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2022年03月06日

さもありなん 3

DCF00640.JPG


昨日紹介した、石原慎太郎氏は委員会の発言の中で「神道は宗教ではありませんよ」という発言がありました。

私たちの周りに多くの神社があります。その神社に親しんで私たちは育ってきました。大概お祭りで神社に親しんできたわけです。その神道に限って宗教ではありませんよ。ということなのです。

宗教である神道もあります。それは神社神道と分けて「教派神道」と表現します。神道系の団体で、教祖がおりますし、経典もあります。大きな団体では大本・天理・金光・黒住などがあります。

神社神道は、教祖はおりませんし経典はありません。神典古事記はあります。古事記は、伝承時系が長く、その間に「神話」の世界に置かれがちですが、神々の譜系として捉えると格別なものです。と同時に、地球に働いた天地創造の力(法則)の時系列とも言えます。これ所以で宗教ではないということです。石原慎太郎氏の見識にお見事という他ありません。

今年、日本列島にとって「大事な大事かお祭りが行われます」

このお祭りがあることで、地形的に見る日本列島が鎮まっています。

古代の人々は、ここに神様をお祀りしなければならない。「分かっていたのです」だから、神社を創りました。しかも、4社です。それは、諏訪湖を囲むようになっています。

諏訪湖は、日本の大断層が2つ交差しています。

静岡から諏訪・糸魚川を通るフォッサマグナ。それと、九州・四国・紀伊半島・愛知・静岡・秋葉街道を通って諏訪でフォッサマグナと交差して、太平洋に抜ける中央構造線です。

この2つの断層が動くと、日本列島は無くなってしまうかもしれない。分かっていたのですね。
それで、断層の交差点を囲むように、諏訪大社を4社お祀りしたのでしょう。

上社「前宮・本宮」
下社「春宮・秋宮」

そして、各宮にはそれぞれ4本の柱を建てます。合計16本。
4社の配列といい、16本の御柱といい、見事な配列です。

私がこの配列を見ると、天地の間に16本の「楔(くさび)」を打ち込んだ形に見えます。それには、どうか断層が動きませんように、という想念が籠っている形に思えてならない。

諏訪大社は、お諏訪様と親しみを込めて呼ぶ方もいます。日本を代表する古いお宮です。これが古すぎて、いつの発祥なのか不明です。御柱祭の発祥年も不明です。記録として文献に残されてはいます。だが、その年が発祥年と、限れない要素があるのです。

古すぎて分からない事の多い諏訪大社です。ですが、日本にとって大事な神社とお祭りです。ということは、日本の神道は、私たち日本国民にとって、決して疎かにしてはならない、歴史と伝統であると。どう思いを巡らしても私には思えます。

タグ: 神道
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