って性格の違うコグを選ぼうと、
たったひとつの組み合わせだけで行くのも、迷いが無くシンプルでええねんけど、なにせピスト1年生の手さぐり状態で、さらに『千と千尋の神隠し』みたいな山間部のニュータウンに住んでるんで、より軽めのギア比はどうしても欲しいし、かといって平野部へ出向くときは、重いギア比でグングン前に進みたいし、けっきょく両極端を選ぶことに、
それにしても、シマノ製のそれと比べて、イズミ製のチェーンは幅もあり、デザインも主張してるし、なかなか存在感ありますね、
デザインも耐久性もシマノ製をはるかに上回るけど、シマノ製のチェーンで使えてた回転式チェーンクリーナーは、サイズが狭くて使えない場合もあるので要注意・・・ただ簡単に取り外して洗えるんで、すぐさま新品の輝きがもどるし、9速以上に対応したシマノ製のすぐ伸びるチェーンと違って耐久性もハンパないし、デザイン性も高いし、しまいにチェーンそのものに愛情までわいて来て、これもピストバイクを経験するまでは無かった感情、
ちなみに、ピストバイクの今後の課題としては、
登り坂がしんどくなって自転車を押し歩くシーンは、自転車乗りには屈辱的なことやけど、ここをなんとかクリアして、歩く楽しみに変えて行けると、確実に次のステップへ行けるような気がしてる、
といいますと、
徒歩(とほ)と自転車、両方の楽しさをいちどに味わえるし、カメラもカメラで、歩きになれば自転車で見落とすような発見もできるし、
この季節、静かな山の中なら、道の両わきにはこれでもかと、さまざまな草花や昆虫が生息してますし、じっくり歩けるようになったら素晴らしい写真がとれそうすね、
オマケに森の中は涼しいし、そんな木陰(こかげ)をピストバイク押しながらマクロレンズ片手に、時間気にせずゆっくり歩くっていうのも、これまたぜいたくな話やなあ、
峠をこえたら今度は、ピストバイクで下り坂というお楽しみも待ってますしね、
そうなると、悪路の走破性にもすぐれたマウンテンバイク風なピストも欲しなるなあ、
マウンテンバイクを得意とするカナダのKONAというメーカー、その2023年モデルにUNIT(ユニット)というシングルスピードが・・・極太タイヤに味わい深い油圧ディスクブレーキ、29インチなんで、日本人にはかなりデカいフレームになりますが、そのぶん走破性もハンパないのでは、
しかし、いくら数売れないモデルでも、税込み小売価格18万前後って、そりゃないで・・・大阪ナニワの老舗(しにせ)メーカー『アラヤ』さんなら、確実にこの半値で売り出せるはず、
じゃあ、気長にアラヤさん待ちということで、
日本を代表するマウンテンバイクブランドMuddyFox(マディーフォックス)シリーズの変わり種のひとつとして、また、細くて硬いタイヤばかりが並ぶピストバイク業界に新風を吹き込む意味でも、ぜひマウンテンバイクよりなピストの開発、よろしゅうお頼(たの)申します、
あと、フレームサイズも、29インチは基本、いかつい欧米男性用に限られるんで、大きくしても27.5インチまで、そしてもっと大切なことは、小柄な体型や日本の狭い道路事情にもピッタリな26インチモデルも、定番モデルとしてぜひ残してほしいすね、
ミニベロのキビキビ感すら感じさす26インチモデルは、走破性や巡航性能にすぐれた27.5インチには無い独特な魅力があって・・・けど、今じゃほとんど市場からも姿を消しつつあるので、日本の軽自動車やないけど、このフレームサイズは絶対残すべきや…せめて日本国内だけでも、
でも、横幅もじわじわと自然に広がり、1時間過ぎても無痛で履(は)けるようになって何より、
値段もけっこうしたし、デザインもええし、夏場の通気性もバッチリ・・・この夏からレギュラー入り決定や、
ちなみに、パールイズミといえば、指出しハーフグローブのフィット感が素晴らしく・・・ただ近年は、より安価でパールイズミくらいフィットするシマノ製ハーフグローブも、急速にええ感じになってますけど、
どっちにしても日本メーカーっていうのが誇らしい、
ところで、このところ自転車といえば、ピストバイクばかりですが、よほど気に入ったんすか、
カメラでも、万能で便利なズームレンズより、シンプルで不便な単焦点レンズの深い魅力にいったん目覚めてしまうと、あともどりできなくなるように、自転車もシングルスピード(無変速)になると、ただひとつの前後ギア比だけに運動神経を集中させて、自分の側が走り方を変えて行くようになるんで、より自転車と深く付き合えるようになるし、走り方もバリエーションが増えてダイナミックになるし、なにより生きてる感じがより強くなって、
