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2024年12月02日

ルート29を観た感想

ayase1.png







※個人的な感想ですので
皆様とは
意見が違うかもしれませんが
あくまでも一人の
感想ですのでご容赦願います

絵本を映画にしたらこうなったのだ


ルート29 [ 黒住 光 ]

価格: 1760円
(2024/12/2 02:21時点)
感想(0件)




この映画は

画が本当にキレイです



絵本を

映画にしたら

こうなるんだろうなと

思います



色にこだわって

画角にこだわって

撮っていて

絵本のページを

観ているかのようです

ru-to.png


主人公の女の子が

中性的で

手足が長く

子どもっぽくもなく

絵になります



主人公の心情とか

女の子の心情とか

お母さんの心情とか

物理的な矛盾とか

考えだしたら

多分

置いて行かれる映画です




深い森の田舎を感じて

薄暗い道路の田舎を感じて

絵本の世界を

楽しむように

観る映画なのでは

ないでしょうか


aya.png



綾瀬はるかさんが

出演されていますが

いわゆる

”綾瀬はるかさん”らしい

演出はないので

主演は特に綾瀬さんだと

思わない方がいいかもしれません



と言ったら

怒られると思いますが

(すみませんの世界)

パブリックイメージ

については個人差があるので

なんとも言えませんが

他の作品で

綾瀬さんの感情表現や

身体能力が素晴らしいのを

知っているので

この映画では

極力感情の起伏と動きを

抑えていらっしゃるのが

特に目立つなと

勝手に思っただけです

あやせ12.png


表現が

難しいですけど


綾瀬さんの役については



敢えて母性を感じさせない

事が重要だったので

感情も動きも制限されて

いたのではないでしょうか






なぜか

女の子と旅をする

ことになるのですが

理由はともかく

二人旅の

ストーリーに

まったく湿っぽさというか

湿り気がないんです


でも

温もりがないわけじゃなくて

やわらかいけど

乾いた感じなんです




風景は

思いっきり湿り気が

あるんですけど

。。。。。

って

意味不明でしょうが


コレがこの映画の

大事な部分だと思った私です


この作品を

観やすくしてくれている

のかなって思ったんです


コレは本当に

観ていただかないと

表現が難しいので

分かってもらえないかも

しれません


(観てもわからんわ!って

思われたらすみません)

表現が難しいけど

それくらい

不思議な映画でした



そして私は

数ある

静かな映画の中でも



忘れられない

好きなほうの映画だなと

思いました




natabare.png


姫路から鳥取までの

二人旅が主なストーリー

なのですが

その間

田舎の森林の

深いグリーンが

濃くて良い感じです

街灯もない 傷んだ

アスファルトの道も

良い感じです
あやせ.png



ですが 

そんな

田舎道が素敵に見えます

(個人の感想です)


でも 実際

田舎の道を走ったら

怖いんじゃないかと

思います


前後に全然車がいない状態

で暗い傷んだ道路を走るって

本当に怖いですよ




私は田舎育ちなので

「ああ、こんな道がまさに

田舎の道だ」

と思いましたから



でも

映画なので

とてもファンタジーに

描かれています


絵本の中のような

雰囲気になっています



淡々としてるのですが

ハマったらハマります



それから

ネタバレに

ちょっとなるけど


たばこのシーンが

多いんです

なんでだろう?

と思うんですが


そこには

なんとなくですが

母性の排除だったのかも

しれないと思ったのは

家に帰って

考えた結果です



むしろ

女の子の方に

なぜか包容力と

母性を感じたな と

思うのです


そのための演出なのかは

分かりませんが







最後に

大きなファンタジーが

待っています

すべては

このシーンのために

あったのかと

思うくらい

美しかったです



だから

最後まで

まっさらの気持ちで

見てくださいね

って

これから観る方に

お伝えしときます




それから




もし


虫やお魚が苦手な方

ちょっとだけ

注意が必要かもしれません



読んでありがとう」青.png











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