auひかりマンションタイプGはメタルケーブルを使用した新たな通信規格「G.fast」により最大通信速度下り664Mbps、上り166Mbpsを実現している。
料金プランは税別で「お得プラン(2年契約)」でネット接続サービスのみの場合、1マンション当たり16件以上の契約がある場合3800円、電話またはテレビのサービスをそれぞれ500円で追加できる。
なお、新k契約時に30000円の初期費用と3000円の新規登録料が必要となる。
サービス開始当初の提供エリアは首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)と関西(大阪・兵庫)となる。
各戸まで光を敷設されていない古い集合住宅などでは建物のMDF(主配線盤)から各戸まで、電話回線用の既存メタルケーブルを使用し通信するVDSL「Very high bit rate Digital Subscriber Line(ベリーハイビットレート・デジタル・サブスクリバ・ライン)」 方式でつないでいるのが一般的。AUひかりマンションでもVDSLを用いた「タイプV」において上り、下りともに最大通信速度100Mbpsのサービスを提供している。
KDDIではすでに「タイプV」が提供されているマンションに対して「G.fast」対応設備を導入。これが完了した施設から順次提供を開始する。
これによりユーザーは、契約変更を申し込み、宅内機器の交換を行うだけでタイプGへの切り替えを行うことができる。
「G.fast」は、ITUでG.9700、G9701として規格かされている技術。AUひかりマンションタイプGで各戸に宅内装置として設置される「G.fast」対応モデムは、ギガビット対応有線LANポート×2、電話用のRJ‐11モジュラージャック×1を装備いている。
またホームゲートウェイとしては次世代WiFi規格「IEEE 802.11 ax」に対応し、最大2.4Gbspでの無線通信が可能な「BL1000HW」(NEC プラットホーム製)がレンタル提供される。「BL1000HW」は3月よりサービスが提供されている最大10Gbpsのインターネットサービス「auひかり 10ギガ/5ギガ」のユーザー向けにも提供される。
auひかり
auひかりマンション「タイプG」を提供開始
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