そうなると、走り慣れた道も、より新鮮な気持ちで走れるようになると、
変速があれば特に印象にも残らない地味な登り坂でも、いちいちドラマっぽく見えてくるし、そういう感覚こそ、エンジン付きの乗り物では味わえない自転車本来の楽しみなんで、
車両の中でもいちばんパーツ点数の少ない自転車ですけど、その中でもさらにシンプルなのがピストなんで、ひとつひとつのパーツの存在感もしぜんと強調されるような、
特に駆動系はシンプルの極みなんで、見た目も美しいし、めんどくさがりな自分ですら、いつもきれいな状態にしてやりたくなる、
しっかりチカラを伝えるチェーンなのに、ラジオペンチ(先端が細長いペンチ)で簡単かつ安全確実に外したりつないだり出来るのには驚きました・・・ちなみに、ピストに乗るようになって初めて知ることになる『イズミ』というピスト用チェーンメーカーなんすけど、パールイズミとは、
まったくの別モンで、大阪府南部の阪南市に本社工場があって、ホームページを見ると、まず最初にピスト自転車用チェーン、そのあとに各種工業用チェーンという並びなんで、これもなんか自転車乗りにはたまらん、
自転車用チェーンで使うといえば、これまでずっとシマノ製ばかりで、こちらも本社は大阪府堺(サカイ)市でしたが、
アメリカ西海岸の若者たちがビーチクルーザーをオフロード用に改造して生まれた1970年代のマウンテンバイクブーム…これに乗っかって世界的大企業に成長したシマノさん、現在はマレーシア工場で作ってる製品がほとんどみたいや・・・いっぽうイズミのチェーンは国内生産みたいやけど、競技用で使われる最高グレードはマイナスドライバーでつなぐタイプでより高価・・・いっぽう我々みたいなホビーライダー(趣味で自転車に乗る人々)用のピストチェーン『ジェットブラックシリーズ』はクリップ式着脱方式で、チェーン自体もブラックベースにゴールドを効(き)かすか、ゴールドベースにブラックを効かすか、ツーパターン(2種類)が選べるようになってて、むしろこちらの方が見た目はハデでかっこいい、
で、2種類とも購入したんすか、
フロント50tに対して、リアホイールの左右には、平地用の16tと山坂用の20tと両極端のコグ(ギア・歯車)をはめてるんで、1本のチェーンでは長さが対応しきれず、
ひとつのリアホイールで2種類の乗り味が楽しめるなら、思い切って性格の違うコグを選ぼうと、
たったひとつの組み合わせだけで行くのも、迷いが無くシンプルでええねんけど、なにせピスト1年生の手さぐり状態で、さらに『千と千尋の神隠し』みたいな山間部のニュータウンに住んでるんで、より軽めのギア比はどうしても欲しいし、かといって平野部へ出向くときは、重いギア比でグングン前に進みたいし、けっきょく両極端を選ぶことに、
それにしても、シマノ製のそれと比べて、イズミ製のチェーンは幅もあり、デザインも主張してるし、なかなか存在感ありますね、
デザインも耐久性もシマノ製をはるかに上回るけど、シマノ製のチェーンで使えてた回転式チェーンクリーナーは、サイズが狭くて使えない場合もあるので要注意・・・ただ簡単に取り外して洗えるんで、すぐさま新品の輝きがもどるし、9速以上に対応したシマノ製のすぐ伸びるチェーンと違って耐久性もハンパないし、デザイン性も高いし、しまいにチェーンそのものに愛情までわいて来て、これもピストバイクを経験するまでは無かった感情、
ちなみに、ピストバイクの今後の課題としては、
登り坂がしんどくなって自転車を押し歩くシーンは、自転車乗りには屈辱的なことやけど、ここをなんとかクリアして、歩く楽しみに変えて行けると、確実に次のステップへ行けるような気がしてる、
といいますと、
徒歩(とほ)と自転車、両方の楽しさをいちどに味わえるし、カメラもカメラで、歩きになれば自転車で見落とすような発見もできるし、
この季節、静かな山の中なら、道の両わきにはこれでもかと、さまざまな草花や昆虫が生息してますし、じっくり歩けるようになったら素晴らしい写真がとれそうすね、
オマケに森の中は涼しいし、そんな木陰(こかげ)をピストバイク押しながらマクロレンズ片手に、時間気にせずゆっくり歩くっていうのも、これまたぜいたくな話やなあ、
峠をこえたら今度は、ピストバイクで下り坂というお楽しみも待ってますしね、
そうなると、悪路の走破性にもすぐれたマウンテンバイク風なピストも欲しなるなあ、
