日本の信者は女性ばかり。「ここで決断しないと悪いことが起きる」
と…(写真は、旧統一教会の合同結婚式)/(C)ロイター
日刊ゲンダイも元信者の証言を載せていた。
下記です。
元記事↓ ↓ ↓
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/309314
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安倍元首相銃撃で見えた 統一教会の実態
元信者が明かす訪問勧誘の手口 旧統一教会問題はなぜ「女性被害者」が圧倒的に多いのか
公開日:2022/08/05 06:00 更新日:2022/08/05 06:00
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「勧誘のターゲットは女性? 圧倒的に女性です。マスウエディングのメンバーを集める時に女性信者が多く、男性が集まらなくて困っています。だから韓国人男性に、『日本人の女性と結婚できるよ』と誘い、マスウエディングに参加させています」
「全国霊感商法対策弁護士連絡会」の山口広弁護士は先月29日、外国特派員協会で開いた会見で旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の現状をこう指摘した。マスウエディングとは「合同結婚式」を指す。
山上徹也容疑者(41)の母親も信者だ。旧統一教会に入信したのは1991年ごろ。81年に実母を失い、84年には夫が飛び降り自殺、そして長男が小児がんを患い、10歳の頃、抗がん剤投与で右目を失明した。母親は同じ地域に住む信者に悩みを打ち明けるうちに旧統一教会に勧誘され、活動にのめり込んでいった。
世の中には子育てや教育、夫婦生活、病気、親の介護など、悩みを抱える人は多い。なぜ、旧統一教会は女性を勧誘するのか、女性は宗教に救いを求めるのか。
■霊感商法では宗教的な脅迫手段を使う
自身も元信者で、37年間、脱会支援活動を続けている東北学院大非常勤講師で日本基督教団白河教会牧師の竹迫之氏に聞いた。
「信者は勧誘先の自宅を戸別訪問し、『占いの勉強をしている』とか『無料で運勢を見ている』とアプローチするケースが多い。活動するのは日中ですから、家にいるのは大体が主婦層です。出産もそうですが、女性は結婚で名字が変わるなど、ライフステージで変化や我慢を強いられることが男性に比べて多い。子育てで悩むことも多く、実際には解放させるわけではありませんが、勧誘の際は我慢からの解放を期待させるのです。
もともと女性信者が多く、同性同士の方が同じ悩みや不安を抱えていたり、心を許せるというのもあります。そんな女性の心に届くような話をする一方、霊感商法のトークでは『ここで決断しないと、お子さんに悪いことが起きる』と宗教的な脅迫を行い、どんどん深みにはまるパターンが多いのです」
女性信者が多い理由として、「2世問題」も考えられるという。
「信者同士の子どもですから、男性も相当数いるはずですが、男性は早くから家庭を離脱して自立し、女性の信者が居残る率が高いのです。男性は家を出ても仕事があるから何とかなると希望を持ちやすいが、女性はなかなか思い切りにくい。旧統一教会の環境下に置かれることに慣れ、支えを失うのが不安なのかもしれません」(竹迫之氏)
多くの信者が脱会したら自分が不幸になり、家族もまた不幸になると信じ込まされている。
タグ: 統一教会
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