マウンテンバイクを得意とするカナダのKONAというメーカー、その2023年モデルにUNIT(ユニット)というシングルスピードが・・・極太タイヤに味わい深い油圧ディスクブレーキ、29インチなんで、日本人にはかなりデカいフレームになりますが、そのぶん走破性もハンパないのでは、
しかし、いくら数売れないモデルでも、税込み小売価格18万前後って、そりゃないで・・・大阪ナニワの老舗(しにせ)メーカー『アラヤ』さんなら、確実にこの半値で売り出せるはず、
じゃあ、気長にアラヤさん待ちということで、
日本を代表するマウンテンバイクブランドMuddyFox(マディーフォックス)シリーズの変わり種のひとつとして、また、細くて硬いタイヤばかりが並ぶピストバイク業界に新風を吹き込む意味でも、ぜひマウンテンバイクよりなピストの開発、よろしゅうお頼(たの)申します、
あと、フレームサイズも、29インチは基本、いかつい欧米男性用に限られるんで、大きくしても27.5インチまで、そしてもっと大切なことは、小柄な体型や日本の狭い道路事情にもピッタリな26インチモデルも、定番モデルとしてぜひ残してほしいすね、
ミニベロのキビキビ感すら感じさす26インチモデルは、走破性や巡航性能にすぐれた27.5インチには無い独特な魅力があって・・・けど、今じゃほとんど市場からも姿を消しつつあるので、日本の軽自動車やないけど、このフレームサイズは絶対残すべきや…せめて日本国内だけでも、
2023年05月15日
慣れるほどビデオ編集の単調なくりかえし作業がより楽しくリズミカルに…手に吸い付くような『コントア・シャトルプロ・V2』の奥深く快適な操作性
見た目の第1印象は、前面のボタン配置が『風の谷のナウシカ』に登場する王蟲(オウム)の青い目・赤い目を想像してしまうんですが、デザイン的にはちょっと微妙というか、
たしかに、見た目でいえばもっとピンとくるデザインの編集機材もあるけど…ちなみに、なんで目の色が青や赤に変わるんや、
ふだんおとなしい時は青色なんですが、外部から必要以上に強い刺激を受けると、興奮状態になって目も赤くなり手が付けられなくなるとか・・・ところで、この製品、なんて発音すればいいんすか、
CONTOUR Shuttle PRO v2 と書いて、コントゥワ シャトルプロ ブイツー、日本代理店では、『コントゥア』を『コントア』と簡単に発音させてるから、以後『コントア』でええやろ、
しかし、なんでまたこんな珍しい編集機材を、
ホンマはこれより安価でデザイン性もすぐれた旧モデルが良かったけど、あいにく品切れのためしかたなく、
旧モデルは早送りやコマ送りを受け持つ中央のシャトル部分は共通ですけど、使えるボタンは5個、対してこちらの新型は、なんと15個という、
カタログを見た瞬間、こんなにボタンいらんやろって思ったけど、いざ使い始めて、ボタンの設定方法にも慣れてくると、これが不思議なもんで、次から次へと編集に必要なコマンドを登録したくなり、使い始めからわずか2か月なのに、未登録ボタンはすでにあと2つ、
ちなみに、この機材は、ひとつの映画を数十個のシーンに分割するとか、そういった反復作業に絶大な威力があると、
キーボードのばあいは飛び飛びのキー配列になるから手や目の移動も大きくなるけど、この手の編集機材は、自分が欲しいキーコマンドを欲しい配列に並べるんで、目はモニターに集中したまま、手首はコントローラー上で快適に安らぎつつ、指先の感触だけで単調な編集作業のほとんどがやれてまうから、楽器で心地よいリズムを刻むような感覚で作業を続けられるんや、
編集作業の基本スタイルは、正面にVEGAS PROの編集画面があって、その手前にキーボード、左手にトラックボール、右手にコントアという、
キーボードは脇役(ワキヤク)で、ほぼ両手のコンビネーションだけで作業が進むようになってる・・・ちなみに、左手のエレコム製トラックボールも、デザイン的にはイマイチやけど、いったん使い始めると、手放せなくなる使い心地で、いろんなボタンに各種コマンドも割り当てできるし、ボールが黒色の旧型は、メチャお値打ち価格になってるし、マウスみたいに本体を動かさないでも使えるし、いちど慣れるとホンマ楽、
エレコムのトラックボールといい、コントアのシャトルプロといい、本体を動かすことなく定位置で使えて、見た目よりも実際さわって操作するときの快適性がミソ(重要なセールスポイント)なんすね、
エレコムのトラックボールは、右手用を左で使ってるけど、違和感無いどころか、ますます手になじんで来るし、見た目は奇怪なヒラメのようなコントア・シャトルプロも、前面に並んだ9個のボタンは、透明カバーがはずれるようになってて、付属するコマンド用の小さな紙片(シヘン)を表示できるし、じっさい使い始めると、左右とも手の平全体が癒(い)やされるような心地よさで、用が無くても触れていたくなる、
じゃあ、ボタン5個の旧型よりも15個の新型で大満足と、
価格は倍もするけど、それだけの値打ちが実感できるスグレもん・・・ちなみに、ボタン5個の旧型を使うばあいも、反対側のマウスなりトラックボールなりに、たくさんコマンド入力できるボタンがあれば、快適に使えるはず、
今回、より安価な並行輸入品を選択しましたが、問題無いすか、
できれば日本の代理店を通した正規輸入品のほうが、トラブル時の対応は安心やけど、今のところまったく問題なく・・・もともと旧型も長いこと愛されて、その信頼性も高いみたいなんで、新型も同様であることをいのりたい、
無線にして欲しかったという声もありますが、
利便性を思うとその声もよう分かるけど、故障知らずの安定した動作を思うと、やはり有線のほうが・・・ちなみに、エレコムのトラックボールは、USB無線接続やけど、もう5年くらい安定した働きぶり、
しかし、そもそもなんで『コントア』とかいう、知る人ぞ知るマニアックな編集機材を、
前世紀、ソニーの据(す)え置き型MDプレーヤーを使ってたとき、音楽の好きな部分を切り出すさいに使うジョグシャトルという回転式の編集ボタンがメチャ使いやすくて、VEGAS PROで動画編集するようになっても、そのことがずっと頭にあったもんで、じゃあYouTube退場記念にひとつ買ってみるかと、
じっさいどうでした、
ジョグシャトルそのものは、コマ送りでカット位置を決める時など、いまも便利やけど、じっさい早送りのほうは編集画面をクリックすれば瞬間移動できるんで、MD時代ほどのありがたみは・・・むしろ、欲しいキーやコマンドを自分の使いやすい位置に並べて置ける快適性のほうがはるかに印象的で、
思えば、一般人が趣味でビデオ編集したり、インターネットに動画を公開したりする時代は、ごく最近の話なんで、『コントア』というマニアックなメーカーを知らなくても当然というか、
ここ10年ちょっとで、パソコンもインターネットも急速に安価で高速になり、YouTubeもマスコミを上回る勢いで世界中から支持され、ビデオ機材も安く高性能になり、いままで動画の受け手だった一般人も、気軽に作り手・送り手の側に回り込めるようになって・・・きっと時代の大きな変わり目なんやろなあ、
ジャンルを問わず、作り手・送り手の側に回りこむと、受け身の状態では味わえない本格的な手ごたえがあって、この楽しさをいちど味わうと、もう止(や)められないすね、
それにつけても、インターネットやYouTubeで、知りたい部分だけをピンポイントでわかりやすく教えてくれる善意の人々には感謝しか無いなあ・・・コントアのくわしい使い方といい VEGAS PRO の踏み込んだ使い方といい、自分ひとりやったら、とてもここまで来られなかったわけで、
たしかに、見た目でいえばもっとピンとくるデザインの編集機材もあるけど…ちなみに、なんで目の色が青や赤に変わるんや、
ふだんおとなしい時は青色なんですが、外部から必要以上に強い刺激を受けると、興奮状態になって目も赤くなり手が付けられなくなるとか・・・ところで、この製品、なんて発音すればいいんすか、
CONTOUR Shuttle PRO v2 と書いて、コントゥワ シャトルプロ ブイツー、日本代理店では、『コントゥア』を『コントア』と簡単に発音させてるから、以後『コントア』でええやろ、
しかし、なんでまたこんな珍しい編集機材を、
ホンマはこれより安価でデザイン性もすぐれた旧モデルが良かったけど、あいにく品切れのためしかたなく、
旧モデルは早送りやコマ送りを受け持つ中央のシャトル部分は共通ですけど、使えるボタンは5個、対してこちらの新型は、なんと15個という、
カタログを見た瞬間、こんなにボタンいらんやろって思ったけど、いざ使い始めて、ボタンの設定方法にも慣れてくると、これが不思議なもんで、次から次へと編集に必要なコマンドを登録したくなり、使い始めからわずか2か月なのに、未登録ボタンはすでにあと2つ、
ちなみに、この機材は、ひとつの映画を数十個のシーンに分割するとか、そういった反復作業に絶大な威力があると、
キーボードのばあいは飛び飛びのキー配列になるから手や目の移動も大きくなるけど、この手の編集機材は、自分が欲しいキーコマンドを欲しい配列に並べるんで、目はモニターに集中したまま、手首はコントローラー上で快適に安らぎつつ、指先の感触だけで単調な編集作業のほとんどがやれてまうから、楽器で心地よいリズムを刻むような感覚で作業を続けられるんや、
編集作業の基本スタイルは、正面にVEGAS PROの編集画面があって、その手前にキーボード、左手にトラックボール、右手にコントアという、
キーボードは脇役(ワキヤク)で、ほぼ両手のコンビネーションだけで作業が進むようになってる・・・ちなみに、左手のエレコム製トラックボールも、デザイン的にはイマイチやけど、いったん使い始めると、手放せなくなる使い心地で、いろんなボタンに各種コマンドも割り当てできるし、ボールが黒色の旧型は、メチャお値打ち価格になってるし、マウスみたいに本体を動かさないでも使えるし、いちど慣れるとホンマ楽、
エレコムのトラックボールといい、コントアのシャトルプロといい、本体を動かすことなく定位置で使えて、見た目よりも実際さわって操作するときの快適性がミソ(重要なセールスポイント)なんすね、
エレコムのトラックボールは、右手用を左で使ってるけど、違和感無いどころか、ますます手になじんで来るし、見た目は奇怪なヒラメのようなコントア・シャトルプロも、前面に並んだ9個のボタンは、透明カバーがはずれるようになってて、付属するコマンド用の小さな紙片(シヘン)を表示できるし、じっさい使い始めると、左右とも手の平全体が癒(い)やされるような心地よさで、用が無くても触れていたくなる、
じゃあ、ボタン5個の旧型よりも15個の新型で大満足と、
価格は倍もするけど、それだけの値打ちが実感できるスグレもん・・・ちなみに、ボタン5個の旧型を使うばあいも、反対側のマウスなりトラックボールなりに、たくさんコマンド入力できるボタンがあれば、快適に使えるはず、
今回、より安価な並行輸入品を選択しましたが、問題無いすか、
できれば日本の代理店を通した正規輸入品のほうが、トラブル時の対応は安心やけど、今のところまったく問題なく・・・もともと旧型も長いこと愛されて、その信頼性も高いみたいなんで、新型も同様であることをいのりたい、
無線にして欲しかったという声もありますが、
利便性を思うとその声もよう分かるけど、故障知らずの安定した動作を思うと、やはり有線のほうが・・・ちなみに、エレコムのトラックボールは、USB無線接続やけど、もう5年くらい安定した働きぶり、
しかし、そもそもなんで『コントア』とかいう、知る人ぞ知るマニアックな編集機材を、
前世紀、ソニーの据(す)え置き型MDプレーヤーを使ってたとき、音楽の好きな部分を切り出すさいに使うジョグシャトルという回転式の編集ボタンがメチャ使いやすくて、VEGAS PROで動画編集するようになっても、そのことがずっと頭にあったもんで、じゃあYouTube退場記念にひとつ買ってみるかと、
じっさいどうでした、
ジョグシャトルそのものは、コマ送りでカット位置を決める時など、いまも便利やけど、じっさい早送りのほうは編集画面をクリックすれば瞬間移動できるんで、MD時代ほどのありがたみは・・・むしろ、欲しいキーやコマンドを自分の使いやすい位置に並べて置ける快適性のほうがはるかに印象的で、
思えば、一般人が趣味でビデオ編集したり、インターネットに動画を公開したりする時代は、ごく最近の話なんで、『コントア』というマニアックなメーカーを知らなくても当然というか、
ここ10年ちょっとで、パソコンもインターネットも急速に安価で高速になり、YouTubeもマスコミを上回る勢いで世界中から支持され、ビデオ機材も安く高性能になり、いままで動画の受け手だった一般人も、気軽に作り手・送り手の側に回り込めるようになって・・・きっと時代の大きな変わり目なんやろなあ、
ジャンルを問わず、作り手・送り手の側に回りこむと、受け身の状態では味わえない本格的な手ごたえがあって、この楽しさをいちど味わうと、もう止(や)められないすね、
それにつけても、インターネットやYouTubeで、知りたい部分だけをピンポイントでわかりやすく教えてくれる善意の人々には感謝しか無いなあ・・・コントアのくわしい使い方といい VEGAS PRO の踏み込んだ使い方といい、自分ひとりやったら、とてもここまで来られなかったわけで、